ちょろんと庭先から伸びた木の枝に花が咲いておって何気に見てみると桜、うん、多分、桜の一種だと思ったんだけど梅ですか?
や、もう何か暖かさ春みたいな日が続いたと思うと冬を感じるような寒い日が続いたりで何を着て出掛けるのが正解なのか判断できない感じで3月、ちょろんと庭先から伸びた木の枝が頭に当たって邪魔、もう剪定しろよ、ちゅ~か、マジで歩道に飛び出している木の枝は切っておいて下さい。
みたいな気持ちであったのだが梅だか桜だか分かんないんだけど何となく梅と言われれば梅に見えなくもないし、桜と言われれば桜に見えなくもない春を感じる花が咲いておった。
季節の移ろい、日本ならでは四季の楽しみというのがあるような気がしておった訳であるが、そんなものは単なる幻想、或いは郷愁であって、東京では都会的でエッジの効いた尖がった季節の移ろいがある訳でエッジが効き過ぎて尖がり過ぎて逆に四季って何なんだろう?季節の移ろいとは何ですか?みたいな感じになっちゃってる。
うん、そうですね、例えば街角のウィンドウディスプレイやイルミネーションだったり、街を行き交う人々のファッションだったり、ポケモンGOで出現するメブキジカの姿だったり、うん、まぁ、そういう感じのものだ。
だがしかし、今年、や、昨年もか?は新型コロナの影響で街角には街角しかない完全な街角であって誰も誰かを待っていないし、街を行き交う人々のファッションも口元がマスクで隠れて見えない事もあるんだけど何となく地味っていうか、ちょ~地味、ちっとも華がない、ちょっとみんな青春してる?
ちゅ~ような有り様で何を謳歌、エンジョイしているのか分からないっていうか、もう逆に何を謳歌、エンジョイしたらいいのかも分からないっていうか、しょぼしょぼな感じ、そういう雰囲気が漂っているから心の底からうんざりしている中、メブキジカだけは春の姿になって出現するようになった、わ~い!・・・って違う!
そういうんじゃないんだよ・・・っていうか、もう何を書こうと思っていたのかも分からないっていうか、思い出せないっていうか、そもそも何か書こうと思っていたのか?
ここはどこ?あたしは誰なんだ?みたいな感じで村上春樹の初期の小説のエンディングみたいな事を考えながら渋谷、スクランブル交差点を宮益坂の方に向かって歩き続けていたのだが109に黒い卵が出現したので方向転換して道玄坂の方に向かった結果、治安の悪そうなラブホテル街の辺りで2時間くらい彷徨った挙句の果てに迷子になって松濤の方に出ちゃってマジ、どこだここ?
や、松濤なんだけどね。ってな事を思いながら初台の方に向かってトボトボと歩いてたんですが、ちょろんと庭先から伸びた木の枝に花が咲いておって何気に見てみると桜、うん、多分、桜の一種だと思ったんだけど梅ですか?
梅だか桜だか分かんないんだけど何となく梅と言われれば梅に見えなくもないし、桜と言われれば桜に見えなくもない春を感じる花が咲いておった。
あれ?ちょっとデジャブってるんだけど、これ頭に枝が当たった話しでしょ?
これまでも何度かブログでも紹介してきたパライバトルマリンという宝石は1980年代後期~1990年代の初期頃にブラジルのパライバ州サンホセ・ダ・バターリャ鉱山にて最初に発見された独特のネオンカラーが特徴的な青~青緑~緑青~緑色系の色合いをしたトルマリンとなり、その名称は最初に産出した産地名に因んだ宝石名となっています。
特に現在ではブラジル産のパライバトルマリンの産出は殆ど途絶えてしまっている為、モザンピークやナイジェリア等のアフリカ産のパライバトルマリンが多くなっていますが、宝石学上ではマンガンと銅を含有する青~青緑~緑青~緑色等の色合いをしたトルマリンをパライバトルマリンと称するのが定義となっており、宝石学上でもパライバトルマリンというのは産地名ではなく宝石名となっています。
【パライバトルマリンの定義】
- 銅(Cu)とマンガン(Mg)を含有したトルマリン
- 青~青緑~薄緑系の色合いをしているトルマリン
- 紫やピンク色が混じった混色は除外(宝石鑑別機関によって異なる)
銅成分は青や青緑色の起因成分となるので必ず含有していますが、マンガン成分に関しては二価マンガンは緑色の発色起因となる成分となり、三価マンガンは紫やピンク色の発色起因となる為、紫やピンク色の入ったタイプは現在でも宝石鑑別機関によってはパライバトルマリンの扱いにはならなかったりするのです。
ちゅ~ような感じで今回のブログで紹介するのは原石研磨となるスライスしたパライバトルマリンのルース達になります。
トルマリンという鉱物種は結晶系が六方晶系(三方晶系)で長柱状結晶(異極像)や累体構造といった産出形状となるのですが、大雑把に説明すると六角柱の棒みたいな感じで成長する鉱物になる事から、この六角柱の棒みたいな柱状の原石をスパッと輪切りにスライスする事でウォーターメロンと呼ばれるような外縁部が緑色系で中心部が赤色系の色合いになったスイカみたいな独特のパーティカラードタイプのルースを楽しめます。
トルマリンは非常にカラーバリエーションが豊富な宝石になるのでパーティカラードと呼ばれる複数の色合いが混在したルースなんかも魅力なんですが、ここで問題です。
パライバトルマリンの場合、前述のように宝石学上は銅とマンガンを含有した青~青緑~緑青~緑色系のトルマリンと定義されている上、パライバトルマリンという宝石名よりも上位のカテゴリーとしてパーティカラードトルマリンが存在する為、パーティカラードタイプのパライバトルマリンは国内の宝石鑑別機関ではパライバトルマリンという記載がされずにパーティカラードトルマリンという宝石名の宝石鑑別書になってしまうのです。
ちゅ~ような感じで、今回のブログで紹介しているルース達はGIAという海外の宝石鑑別機関で宝石鑑別書を作成してもらいました。
GIAの宝石鑑別書は英語で記載されていますが、コメントの中で青~青緑~緑青~緑色系の部分はパライバトルマリンと呼ばれています的な表現となっており、国内の宝石鑑別機関では記載がされない説明が入っています。
ま、パライバトルマリンという宝石は知名度も人気も高いので宝石鑑別機関で宝石鑑別書を作成する際、あれこれと別料金が掛かってしまう訳なのでありますが、特にブラジル産のパライバトルマリンは稀少なので仕方がないといえば仕方がないのです。
スライス状の原石研磨が施されたトルマリンの多くは複数の色合いを楽しめるパーティカラードタイプになりますが、今回のブログで紹介しているルース達は外縁部の青緑色っていうか緑青色っていうかの色合いをした部分がパライバトルマリンとなり、中心部の淡色系をした部分は単にトルマリンとなります。
本当はセットで2組、ペアーみたいな感じでも扱えるルースなんですが、ペアーでの扱いになるとピアスとかイヤリングとか限られたものになっちゃうので、ま、もう別売りでいいや。って事になりました。
色ノリも良くて通常のファセットカットやカボッションカットと違った趣きが楽しめる事や複数の色合いが混在したパーティカラードな感じがポイントじゃないかな。
一応、パライバトルマリンの基本的な情報を記載しておきまするね。
【 パライバトルマリン / Paraiba Tourmaline 】
- 鉱物名:天然トルマリン
- 宝石名:トルマリン
- 別名:パライバトルマリン
- 結晶系:六方晶系(三方晶系)
- 産出形状:長柱状結晶(異極像)、累体構造
- 色の起因:銅とマンガンの含有による
- カラー:青~青緑~緑青~緑色系
- 透明度:透明~半透明~不透明(不透明は主に鉱物標本等)
- 備考:半透明はキャッツアイ効果等を含む
- 光沢:ガラス光沢
- モース硬度:7~7.5
- 劈開:1方向に不完全
- 断口:貝殻状もしくは不平坦状
- 比重:3.03~3.31程度(成分差による変動値:大)
- 偏光性:複屈折性
- 多色性:二色性
- 分光性:色合いや透明度によって異なる
- インクルージョン:チューブ、ひび割れ状の液体包有物、二相、結晶包有物等
- 産地:ブラジル、モザンピーク等
パライバトルマリンもトルマリンの一種なので鉱物的な特性値は他のトルマリンと同じですが、従来のトルマリンでは見られないネオンカラーと光沢感を持った青~青緑~緑青~緑色をしているのが特徴です。
トルマリン自体がカラーバリエーションが豊富な宝石なんですが、パライバトルマリンと呼ばれるタイプのトルマリンの中にも何気にカラーバリエーションがあって、そこも何気に好みがあると思います。
国内の宝石鑑別機関による宝石鑑別書ではニュアンス的な表現は誤解を招く要因になる為、透明緑青色とか透明青緑色とかみたいな色と透明度の記載がされますが、GIAとか海外の宝石鑑別機関では微妙なニュアンスで色の表現がされます。
【パライバトルマリンのカラーバリエーション】
- 青:ブルー(Blue)
- 薄青:ライトブルー(Light Blue)
- 緑味を帯びた青:グリーンニッシュブルー(Greenish Blue)
- 青緑:ブルーグリーン(Blue Green)
- 緑青:グリーンブルー(Green Blue)
- 青味を帯びた緑:ブルーニッシュグリーン(Blueish Green)
- 薄緑:ライトグリーン(Light Green)
- 黄味を帯びた緑:イエロニッシュグリーン(Yellowish Green)
ま、ちゅ~てもニュアンスっていうのはファジーな感じっていうか、それこそ微妙な表現なので「ん?」ってなる事もなくはないもののパライバトルマリンだと上記のような色合いで表現されます。
今回のブログで紹介しているルース達は緑味を帯びた青、グリーンニッシュブルーになりまして、中心部分はニアカラーレスっていう透明無色に近い感じの色合いという表現で記載されています。
ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。
ΦωΦ
どうでもいい冒頭の話し本当にどうでもいい話しじゃん。
ΘεΘ
何か思っていた以上にどうでもいい話しだった。
ΦωΦ
なら書くなよ。
ΘεΘ
書いている内に何とかなるかなぁ~って思ったんだけどね。
ΦωΦ
どうにもなってねぇ~じゃん。
ΘεΘ