30日までしかない9月が終わり、10月になりましたが、このような場合、往々にして腕時計の日付は31日になったままだったりしますが、ちゃんと日付合わせをしたかしら?
ポケモンGOでは地域限定の伝説のポケモンであるユクシー&エムリット&アグノムの三湖とかUMAとか呼ばれているレイドバトルも終了、海外限定で出現するエムリットやアグノムを捕獲する為に夜更かしをして寝不足になっていた人も少なくないかと思いますが、無事に高個体値や色違いのエムリットやアグノムをゲットできたかしら?
ま、ま、兎にも角にも10月となり、ちょっと現在は東京も台風の影響で風が強くて気温も低いのですが、これからぐんぐんに季節やムードが秋冬感であったり、秋冬を感じるイベントによって今年も残り少なくなっていく感覚が加速するのではないかと思う。
オリンピックの開催なんかはあったにしても長引くコロナ禍の影響で今年9月までの9ヶ月間は行動やイベントの制限や自粛なんかも多く、そんなに特別な記憶、強く印象に残るような出来事なんかが少なかったかもしれませんが、2021年も残すところ3ヶ月、いつか思い返した時に思わず微笑みが浮かんじゃうような記憶をゲット、残せるように積極的にぐいぐいと楽しみを追い求めながら過ごせたらいいなぁ~って思ってますので、皆さんも楽しんで充実した毎日をお過ごし下さいね。
ちゅ~か、いい加減に夜の遅い時間でも普通に飲食店が営業していないとマジ、東京に居ながらにして食糧難みたいな感じになっておる。
お酒は飲まないから何か食べれるお店があればいいんですけど夜の8時とか9時なんて感覚的には夕方、まだ夜とは呼べないくらいに早い時間帯なので何か食べに行こうかと思ってもお店が閉まっているから普通に散歩、それも長距離で長時間の散歩となり、もう苦行っていうか何の修行をしているの?って感じになっております。
ま、特に何が食べたいって訳でもないので気分次第なところはあるのですが、ちゅ~ても選択肢が何にもない、皆無、な、ここ東京だぜ、渋谷だぜ、赤坂だぜ、六本木だぜ?
つい先日も何か急にバナナジュースが飲みたくなり、ちゅ~てもバナナも牛乳も買い置きなんてしていないので、バナナも牛乳もない、ちゅ~か、そもそも邪魔だからミキサーも捨てちゃったからバナナと牛乳とミキサーが必要だったのだが、ミキサーなんて要らないし、バナナと牛乳だけ買ってきてもバナナジュースにはならないので、しゃ~ないからバナナジュースを探しに出掛けたのだが、千疋屋とかなんてどこも閉まってる時間だし、コンビニとかにも売ってなくて、もう途中からバナナジュースが飲みたいって気持ちでもなくなった。
そして何が飲みたいのか思い浮かべて考えてみたんだけど、や、特に飲みたいものはない、や、むしろ特に何にも飲みたくないような・・・って感じになって、でも、折角、こうして出掛けて来た訳なので何かないかな。
って考えた挙句、もしかしたら・・・と思ってレモネードを買って帰って飲んだんだけど、やっぱり違った。
つまり、まぁ、そういう事だ。
ダンビュライト(ダンブライト):Danburite
今回は久し振りに古典的なレアストーンのひとつとなる「ダンビュライト(日本語読みの場合は発音上の理由で「ダンブライト」とも呼ばれます。)を紹介したいと思います。
ダンビュライトはカット研磨された宝石のルースとしては比較的に知名度が低く、どちらかと言うと鉱物標本の愛好家さんや蒐集家さん、それに以前には日本(具体的には大分県尾平鉱山や宮崎県の土呂久鉱山といった産地)でも産出した歴史がある事から国産鉱物の愛好家さんや蒐集家さん、レアストーン系のルース愛好家さんや蒐集家さんといった一部の方でないと知らない人も多いかもしれません。
原石としては特徴的な柱状結晶をしており、鉱物標本としても20cm~30cmくらいの長さを持った鉱物標本の中でもサイズの大きなものも多くあった事から鉱物標本の愛好家さんや蒐集家さんの中でも昭和の時代からの筋金入りの愛好家さんや蒐集家さんに好まれていました。
その時代と現在では住宅環境も誓いますし、インターネットが存在しなかった時代でしたから流通性や同じ趣味を持った者同士のコミュニケーション手段なんかも限られていた為、余計に愛好家さんや蒐集家さん同士での内々のコレクション傾向が強く、それもあって一般的な知名度は鉱物としての歴史に比べてマイナーな扱いが続いてました。
それでもダンビュライトはカット研磨してルースに加工するにも適した鉱物になり、その中でも濃く鮮やかな色合いをしたイエロー系~ゴールデン系~ブラウン系~ピンク系のものは鑑賞用のルースとしてだけでなく、ジュエリー等の装飾品にも用いる事ができる事からルースの愛好家さんや蒐集家さんにも好まれてきた宝石でもあり、レアストーン系の鉱物や宝石が好きな方ならコレクションに加えたい一点かと思います。
は、1800年代の初頭~半ばに掛けて、アメリカのコネチカット州:Danburyで発見され、それが宝石名の由来となっており、その後、メキシコやミャンマー、マダガスカル、ロシア、それに日本(前述の大分県尾平鉱山や宮崎県の土呂久鉱山といった産地)でも産出した鉱物になります。
このダンビュライトという鉱物は産地によって色合いが異なり、無色透明~褐色系~褐黄色系~イエロー系~ピンク系といったカラーバリエーションがあり、透明感のある瑕疵やインクルージョンの少ない高品質な原石はカット研磨されて主にファセットカットが施されたルースとしても流通するようになり、現在でも流通性としては少な目の古典的なレアストーンのひとつとして挙げらます。
カット研磨されたルースとしてはミャンマーやマダガスカル産の鮮やかな透明なイエローやゴールデン系の色合いのタイプ、メキシコ産の透明なピンク系の色合いのタイプは中でも特に稀少なタイプとなり、これらは現在でも市場での流通性が極めて低いコレクター向けのアイテムとなっています。
ダンビュライトは比較的に原石が大きい(細長い柱状結晶)事から、カット研磨されたルースも比較的に大粒サイズのものが見られますが、細長い柱状結晶の為、長さはあったも太さがないので縦×横×厚みの各サイズが大きなラウンド系(丸型)をしたタイプは少なく、殆どがオーバル系(楕円型)やレキュタンギュラー系(横長型)といった細長い形状のファセットカットが施されています。
その為、縦×横×厚みのバランスの良いラウンドやオーバルやミックスカットが施された透明石のルースは色合いに関わらず稀少性が高くなり、こうした形状とジュエリー等の装飾品としても使い勝手の良いバランスの大粒サイズのルースに関しては、産地や色合いと同様に市場での流通性が低いものになります。
鉱物的には「トパーズ」に類似した産状をした鉱物となり、高品質なカット研磨されたルースは透明度がトパーズや透明無色の水晶(ロッククリスタル)よりも高い事や独特の光沢感がある事から、古くはダイヤモンドのイミテーション的な扱いをされていた事もありました。
透明度の高い原石が少ない事もあり、以前に比べてグレードの低い半透明のタイプや小粒サイズのルースも市場に流通するようになった事から、高品質な透明タイプや鮮やかな色合いをしたタイプ、縦×横×厚みのバランス感の良い大粒サイズといったハイエンドなルースでなければ以前よりもコレクションし易くなったので、興味のある方にとってはチャレンジし易い宝石になりつつあると思います。
【 ダンビュライトの基本的な情報や数値について 】
- 鉱物名:天然ダンビュライト
- 宝石名:ダンビュライト
- 名称補足:発音上の理由からダンブライトとも呼ばれます。
- 和名:ダンブリ石
- 結晶系:斜方晶系
- 産出形状:柱状結晶(面角や晶相がトパーズと類似)
- カラー:無色、白色、ピンク色、淡黄色、濃黄色、黄金色、帯黄褐色、褐色等
- 透明度:透明~半透明
- 光沢:ガラス光沢または樹脂光沢
- モース硬度:7程度
- 劈開:不明瞭
- 断口:亜貝殻状または不平坦状
- 比重:2.97~3.03程度
- 偏光性:複屈折性
- 屈折率:1.630~1.636程度
- 多色性:微弱な二色性
- 分光性:ディディミウムラインを認む
- インクルージョン:液体、管状包有物等(稀に他の結晶包有物)
- 産地:メキシコ、ミャンマー、マダガスカル、ロシア、アメリカ、日本等
- 代表的なカット:主にファセットカット
ダンビュライトの場合、産地によって色合いが異なる場合が多いので、補足的に産地別の特徴や色合いを記載しておきます。
【ダンビュライトの産地別の特徴や色合いについて】
- メキシコ産:無色、ピンク系で高品質な大き目の原石も産出し、カット研磨され
美しい稀少宝石として扱われます。 - 日本産:無色、白濁色、黄色系で主に国産の鉱物標本として扱われます。
- ミャンマー産:黄色系で稀産となっています。
- マダガスカル産:黄色、黄金色、黄褐色、褐色系の色合いで高品質な大き目の原
石も産出し、カット研磨され美しい稀少宝石として扱われま
す。 - ロシア産:主に黄色、黄金色、黄褐色、褐色系の色合いとなり、比較的に稀産で
すが高品質な大き目の原石も産出し、カット研磨され美しい稀少宝石
として扱われます。
どの産地のダンビュライトにも何らかの特徴や魅力となるポイントがあるのですが、ピンク色系の色合いをしたメキシコ産、イエロー系の色合いをしたミャンマー産、同じくイエロー系の色合いをしたマダガスカル産、ゴールデンと呼ばれる黄金色~黄褐色をしたマダガスカル産とロシア産といったダンビュライトで透明感のある濃く鮮やかな色合いをしたものは現在では殆ど流通しないのが残念です。
ダンビュライトのように知る人ぞ知るっていうか、決してメジャーな宝石ではないものの筋金入りの愛好家さんや蒐集家さんの存在する稀少宝石のルースって選択肢も少ないし、そもそもその宝石の存在とか宝石名とかを知識として知らないと何の関りもなく過ぎてしまうものですが、そういった稀少宝石ならではの楽しみもそこにはあったりします。
あたし的にはジュエリーの製作をしている事もあって鉱物標本よりカット研磨されたルースの方に興味を奪われますが、鉱物標本としても面白いと思うので、皆さんも自分に合った楽しみ方で鉱物や宝石をお楽しみ下さい。
ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。
ΦωΦ
すっかりと秋を感じる時期になったね。
ΘεΘ
今年も残り少なくなってきたと感じなくもない時期になりました。
ΦωΦ
秋って何だかいろいろ考えちゃうっていうか想い出すよね。
ΘεΘ
そういうのに浸ろうじゃないか。
ΦωΦ