いつ頃からなのか正確なところは分かっていないものの物価高とかいう話しを何となく耳にしていた、そういう話題をネットニュースとかで目にしていたのですが、先日、買い置きしているトイレットペーパーを積み上げているのを何となく眺めていたら微妙に段差、何か少しばかり高さがおかしい事に気付いたので確認してみると1ロールの幅が114mmから109mmに狭められて以前よりも5mmくらい細くなっておる事を知り、むむ、これが物価高ってやつか・・・って思った。
や、いつくらいに買ったトイレットペーパーから細くなっていたのか分からないので今じゃない感が半端ないんっすけど気が付いたのが最近なので気分的には今って感じなのです。
コロナが流行し始めた頃だったかな?
ちょっと覚えていないんだけど一時期、トイレットペーパーとかが店頭から消えて困った経験があるので、それを踏まえてですね、現在は8ロールのものを常に4個ばかりストックしているのですが、そんなに普段からトイレットペーパーの幅なんて意識していないじゃん?
ですが、積み上げて置いているから1cmくらい高さが違ってきておって、や、さすがに気が付くでしょ、これ、だって明らかに高さが揃っていないんだもん。
みたいな感じの事を思っておったのですが、月末に会計処理をしてる時に4千円くらいだった電気代が8千円くらいになっている事に気が付いたのである。
う~ん・・・これは夏だったからなのかな?って思って昨年の夏の電気代を確認してみたら1万2千円くらいだった。
あれれ?ってなったので一昨年の分を確認してみたら5千円くらいだったので、逆に何が何だか分かんなくなってきたぞ。
え~っと・・・そもそも何の話しをしておったんだったっけ?
うん、まぁ、深く考える必要はあるまい、これは見なかった事にしよう、うん。
ちゅ~か、めっちゃリアルなところでは金の地金相場が1gで1万円を超えてきたじゃない?
あたし的には電気代とか日用品とかよりも現実的な話しなんですが、地金相場って為替相場とか株式相場とかと同じで微妙に物価高とは違うような気がしなくもないっていうか、うん、物価高とは違うよね?
うん、違うな。
カバンサイト:Cavansite
カバンサイト(和名:カバンシ石)は、ジュエリー等の装飾品としてはモース硬度が低く劈開が一方向に完全というデリケートな特性を持っている上、結晶そのものが大きく成長したものが少ない事もあってカット研磨されたルースよりも鉱物標本の流通量が多くなります。
その為、ルースの場合でも鮮やかな青色をした細い柱状結晶が密集した放射集合した単色系のタイプと母岩付きとなる白色系や褐色系の地色にポイント的にカバンサイトの青色が入ったルースが見られます。
カバンサイトの結晶は前述のように非常にデリケートで特徴的に隙間の多い脆い結晶になる上、大きく成長した結晶そのものが少ない為、母岩を取り除いて純粋にカバンサイトの結晶部分だけをカット研磨したルースの場合、強度を高める為に無色透明の充填剤を浸透させた含侵処理となっていますが、それでも大粒サイズのルースは流通量が少なく、レアストーンの扱いになっています。
またカバンサイトに似た見た目をしたペンタゴナイトという同質異像となる鉱物あり、ペンタゴナイトの場合は産出形状が扁平な板状のような単結晶と星型の双晶が組み合わさって放射状や樹枝状の集合しているのが特徴となりますが、カット研磨されたルースの状態では見た目の違いが分かり難いかもしれません。
カバンサイトもペンタゴナイトも新鉱物として承認されたのは共に1970年代の初頭となる比較的に新しい鉱物種になり、カバンサイトが発見されたのは1960年代のアメリカ(オレゴン州)と言われており、その後、同州からカバンサイトに似た青色をした外観の鉱物が見付かり、解析の結果、化学組成はカバンサイトと同じであるものの結晶構造が異なる同質異像の鉱物である事が判明し、その特徴的な外観(結晶の一部に星型の断面が見られる事)からペンタゴナイトという名称になりました。
何も知識がない中ではカバンサイトとペンタゴナイトはパッと見には同じ鉱物みたいに見えるかもしれませんが、鉱物名&宝石名としては、それぞれ「カバンサイト」と「ペンタゴナイト」という固有の正式な名称がある異なる石として扱われます。
これらカバンサイトやペンタゴナイトは当初はアメリカ(オレゴン州)でしか産出が確認されていなかった事から特に筋金入りの愛好家さんや蒐集家さんの間でのみ知られたマニアックなレアストーンでしたが、その後、1980年代に入ってインド(マハラーシュトラ州)でも産出されるようになり、現在では主にインド産のものが流通しています。
ちなみにカバンサイトよりもペンタゴナイトの方が稀少種の扱いになり、産地的にもインド産のものよりもアメリカ産の方が稀少性が高くなっています。
カバンサイトは不透明な青色~水色~青緑色をしている事からカット研磨されたルースの場合、主にカボッションカットが施されていますが、原石のサイズやカット研磨した時の歩留まりを考慮してラフな感じのファセット系のカット研磨が施されている場合もあります。
またカット研磨されたカバンサイトのルースは表面と裏面で色合いと表情が大きく異なっているのが特徴となり、これは結晶が放射状に成長する為です。
通常、ルースの裏面から表面へ向かって成長していった状態でカット研磨を施す為、石の表面は青みの強いボンヤリとモヤモヤとしたような柄模様になるのに対して、石の裏面は水色系の色合いを感じる放射状の柄模様になります。
ボヤボヤとした独特の表情と鮮やかな青色系~水色系の色合いからカット研磨されたルースは観賞用のコレクションとしてもジュエリー等の装飾品向けとしても人気がありますが、デリケートな宝石なので取り扱いには少し注意が必要かもしれません。
【 カバンサイト / Cavansite 】
- 鉱物名:天然カバンサイト
- 宝石名:カバンサイト
- 和名:カバンシ石
- 結晶系:斜方晶系
- 産出形状:柱状結晶が密集した球状の放射集合体
- カラー:青~青緑~水色
- 透明度:不透明
- 光沢:ガラス光沢 or 真珠光沢
- モース硬度:3.0~4.0程度
- 劈開:1方向に完全
- 断口:貝殻状
- 比重:2.21~2.31程度
- 屈折率:1.542~1.551程度
- 主な産地:アメリカ、インド
注意点としては、柔らかい宝石なのでキズが付き易く、ぶつけたり落としたりといった衝撃によって割れ易い事、基本的に強度を高める為に透明無色の充填剤による含侵処理が施されている事から洗剤等の薬品への耐性が低い事、長期間の直射日光下での保管や急激な乾燥に弱い事などとなり、そこまで神経質になる必要はありませんが、普段使いをされるなら少しだけデリケートな宝石だという事に意識して取り扱った方が良いかと思います。
ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。
ΦωΦ
や、9月になりましたね。
ΘεΘ
何となく日も短くなってきたような気がするものの相変わらずの暑さなのです。
ΦωΦ
でも9月って事は、もう夏ではない感じがするじゃん。
ΘεΘ
相変わらずの暑さなのです。
ΦωΦ
ブ~ブ~言わない。
ΘεΘ
暑さなのです。
ΦωΦ