7月、や、もう8月ですが、梅雨が明けて本格的な夏が始まったばかりというのに序盤から夏の猛攻、照り付ける太陽、ゆらゆらと揺れるアスファルト、陽炎、1時間も外を歩くとこめかみに鈍痛、おまけに最近、なんかエアコンの本体から水滴が垂れておるし、セミの鳴き声が聞こえるし、もう完全にHPゲージがレッドゾーン。
日々、蒟蒻ゼリーを食し、ユンケルみたいなのを飲んで何とか生き延びている。
ちゅ~ような感じですが、毎月1日には外出する際にイヤホンで聴く音楽の配信サービス、NTTドコモの提供しているDヒッツとかいうアプリで新しく10曲の音楽を無料でダウンロードできるのである。
ずっとドコモユーザーなので既に1000曲くらいの楽曲がダウンロードされているのであるが、まぁ、でも折角なので月初めには新たに10曲を選んでダウンロードをしている。
しかしながら、このDヒッツ、や、Dヒッツに限らず、AMAZONプライムとかも似たような感じなのですが、年齢や性別といった個人情報とか実際の利用履歴なんかに基づいている筈なのに何だか極めて不本意というか趣味嗜好性の全く合わないアーティストや楽曲、映画なんかをお薦め表示してくるのである。
Dヒッツの音楽で言えば、浜田省吾、松田聖子、徳永英明、尾崎豊、渡辺美里、杉山清貴、稲垣潤一、Winkといった具合に世代的に名前くらいは知っているものの特に興味もなくて聴いた事もないアーティストや楽曲がお薦めに表示されるし、AMAZONのプライムビデオでは、邦画だとトラック野郎とか仁義なき戦いとか世代云々ではなく、現在のコンプライアンス的にいいのか?っていうような古い作品やモノクロの戦争映画、洋画になるとジョーズくらいならまだしもモノクロの西部劇とかが表示されるのです。
や、もっと今どきの音楽や映画をお薦めしろよ、それ、情報収集のやり方と使い方、間違ってんじゃねぇ~の?
そう思わずにいられないポンコツっぷりなので、地道に検索したり、次々とスクロールしながら目ぼしいものを探すのであるが、そのような方法では結果的に既知の楽曲や映画に目が向き、久し振りに聴いてみるか、久し振りに観てみるかといった具合に最近の音楽や映画よりも過去の作品を聴いたり観たりしてしまう為、新しい情報は得る事ができず、かと言って過去に聴いていた音楽や観た事があった映画を改めて観ても時代感しか感じなくて、や、これ今である必要なくね?
みたいな気分だけが感想として残り、すげぇ~時間の無駄だった、くっすん。
インターネットの普及によって時代の変化が急速になって多くのものが姿を消したし、多くのものがデジタル化とかされちゃったし、当たり前だったものが当たり前ではなくなり、当たり前ではなかったものが当たり前になり、便利になった反面で不自由になり、ま、それはそれで世の中の流れなので仕方のない話しではありますが、であったとしてもっていうか、であるからこそ音楽や映画くらいはユーザーの年齢や性別よりも趣味嗜好性や現時点での人気度なんかを反映した作品をお薦めしてもらいたいものである。
ほんと時代の変化、時間の経過、世の中の移り変わりには驚くばかりですね。
ちゅ~ような感じで、8月に入り、いよいよ今年の夏は暑さが厳しいって事で間違いない的なムードがむんむんに漂っていますが、くれぐれも体調や事故等には気を付けて無事に楽しい夏をお過ごし下さいね。
アイオライトサンストーンについて
いきなりなんですが、実は「アイオライトサンストーン」というのは正式な宝石名ではなくて通称とか俗称になり、鉱物名としては「天然コーディエライト」、宝石名としては「アイオライト」となります。
母岩である宝石名となる「アイオライト」に他種鉱物がインクルージョンとして内包される事により、前回のブログで紹介した「サンストーン」と同様にキラキラと粒子状や破片状の煌めきが特徴となっている事から正式な宝石名ではないものの一般的に「アイオライトサンストーン」という通称で呼ばれているのです。
このキラキラと煌めく粒子状や破片状の他種鉱物のインクルージョンが見られなければ、基本的に母岩であるアイオライトという宝石の特徴を備えており、アイオライトサンストーンと類似したタイプとしては赤色に見える「レピドクロサイト(和名:鱗鉄鉱)」を内包したタイプに関しては「ブラッドショット・アイオライト」とという通称で呼ばれるるものがあります。
鉱物名:コーディエライト(宝石名:アイオライト)は、あまり用いられる事がないものの多色性が顕著で表面から見ると青色系に見える石が90度方向から見ると無色~黄色といった異なる色に見える事から「2色の石」という意味を持った「ダイクロアイト」の名称で呼ばれる事もありますし、古くはサファイアやに似た青色とスリランカの川床で採取されていた事から「ウォーターサファイア」という俗称で呼ばれていた時期もありました。
鉱物学的には「コーディエライト」、宝石学的には「アイオライト」または「ダイクロアイト」、俗称としての「ウォーターサファイア」、キラキラと煌めく粒子状や破片状の他種鉱物のインクルージョンが見られるタイプを「アイオライトサンストーン(通称)」、赤色に見えるレピドクロサイトがインクルージョンとして見られるタイプを「ブラッドショット・アイオライト」といった正式な宝石名や通称も含めて多くの名称や通称を持っている宝石となっています。
いくつもの名称や通称を持っているアイオライトですが、その名称や通称の多さは単色青色系の「アイオライト」または「コーディエライト」(俗称のウォーターサファイアは省略)と呼ばれるものとキラキラと煌めく粒子状や破片状の他種鉱物をインクルージョンとして内包している「アイオライトサンストーン(通称)」及び赤色に見えるレピドクロサイトがインクルージョンとして内包している「ブラッドショット・アイオライト」では見た目の印象が全く異なっている為、通称や俗称で区別した方が分かり易いという側面もある事から参考にして下さい。
単色の青色系をした「アイオライト」は「アイオライトサンストーン」や「ブラッドショット・アイオライト」のような特徴的なインクルージョンによるキラキラと煌めく光彩効果(アベンチュレッセンス)が見られない為、もっとも綺麗な青色系の部分をルースの正面にしたファセットカットが施される場合が多いのに対し、アベンチュレッセンスが特徴となるアイオライトサンストーン等はサイズ感のある大き目なカボッション系のカットが施される場合が多く、アイオライトの青色系の色合いだけでなくアベンチュレッセンスがもっとも効果的に見られるように意図的に複数の色合いが正面からも見えるようにカット研磨されているものもあります。
同じ鉱物種で同じ宝石名であっても見た目の雰囲気や印象が全く違っている為、お好みに合わせて選ぶのが良いかと思いますが、アベンチュレッセンスの見られるアイオライトサンストーンはインクルージョンとして他種鉱物が内包している為、単色のアイオライトに比べると割れたり剥離したりし易く、よりデリケートな宝石になるので取り扱いには少し注意が必要かもしれません。
単色のアイオライトもモース硬度は低くないものの劈開が一方向に明瞭となる為、衝撃等によって剥離するように割れ易いのですが、アイオライトサンストーンよりは扱い易いです。
基本的には単色の青色系をしたアイオライトの方が宝石としては価格が高くなり、アイオライトサンストーンの方はサイズや色合いや透明度、アベンチュレッセンスの入り方や美しさ、カット形状といった諸要素によって価格に幅がある為、フィーリング重視で良いかと思いますよ。
【 アイオライトサンストーンの特徴や数値について 】
- 鉱物名:天然コーディエライト
- 宝石名:アイオライト
- 別名:ダイクロアイト
- 通称や俗称:アイオライトサンストーン
- その他:赤色のレピドクロサイトが内包されたブラッドショット・アイオライト
- 和名:菫青石
- 結晶系:斜方晶系
- 産出形状:短柱状結晶、双晶、塊状、粒状
- カラー:帯紫青色、青色、帯褐青色、帯緑青色等
- 透明度:透明~半透明
- 光沢:ガラス光沢
- モース硬度:7~7.5程度
- 劈開:一方向に明瞭
- 断口:貝殻状
- 比重:2.53~2.78程度
- 偏光性:複屈折性
- 屈折率:1.522~1.578程度
- 多色性:強い三色性
- 分光性:特に必要な吸収は認めないが方向により変化
- インクルージョン:液体包有物、微小包有物、結晶包有物等
- 産地:スリランカ、インド、ブラジル等
主にカボッション系のカット研磨が施されるもののファセットカットが施される場合もありますが、カボッション系のカット研磨が施されたルースに比べると小粒サイズの寸法となる為、アベンチュレッセンスの光彩効果も大粒サイズのカボッション系のものより目立たなくなる事から、こうしたところも購入する際の判断となります。
個人的にはアイオライトサンストーンは魅力的な宝石で惹かれる要素が多いので好きなのですが、ジュエリー製作をする際には極めてデリケートな扱いを求められますし、ジュエリー等の装飾品として着用されるにしても同様にデリケートに取り扱う必要があるる為、どちらかというと観賞用のコレクション向けかもしれませんが、ペンダント等に加工すると非常に見栄えする事も確かなので悩んじゃう系の宝石なのです。
ま~ま~の数のアイオライトサンストーンのルースをジュエリー製作中に割ってしまった経験があるので苦手意識があるのかもしれませんが・・・
ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。
ΦωΦ
特殊な光彩効果が見られる宝石って何だか惹かれますね。
ΘεΘ
個性的だし、印象が強く残るからね。
ΦωΦ
好まれる方は多いと思いますが、優先するポイントと順位を決めないと悩むでしょうね。
ΘεΘ
好きなものや好きな事で悩むのは幸せな事なので良いのです。
ΦωΦ
嫌な事で悩むのは最悪ですけどね。
ΘεΘ