猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

クォーツキャッツアイ:Quartz Cat's eye

 

やぁやぁ、気が付けば3月のマーチ、花粉症の方には厳しい時期となっております。

 

あたしは花粉症ではないっぽいので特に花粉の時期だからというお悩みはないものの今年は花粉の量が多いみたいなので、うん、まぁ、お大事にして下さいっていうか、どうにもならない、どうこうできる事ではないかと思いますが、何とか夏くらいまで耐え抜いて下さいませ。

 

ちゅ~ような感じの中、昨年末にスマフォの機種変更をした時、何だか話しの流れでマイナンバーカードというようなものの申請までドコモショップで手続きしてもらい、すっかり記憶から消去、や、昨年の話しっすよ、そんなの覚えていねぇ~よ・・・

 

ってな感じで日々を過ごしておったところ、ドコモショップから電話があり、そろそろマイナンバーカードができたかしら?みたいな話しをされ、や、特に区役所とかからは何の連絡もない、うむ、やはり何の郵便も届いておらぬよ。

 

みたいな話しをした翌日、区役所から郵便が届き、準備が整ったから取りに来い的な感じの内容であったので渋々ではあるが、指定された区役所の窓口まで足を運んだのである。

 

何でもポイントが付与される期限があるとかで窓口は行列、只今の待ち時間は1時間みたいな状態であったのだが、無事にマイナンバーカードをゲットし、改めてドコモショップに連絡、マイナンバーカードができました、あたし。

 

何故にドコモショップが関係してくるのか十分に理解していなかった、あんまり分かっていなかったもののドコモショップに連絡した時にドコモショップの予約もしたので渋々、や、ドコモショップって予約制になってからマジに行き難いっていうか、すごく行くのが面倒になった、無駄に敷居が高くなったから本当に渋々な気分でドコモショップにも行ったのである。

 

で、何か分からないけどポイントをゲットしたみたいなんですが、その一部はドコモポイントになるみたいで、うん、まぁ、ドコモポイントなんて機種変更とかのタイミング以外では使った事がない、何それ、どうやって使うの?

 

みたいな感じであるからドコモショップのお姉さんにお任せ、何かアプリとかを入れてもらってドコモポイントを使えるようになった、そこそこのドコモポイントの遣い手になり、使えば使う程に何かとお得になったのである。

 

や、前々から使えたっぽい、前々から使えば使う程にお得っぽかったみたいなんですけどね。

 

しかしながら、あたしは海外ではクレジットカードよりもトラベラーズチェックが主流であった時代に生きてきた人間であり、現金もしくはクレジットカード、ま、最近はスイカみたいな現金をチャージして利用するサービスも使っておりますが、基本的にポイントという概念の通貨を使う習慣がないので何というか・・・

 

ドコモポイントって何?

 

や、だってもう既にドコモカード持ってんじゃん?

 

クレジットカードなんて今じゃ誰でも簡単に作れちゃってますけど、やれ年収だの、やれ勤続年数だの、やれ持ち家の有無だの、やれ独身なのか家族がいるのかだの、挙句の果てには年齢が若いってだけで申請しても審査で引っ掛かる、や、年齢の事を最後に言うなら年収とか勤続年数とか持ち家とか家族構成とか関係ねぇ~じゃん?

 

ま、頑張ってアメックスもプラチナまでは育てたし、年齢制限をクリアしてダイナーズだって持ってましたが、今じゃ特に必要もないドコモカードを作った挙句、マジで使う機会がないから仕方なく携帯とかの電話料金を決済しているっていう、ある意味、マッチポンプって感じの様相を呈しているんですが・・・

 

ま、いいんだけどさ。

 

ちゅ~ような感じの今日この頃なのであります。

 

 

 

クォーツキャッツアイ(Quartz Cat's eye)

 

今回は「クォーツ・キャッツアイ」の紹介となりますが、鉱物的には天然クォーツは透明石の場合には「和名:水晶」となり、不透明石や半透明石の場合には「和名:石英」という名称で取り扱われます。

 

この「石英」という鉱物は最も単純な組成の鉱物のひとつとなり、多種多様な岩石中に含まれて、色合いや透明度、特殊な光彩効果の有無、インクルーションの種類、集合構造等によって名称が変わる事から参考までに様々なクォーツ類の紹介しておきます。

 

クォーツ・グループの様々な宝石名や通称

  • 透明無色石 → 宝石名:ロッククリスタル(和名:水晶)
  • 透明紫色石 → 宝石名:アメシスト(和名:紫水晶)
  • 透明黄色石 → 宝石名:シトリン(和名:黄水晶)
  • 透明紫&黄色石 → 宝石名:アメトリン
  • 透明褐色~茶褐色 → 宝石名:スモーキークォーツ(和名:煙水晶)
  • 透明暗褐色~黒色石 → 宝石名:カンゴーム(和名:黒水晶)
  • ルチルインクルージョン入り → ルチレイティッド・イン・クォーツ
  • 樹枝状インクルージョン入り → デンドリチック・クォーツ
  • 二相インクルージョン入り → エンハイドラス・クォーツ(水入り水晶)
  • イリデッセンス効果 → レインボー・クォーツ
  • アベンチェリン効果 → 宝石名:アベンチェリン、アベンチェリンクォーツ
  • シャトヤンシー効果 → 宝石名:クォーツ・キャッツアイ
  • アベンチェリン効果 → 宝石名:アベンチェリン(和名:砂金水晶)
  • 半透明乳白石 → ミルキー・クォーツ(和名:乳石英)
  • 半透明ピンク石 → 宝石名:ローズ・クォーツ(和名:紅水晶)
  • アステリズム効果 → 宝石名:スター・クォーツ

 

このような感じで挙げ出したらキリがなくなってしまうのですが、内包されるインクルージョンの種類によって「インクルージョン名・イン・クォーツ」と呼ばれるタイプの水晶だけでも多岐に亘り、水晶内に成長線や成長過程で内包されたインクルージョンの層が見られるゴースト・クォーツ(幽霊水晶、山入り水晶)、水晶の中に別の水晶が取り込まれたネガティブ・クォーツ等の通称で呼ばれる貫入水晶など形状や形態によって固有の名称や通称を持つものもあります。

 

また、今回は省略しましたが、潜晶質と呼ばれる石英の微細な結晶が集合体となった各種のカルセドニー(和名:玉髄)、アゲート(和名:瑪瑙)、ジャスパー(和名:碧玉)といった様々な宝石も「クォーツ・グループ」に入ります。

 

 

 

ちゅ~ような感じでクォーツといっても実に多種多様、とても様々な特徴を持った宝石種があるのですが、今回は「クォーツ・キャッツアイ」に焦点を当てて紹介したいと思います。

 

クォーツ・キャッツアイの宝石名で呼ばれるものは主に繊維状の鉱物インクルージョンが平行して分布する事によって「シャトヤンシー効果(キャッツアイ効果)」が見れるクォーツになりますが、これ以外にも水晶の成長過程で生じた管状インクルージョンや針状インクルージョンによってシャトヤンシー効果を示すものがあります。

 

クォーツ・キャッツアイの場合、透明~半透明~不透明の無色~白色系のもの以外に淡色から濃色までの灰緑色系をしたタイプの名称となり、ローズ・クォーツやスモーキー・クォーツ等のキャッツアイ石の場合には、それぞれの宝石名の後ろにキャッツアイと記載されます。

 

また内包するルチルインクルージョンによってキャッツアイを示すものもあります。

 

 

 

こちらは見た目の色合い的には全く違っていますが、濃緑色系のクォーツ・キャッツアイです。

 

【 クォーツ・キャッツアイの特徴や数値について 】 

  • 鉱物名:天然クォーツ
  • 宝石名:クォーツキャッツアイ
  • 結晶系:六方晶系
  • 産出形状:柱状結晶、群晶
  • カラー:無色~白色系~淡灰緑色系~濃灰緑色系
  • 光彩効果:シャトヤンシー効果(キャッツアイ効果)
  • 透明度:透明~半透明
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:7程度
  • 劈開:なし
  • 断口:貝殻状
  • 比重:2.65程度
  • 偏光性:複屈折性
  • 屈折率:1.54~1.55程度
  • 多色性:明瞭な二色性
  • インクルージョン:管状包有物、針状包有物、繊維状包有物

 

カボッション状にカット研磨したルースや丸玉等でないとキャッツアイ効果が見られないので主にカット研磨されたルースや丸玉での取り扱いになります。

 

 

 

最後に淡色系をしたクォーツ・キャッツアイのルースです。

 

クォーツに限らず、キャッツアイ石は特性上、宝石鑑別書等で記載される透明度は半透明となりますが、実際に見た感じとしては透明度の高いものから不透明なものまで存在しています。

 

一般的には透明度の高いもの程、キャッツアイ効果は弱く感じられ、逆に透明度の低いもの程、キャッツアイ効果が強く感じられますが、宝石としては透明度の高いもの程、より稀少性が高くなります。

 

キャッツアイ効果の強さを優先するか透明度の高さを優先するかは個々の好みで良いと思いますが、色合いや宝石の種類なんかも選択肢に入れ始めるとバリエーションが多くなるので軽く沼りますよ。

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

キャッツアイ石、好きだもんね、ちみ。

ΘεΘ

 

写真撮影するのが何気に大変なんですけどね。

ΦωΦ

 

カラーチェンジ効果とかも大変なのです。

ΘεΘ

 

面倒なところなんかも含めて好きだよね。

ΦωΦ

 

どんとこい。

ΘεΘ