猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

アンデシン(カラーチェンジタイプ):Andesine(Colour Change Type)

アンデシン

 

シャーリーダン、つまり分かり易く言うところの断捨離をしている。

 

ちゅ~ても今に始まった事ではなく、もう5~6年くらいは地味にシャーリーダンをし続けている訳なのだが、もう本当に不要なものが多い。

 

例えば既に自炊を放棄しているので鍋やフライパンといった調理器具なんて必要がないのだが、まだ捨てれずにいる。

 

家具なんかも必要のないものが多いので捨てちゃいたいのだが、その辺にポイっと捨てる訳にもいかないので使わないのに佇んでいる。

 

ちゅ~ような中、ちょっとばかり洋服をシャーリーダンしたのであるが、その事によってハンガーだけが無駄にいくつも余っておって、これも捨てちゃいたいのだがハンガーは何ゴミなのか分からないから結果、ゴミ出しの曜日が分からないという状態で転がっていて邪魔でしょうがない。

 

思えばライフスタイルというのは大きく変化するもので家具や家電といった大きなものから洋服やキッチン用品といった小さなものまでの全てがアイデンティティっていうの?

 

その人なりの好みとか趣味とか人生ってものが見えてくるじゃない?

 

や、見えるね、あたしには。

 

あんまり分かんないんだけど多分、家族と一緒だったり、子供がいたりすると一層、そういう生活感っていうか積み重ねてきた、或いは積み重なった想い出なんかも含め、より立体的にライフスタイルみたいなものが構築されているだろうと予想するから、なかなか見抜くのは難しいかもしれませんが、でも見える、見えるもんね。

 

ま、いろいろな事情とか性格とかもあるので、そうそう簡単にシャーリーダンはできないのかもしれないのだが、シャーリーダンは普段から意識していないと難しいものなので、うん、まぁ、したいならすればいいんじゃないかな。

 

あたし的にはコンパクトに、よりコンパクトに、もう何だったらワンルームで全てが収まる感じがいいと思っている。

 

立って半畳、寝て一畳である。

 

ま、ちゅ~ような感じで常日頃からシャーリーダンを心掛けているのだが、今シーズンから着始めたレザージャケットが恐ろしい程に硬い。

 

もしナイフで斬り付けられても刃が通らない程の硬さで着ると腕を曲げるのも一苦労どころか着たり脱いだりするのにも苦労するくらいの硬さで、うぅ、腕を曲げると肘の内側が痛い、シクシク・・・となりながらも気に入っているので頑張ってエイジングっていうの?

 

いい感じに育てて馴染ませていこうと思っている。

 

おしゃれというものは簡単なものではない事は長年の経験で十分に理解しているのだ。

 

うむ、今夜は雨が降っている。

 

ここで傘も差さずにガチガチのレザージャケットを着て歩き回り、いい感じに濡れネズミになって、ずぶ濡れになったレザージャケットを日陰で乾燥させて、その後にミンクオイルを塗ってあげれば少しは馴染むんじゃねぇ~かなぁ~とか思ったりもするのだが、そんな真似をしたら風邪をひいちゃうだろうから我慢、大人ですね。

 

ちゅ~か、そろそろ何か食べに行かなきゃいけねぇ~なぁ~って思ってはいるのだが、雨だし、あんまり食べたいものも思い浮かばないので何か適当に作るか・・・って思っても自炊は放棄しているので冷蔵庫には冷えピタしかないから悩み中。

 

ま、特にお腹が空いている訳でもないからいいんだけど。

 

で、ブログでも書いてたら何か思い付くかと考えた訳であるが、特に何にも思い付かないし、お腹も空いてないし、もう何の話しをしてるの?って感じになってしまった。

 

じゃ、ちゅ~ような感じで、ドロン!

 

 

 

アンデシン(カラーチェンジタイプ)

アンデシン

 

アンデシンという宝石は天然フェルドスパーという鉱物グループの中のひとつになり、このフェルドスパーという鉱物グループは成分や成分比によって様々な宝石名で呼ばれる何気に説明するのが大変な鉱物種になります。

 

フェルドスパー(フェルスパーと呼ばれる場合もあります)グループは、和名で長石族と呼ばれるグループ鉱物になり、成分的にカリウム、ナトリウム、カルシウム或いはバリウムのアルミニウム珪酸塩鉱物の事になり、通常、それらの成分構成によって大きく4つに分類されます。

 

 

  • カリ長石となるオーソクレース(和名:正長石)とマイクロクリン(和名:微斜長石)

  • ソーダ長石となるアルバイト(和名:曹長石)

  • カルシウム長石となるアノーサイト(和名:灰長石)

  • バリウム長石となる セルシアン(重土長石)

 

 

最後のバリウム長石は宝石用として用いられる事は殆どありませんが、カリ長石に属する代表的な宝石にはムーンストーン、オーソクレース、アマゾナイト等となり、ソーダ長石とカルシウム長石は、類質同像の置換によって両者が様々な割合で混合したプレジオクレース(和名:斜長石)という多様なバリエーションが存在するシリーズとなり、いろいろな名称の宝石になります。

 

まぁ、あんまり難しい説明をしても仕方がないので、ちょっとアバウトになりますが、このフェルドスパーグループの中で固有の宝石名を持っているものをいくつか紹介しておきます。

 

 

  • ムーンストーン(和名:月長石)
  • オーソクレース(和名:正長石)
  • サニディン(和名:玻璃長石)
  • アルバイト(和名:曹長石)
  • ペリステライト (和名:曹長石の変種で和名なし)
  • オリゴクレース(和名:灰正長石)
  • アンデシン(和名:中性長石)
  • ラブラドライト(和名:曹灰長石)
  • ビトウナイト(和名:亜灰長石)
  • アノーサイト(和名:灰長石)
  • ハイアロフェン(和名:バリウム長石のセルシアンとオーソクレースの固溶体で
            和名なし)
  • サンストーン(和名:日長石)
  • アマゾナイト(和名:天河石)

 

 

また、これらの中間的な成分のタイプも多く、例えば宝石名が「アンデシン - ラブライドライト」となるようなものもあり、また各名称の宝石に置いてもカラーバリエーション、シラーやキャッツアイ等の光彩効果を持ったタイプバリエーションがある極めてバリエーションの豊富な鉱物種となっております。

 

 

アンデシン

 

ちゅ~ように様々なバリエーションのあるフェルドスパーグループの中で「アンデシン」という固有の正式な宝石名を持つものは和名で中性長石となる曹長石70%~50% + 灰長石30%~50%の成分比を持ったプレジオクレース(和名:斜長石)の一種になります。

 

で、あるのですが、このフェルドスパーグループの恐ろしいところは成分や成分比によって固有の正式な宝石名を持っている中でも色や光彩効果といったバリエーションが多く存在しているところで、この「アンデシン」という宝石の中でもパッと見た感じで同じ名前の宝石とは思えないようなタイプのものも存在しています。

 

ってな感じで、今回はそんな説明するのが大変に面倒なフェルドスパーグループの中でも宝石名がアンデシンとなるタイプの中で特に個性的で特徴的なタイプとなるカラーチェンジタイプのアンデシンを紹介したいと思います。

 

その最大の特徴は名前の通りカラーチェンジ効果が見られるという事になりますが、カラーチェンジ効果を持った他の宝石、例えばアレキサンドライトやガーネット、サファイアといった比較的にメジャーな宝石に比べても独特のカラーチェンジ効果になり、画像のような感じの不思議な色合いに見えるのがポイントです。

 

他のカラーチェンジ効果を持った宝石は自然光や蛍光灯の下では全体的に青緑色系に見え、炎や白熱灯の下では赤紫色系に見えるのが特徴ですが、アンデシンに関しては僅かな光の波長で緑色~赤褐色という異なる色合いが見られる為、写真撮影とかすると訳が分からない感じになってしまうのです。

 

基本的には自然光や蛍光灯の下では透明緑色に見え、炎や白熱灯の下では透明赤褐色に見えるのですが、ファセットカットにカット研磨されている為、光の加減や内部反射によってコロコロ色が変わって見えちゃうんです。

 

 

アンデシン

 

カラーチェンジタイプのアンデシンは最近では目にする機会が少なくなってきた宝石ですが、なかなか個性的でユニークな宝石だと思います。

 

ちゅ~ような感じですが、カラーチェンジタイプは色と光彩効果が決まっているので、カラーチェンジタイプを含む全体的なアンデシンという宝石の簡単な説明というか情報です。

 

 

【 アンデシン / Andesine 】

  • 鉱物名:天然フェルドスパー
  • 宝石名:アンデシン
  • 和名:中性長石
  • 成分:曹長石70%~50% + 灰長石30%~50%
  • 結晶系:三斜晶系
  • 産出形状:塊状、塊状
  • カラー:無色、白色、灰色、ピンク色、赤褐色、褐色、緑色等
  • 透明度:半透明~不透明
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:5.5~6程度
  • 劈開:底面に完全&卓面に明瞭
  • 断口:貝殻状または不平坦状
  • 比重:2.65~2.69程度
  • 偏光性:複屈折性

 

 

フェルドスパーグループの鉱物は世界各地で産出する為、特に主な産地というような産地はありませんが、アンデシンの場合はアメリカ、コロンビア、アルゼンチン、グリーンランド、ノルウェー、フランス、イタリア、ドイツ、南アフリカ共和国、インド等になっており、アンデシンという宝石名の由来は産地のひとつになるアンデス山脈に由来しています。

 

フェルドスパーグループの鉱物だと以前だとムーンストーンとラブラドライトとアマゾナイトとサンストーンくらいの分類で流通していましたが、現在ではコマーシャルネームや俗称なんかも含めて細分化されて流通しているので時代は変わったものですね。

 

 

アンデシン

 

ちゅ~か、11月も下旬になり、街中では何となくクリスマス感、イルミネーションやクリスマスのディスプレイなんかが見られる時期となりましたね。

 

このくらいの時期から年末年始に掛けての期間は都心でも独特の雰囲気、慌ただしさとか賑やかさとか浮かれムードとか何か妙にテンションが上がる雰囲気になっていくので、夜の散歩とかもめっちゃ楽しいのです。

 

ま、今夜は雨だから何だけど、皆さんも楽しい毎日をお過ごし下さいね。

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

フェルドスパーグループは小難しい。

ΘεΘ

 

その通り。

ΦωΦ

 

でもアンデシンのカラーチェンジタイプは分かり易い。

ΘεΘ

 

もう滅多に見掛けなくなっちゃたけどね。

ΦωΦ

 

ですよね。

ΘεΘ