すっかり忘れておった、失念しておったのだが、ちょうど1年前の3月にOMEGAとSWATCHがコラボレーションしたムーンスウォッチが発売され、渋谷のセンター街が大混雑、確か結局、その日は人が集まり過ぎちゃった為に販売中止になっちゃったと思うんですが、ま、そういう事がありました。
そして時は流れて1年後、2023年の3月になり、今度は日本橋兜町で大行列ができておったので何だろうと思ったらムーンスウォッチの針が金色の特別モデルが発売されるとかで、それを求めて大勢が詰め掛けていたのであります。
や、兜町も変わったよね、株屋とか証券取引所とか証券会社とか投資顧問会社とかが集まった金融街って感じだった頃のイメージは薄れちゃって、もう現在では普通のオフィス街っていうかショッピングをしたり、いい感じの飲食店なんかが多い緊張感のない観光エリアのひとつになっちゃってますもんね。
ちゅ~ような事があり、記憶が戻った、1年振りにムーンスウォッチの事を思い出した、ちょっと気分的に欲しくなったので、渋谷のスウォッチショップにポケモンGOをしながら立ち寄ったところ誰も順番待ちとかで並んだりしていないし、店内もスタッフしかいない閑散とした状態だったのであります。
で、今日は何色がある?みたいな感じで八百屋で野菜を買うみたいに尋ねると今は赤色と黄色があります。みたいな感じの会話になり、じゃ、両方ともらってこうかな?って言うと、おひとり様につき一度にお買い求めできるのは1点までなのです。みたいな感じの条件を出され、や、ちゅ~事は運が良くても11色あるムーンスウォッチを全て揃えるには11日も掛かるじゃん!ってなった。
って、なったのであるが、都内にはスウォッチショップは渋谷店と原宿店と銀座店の3店舗があり、渋谷店と原宿店は比較的に近い場所なので歩いていけるから実際には11日も必要じゃない。って思った頃もありましたが、実際のところショップに行っても在庫がないものが多く、もう完全にタイミングとか運の問題って感じで正直な話し、11色を揃える前に満足してしまったというか飽きてきちゃったのである。
だってさ、実際に使う事なんてないんだもん。
じゃ、何で買ってちゃうの?って話しなんですが、んな事を言い始めたら生活必需品とか実用性に特化した製品とか消耗品とかばっかになっちゃって生活とか日常とかの中に何の彩りのない感じ、そこには何の遊びもない感じになっちゃうじゃん?
や、ならねぇ~かもしんねぇ~けど、とりあえず・・・って言葉を巧みに取り入れた日常、とりあえずを活用する事によって完全に何かを引き延ばしに入っている感じの毎日を送っております。って、なっちゃうじゃない?
や、ならねぇ~な、やっぱり。
ま、ちゅ~ような感じで都心では本格的に桜も咲き始め、寒くもなく暑くもない過ごし易い時期となっておるのでフットワークも軽い、軽快な足取りで毎日のように渋谷とか表参道とか青山とかの辺りで遊んでおります。
いい感じに桜も咲き始めておるし、マスク着用とかも強制されなくなって何だか活気が戻ってきた感じ、そういう雰囲気がぐんぐんなので何だったら今から街に繰り出しちゃうよ。
もう深夜っていうか午前4時なんだけどね!
アクアマリン:Aquamarine
今回のブログで紹介するアクアマリン(正式には「アクワマリン」ですが、こちらのブログでは一般的に使われる「アクアマリン」の名称で記載します。)は、成長過程で生じた自然のフラクチャーと液体包有物に外部からの光が干渉によって虹色の光彩効果(レインボー効果)を見る事ができるレアな大粒ルースとなります。
数ある宝石の中でも知名度が高いアクアマリンは天然ベリルという鉱物の中でも淡い青色~青色までの色合いをしたものの宝石名となり、この天然ベリルという宝石は色合いによって異なる固有の正式な宝石名を持っています。
【 天然ベリルの宝石名 】
- 緑色:エメラルド
- 赤色:ビクスバイト(レッドベリル)
- 青色:アクアマリン
- ピンク色:モルガナイト
- 透明無色:ゴッシェナイト
- 濃黄色:ゴールデンベリル(旧名称:ヘリオドール)
- 黄色:イエローベリル
- その他の色合い:ベリル
- 上記各色のキャッツアイ石:〇〇〇キャッツアイ
- 上記各色の乳白色:ミルキー〇〇〇の通称
各宝石によって細かい種類の区別というかバリエーションが存在しますが、アクアマリンの場合は通称も含めると「アクアマリン」、「ミルキーアクアマリン」、「アクアマリンキャッツアイ」、「サンタマリア」、「サンタマリアアフリカーナ」といった分類で区別されています。
サンタマリア及びサンタマリアアフリカーナはアクアマリンの中でも特に濃い青色をしたタイプの通称となり、これは産出地に由来した通称となります。
宝石鑑別機関で宝石鑑別書を作成したり、ソーティングをする場合、淡いグリーン寄りの色合いをしたタイプは宝石名が単にベリルとなる事が多く、基本的には淡~濃までの青色系をしたものだけが「アクアマリン」という宝石名になると考えて下さい。
天然ベリルの中では、緑色のエメラルドと青色のアクアマリン、それに現在では使われなくなった名称となる黄色のヘリオドール(古くから黄色系のベリルに対してギリシャ語の太陽を意味するヘリオドールの名称が付けられていましたが、日本国内では淡いグリーン系の色合いにも用いられてきた為、現在では基本的に使われなくなりました。)の3種類は古くから宝石として珍重されてきましたし、ベリル系の宝石の中では比較的に新しい宝石種のモルガナイトも現在では一般的に知られた宝石となっています。
カラーレス(無色)のゴッシェナイトは色合いがない為、どちらかというと愛好家さんや蒐集家さん向けのコレクション的な扱いの宝石になり、赤色のビクスバイトは稀産な上に結晶サイズが小さい事からカット研磨されたルースも殆どが0.5ct未満になる事から同じくコレクション的な扱いとなる為、他のものに比べると流通性が低くなります。
ちゅ~ような感じで天然ベリルという鉱物は色合いによって宝石名が違うって話しだったんですが、今回はアクアマリンの紹介なので本題に入ります。
アクアマリンの原石(結晶)は、品質とかを考慮しなければそこそこの産出量があり、天然ベリルの中では大きなサイズに成長する事もあってカット研磨されたルースとしてはモルガナイトと並んで大粒サイズのものが見られます。
カット研磨されるルースはビーズ等の丸玉やカービング等の装飾的な加工が施されるものを除くと基本的に色合いや透明度に優れた良質の原石が用いられる為、産出量や原石サイズがあっても10ctを超える大きさのルースは流通量が少なくなり、多くは5ct未満となります。
やや取り扱いがデリケートなエメラルドやビクスバイトに比べると鉱物に内包されるインクルージョンや瑕疵が少な目で頑丈っていうか、摩耗とか退色とかも感じ難くて色合い的にも主張し過ぎない上に好まれ易い青色系という事もあって人気のある色っていいよなぁ・・・って単にベリルの宝石名となっちゃう色合いの天然ベリル達がボヤいています。(想像)
大きなサイズのアクアマリンを使用したジュエリーだと以前はハリーウィンストンとかなんかで見る事もできましたが、今回のブログで紹介しているような特殊なタイプはジュエリー向けというよりは観賞用のコレクション向けになります。
【 アクアマリンの特徴や数値について 】
- 鉱物名:天然ベリル
- 宝石名:アクアマリン
- 補足:産地と色合いでサンタマリア、サンタマリア・アフリカーナの通称で呼ば
れるタイプあり - 結晶系:六方晶系
- 産出形状:長柱状結晶、短柱状結晶
- カラー:薄い青色~青色
- 透明度:透明~半透明
- 補足:半透明石はミルキーアクアマリンまたはアクアマリンキャッツアイ
- 光沢:ガラス光沢、稀に瑠璃光沢
- モース硬度:7.5~8程度
- 劈開:不明瞭
- 断口:貝殻状または不平坦状
- 比重:2.63~2.83程度
- 偏光性:複屈折性
- 屈折率:1.566~1.594程度
- 多色性:明るい二色性
- 分光性:特に必要な吸収を認めず
- インクルージョン:管状、針状、液体、液膜、イルメナイト等
- 産地:ブラジル、モザンピーク、ナミビア、インド、アメリカ、パキスタン等
- 代表的なカット:特になし
尚、アクアマリンの場合、一般的に色の改善を目的にした加熱処理が施されており、非加熱未処理であっても宝石鑑別機関の宝石鑑別書には「通常、加熱処理が行われています。」という記載がされます。
宝石には様々な種類があって、ある特定の宝石の中にも特殊な光彩効果であったり、カラーバリエーションであったり、カット形式の違いであったり、いろいろな特徴や個性があります。
ムーンスウォッチも11色+金色の針をしたモデルの12モデルが展開されていますが、なかなか全部を揃えるのは大変、や、結構と面倒だなぁ・・・って思った。
でもでも、そういう遊び、何気ない日常の中に楽しみとか喜びとかを見付けるのは重要、そういう他愛もない事が積み重なる事で人間性じゃねぇ~な、個性か?
何か人となりみたいなものが感じられるじゃん、分からなねぇ~けどさ。
ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。
ΦωΦ
何か、すげぇ~ドコモポイントが貯まってるんですけど。
ΘεΘ
機種変更しちゃう?
ΦωΦ
まだ半年も経ってねぇ~じゃん。
ΘεΘ
ちゅ~か、ドコモポイントなんて気にした事なかっただけだろ?
ΦωΦ
うん。
ΘεΘ