あれれ?
もう世間ではお盆休みとかいう長期休暇?に突入するのですね!
今年は新型コロナの影響でゴールデンウィークも自粛、緊急事態宣言で営業時間の短縮や臨時休業、いろいろなイベントなんかも軒並み中止、おまけに梅雨が長かった事なんかもあって何が何だか分からない感じでおますが、お盆休みも全国的に自粛ムードなのかしら?
そろそろ本格的に新型コロナなんかを気にしないで自由気まま好き勝手に過ごすも良しみたいなムード、そういう流れも必要なんじゃないかなぁ~って思っているのですが、何かとしがらみの多いのが人生というものなので周囲の目、空気なんかを読んで行動しなければいけない事も少なからずなのかもなので候ですから、あたし、何とも言えません、はい。
ちゅ~ような感じで、8月、や、もう1週間経ってますが、8月、そして長かった梅雨も明け、もう蝉が音を出す器官が壊れてしまっても構わないとばかりにミンミン、或いはジージーと蝉しぐれってて、ちょっとした公園に行ってもセミの鳴き声、大きな公園に行くとセミの鳴き声鳴き声、もう蝉の鳴き声がしていなくてもセミの鳴き声が聴こえるかのような感じになっており、日々セミ爆弾に怯えながらベランダに出て煙草を喫っていますです。
セミ爆弾というのはベランダ等に骸のようにひっくり返って転がっているパッと見、死骸のように見えるセミが突然、猛烈な勢いで暴れ飛ぶというデンジャラスな兵器の隠語となり、そうしたセミ爆弾の多くはマンションのベランダ、階段の踊り場といった極めて閉鎖的な空間に設置されている場合が多く、これに遭遇したら回避不能、仮にセミ爆弾が設置されているのに気付いたとしてもセミ爆弾の飛行速度は人間の動体視力では捉える事が困難な上、その軌道をシミュレーションする事も不可能なので諦めてセミ爆弾を食らって嫌な思いをするしかないのです。
マジ、虫って苦手なんですよね・・・
そんな苦手な虫がわらわらと地面から地上に出てきて狂ったように鳴き声を上げ、狂ったように飛び回るだけで何の思い入れもない苦手な暑い夏がやってきてしまった訳なのですが、それはどうする事もできない事実なのでジタバタしないで受け止めて受け入れる所存でございます。
夏、それはセミ爆弾の季節でセミ爆弾は新型コロナとかお盆休みとか関係なく、いつもどこかに設置されているので注意してお過ごし下さいませ。
や、ま、セミ爆弾の話しはどうでもいいんですが、金の地金相場が半端ない水準、とっても高騰しておって、この水準だとK18等のジュエリーを製作するのを躊躇、ちょっと考えちゃいますな感じなのであります。
あたしはジュエリー製作をするのをお仕事にしておるので何か変な言い方になってしまうんですが、現状、金製品に関しては買うより売る方が良い状況だと思うので、お盆休みとか特に予定もなくて自粛してるって事であれば、ご家庭で眠っている不要になった金製品なんかを部屋の片づけなんかのついでに探してみてリサイクルショップみたいなところで売ってもいいんじゃないかな。
モノによるんですが、ジュエリーなんかの装飾品や腕時計なんかの装身具みたいなものは、〇んぼやさんとか〇メ兵さんみたいな製品として買い取ってくれる業者さんの方が〇中貴金属みたいな貴金属地金の買取りをする業者さんよりも高額で買い取ってくれまするよ。
ま、ちゅ~ても金の地金相場はここ何年も高騰気味でいつまでもは続かないとか言われながらも結果的に高値更新を続けている状態なので別に今のタイミングで売らなくてもいいんですけどね。
ちゅ~ような感じで、お盆休みっていっても何って予定がある訳でもないどころか、そういう実感すらないので微妙な感じですが、皆々様に於かれましては素晴らしい感じ、いい想い出となるようなお盆休みを堪能して頂きたいと思うておるので、ビバ、楽しんでやってちょんまげ。
ガーネットについて
以前にも紹介した事があるのですが、随分と前の話しなので久し振りに今回は「カラーチェンジ・ガーネット(通称:ベギリー・ブルー・カラーチェンジ・ガーネット」を改めて紹介したいと思いまするよ。
和名で柘榴石とも呼ばれるガーネットは鉱物種としてもガーネットになりますが、厳密には単一の宝石名ではなく含有する成分の割合や有無によって異なる宝石名を持った類質同像のガーネット・グループの名称になっておりまするのです。
その為、その化学成分によって色合いや特徴に違いがあり、複数の固有の正式な宝石名を持ったガーネットがあります。
もともとが外来語なので日本語読みにする際に発音上の違いがありますが、大きくはパイロープ・ガーネット、アルマンディン・ガーネット、スペサルティンガーネット、ウバロダイト・ガーネット、グロッシュラーライト・ガーネット、アンドラダイト・ガーネットの6種類に区別され、その中でも緑色をしたグロッシュラーライト・ガーネットはグリーン・グロッシュラー・ガーネット(濃い色合いの場合は別名:ツァボライト)、緑色のアンドラダイト・ガーネットはデマントイド・ガーネットといった具合に別途で独立した正式な固有の宝石名を持つものもあり、また成分含有率的に特定の固有の宝石名を持ったガーネットには該当しない中間的な化学成分のガーネット(これらは宝石学的には宝石名は単にガーネットと呼ばれます)もあるバリエーションの多い宝石となっているんですね。
また、キャッツアイ効果やスター効果、今回のブログで紹介するカラーチェンジ効果といった特殊な光彩効果を持ったガーネットもあり、それらの正式な固有の宝石名はガーネットキャッツアイ、スターガーネット、ガーネット(カラーチェンジタイプ)となり、それ以外にも正式な固有の宝石名ではないものの顕著な蛍光性が見られるUVカラーチェンジガーネット、光源の違いによって同系色でのカラーシフトが見られるガーネット等もあり、通称や俗称で呼ばれるタイプのガーネットが多数存在するのが特徴なのでありまするよ。
ガーネット(カラーチェンジタイプ)について
宝石学上、ガーネット(カラーチェンジタイプ) と呼ばれるガーネットは一般的にはカラーチェンジ・ガーネットと呼ばれる場合が多いかもしれませんぬ。
宝石学では宝石の種類に関係なくカラーチェンジ(変色効果)というのは、自然光や蛍光灯といった光源の下では青緑色~緑青~緑系の色合いに見え、炎や白熱灯といった光源下では赤紫色~紫赤色~赤色系の色合いに見えるが条件になり、このようなカラーチェンジ効果を持った代表的な宝石がアレキサンドライトになります。
その為、俗称としてアレキサンドライトのような色変わりを見せる宝石をアレキサンドライクとかアレキタイプといった呼び方がされる場合もありますが、単なる俗称で誤解を招く表現とされる為、あまり使われなくなってきました。
実際に宝石学上で認められるカラーチェンジ効果を持った宝石は種類が少なく、代表的なアレキサンドライト以外には、今回のブログで紹介するガーネット(カラーチェンジタイプ)、それにサファイア(カラーチェンジタイプ)、トルマリン(カラーチェンジタイプ)等となっております。
しかしながら、宝石学上ではカラーチェンジ効果とは認められないながらも自然光や蛍光灯といった光源下で見える色合いと炎や白熱灯といった光源下で見える色合いが肉眼でも完全に異なっているカラーシフト系の色変わりをする宝石に関しては、正式な宝石名ではないものの一般的にカラーチェンジと呼ばれている場合が多く、例えばガーネットの中でスペサルティンガーネットとアルマンディンガーネットの中間的な成分を持ったタイプのガーネット(俗称:マラヤガーネット)等の一部タイプのガーネットは宝石学上での宝石名は単にガーネットとなりますが、カラーチェンジガーネットとして扱われている事が多いかもしれません。
ちゅ~ような感じで少し真面目な話し?を珍しく書いたような気がしますが、そろそろ今回のブログで紹介するガーネット(カラーチェンジタイプ)の話しをしちゃおうかと思いますです。
複数のタイプやカラーのバリエーションを持ったガーネットは、ほぼ全ての色合いのタイプが存在するのですが、そんなガーネットの中で見た目が青色系をしたガーネットは長年に亘って発見されていなかった色合いで確か1990年代頃にマダガスカルのベキリー鉱山で初めて発見されたガーネットとなり、ガーネットの色合いとしては比較的に最近になって見付かった色合いとなっているのです。
もともとガーネットという宝石は色合いやタイプ等のバリエーションに関わらず古くから珍重されてきた宝石のひとつで宝石の事をあまり知らない人でも何となく赤色っぽい宝石ってくらいのイメージは持っているのではないかしら?
赤色系のガーネットの多くはアルマンディンガーネットやパイロープガーネットと呼ばれるタイプ、もしくは複数の成分が混じり合った中間的なタイプのガーネットになり、これらのタイプのガーネットは産出量も産出地も多く、こうした事から古くから親しまれて珍重されてきた経緯があり、そんなイメージがあると思いまする。
また逆に宝石やジュエリーの愛好家さんや蒐集家さんであれば、稀少性や宝石としての歴史という意味で緑色をしたホーステール・インクルージョンが特徴的なロシア産のデマントイドガーネットなんかを別格の宝石として意識しているかもしれませんね。
そんなガーネットはサファイアやトルマリンと並んでカラーやタイプのバリエーションの多い宝石なのですが、青色系の色合いのガーネットが登場した事、しかもカラーチェンジ効果という珍しい光彩効果を有するガーネットという事でガーネットの愛好家さんや蒐集家さんだけでなく、稀少宝石の愛好家さんや蒐集家さん、特に日本では青色の宝石は人気の高いので青色の宝石好きの愛好家さんや蒐集家さん、それに高品質なアレキサンドライトに近い色目とカラーチェンジ効果を持つ事からアレキサンドライトに憧れを持っていた愛好家さんや蒐集家さん、カラーチェンジ効果という珍しい光彩効果が好きな宝石の愛好家さんや蒐集家さんといった大勢の方々に支持され、その結果、ガーネットという宝石全体の人気が改めて高まった切っ掛けになったような気がします。
ただ、惜しむらくは産出量がそんなに多くない上、比較的に小さな原石が中心である為、現在は1ct を超えるようなサイズのルースは市場流通量も少なく、その殆どのルースが小粒サイズなのでありますなのです。
カラーバリエーションを揃えて観賞用のコレクションとして楽しんだりする分には小粒サイズでも十分に楽しいと思いまするが、メインストーンに使ってジュエリー等の装飾品にするには小粒サイズでは十分な魅力を発揮できないかもしれないかもなものの、なかなか1ct(個人的には2ct UPは欲しいかも)を超えるもので劇的なカラーチェンジ効果を持ったものは見付かり難いかもしれないです。
色合いに関しても宝石学上の基準、宝石鑑別書に記載される色と透明度では透明青緑色と記載されるものであっても、肉眼で見た目には青色にしか見えないものからアレキサンドライトに似た青緑色に見えるものまで色相の幅があり、青色に見えるものを好まれるのか、それともアレキサンドライトに似た色合いと青緑色に見えるものを好まれるのかによっても選択肢が限定される事から、ま、他の宝石であっても同じなんですが、タイミングとフィーリング、こればっかりは運と縁ですね。
このタイプのガーネットは特徴的に針状包有物と呼ばれる細い線状のインクルージョンが入っており、パッと見では分からないかもしれませんが、ルーペ等で観察すると恐らく見えるんじゃないかと思います。
インクルージョンが存在しないものの方が高品質と言えるかもしれませんが、色石と呼ばれるダイヤモンド以外の宝石に関してはインクルージョンも個性のひとつになり、このタイプのガーネットに見られる針状包有物も光の反射で思わぬ煌めきや美しさを感じられる事があるので、そうした楽しみも色石ならではなんじゃないかしら。
んじゃ、まぁ、最後に「ガーネット(カラーチェンジタイプ)」についての数値とか一般的な情報なんかを紹介しておきます。
【 ガーネット(カラーチェンジタイプ )/ Colour Change Garnet 】
- 鉱物名:天然ガーネット
- 宝石名:ガーネット(カラーチェンジタイプ)
- 通称:カラーチェンジガーネット
ベキリー・ブルー・カラーチェンジ・ガーネット等 - 特徴:劇的なカラーチェンジ効果、稀少な青色系のガーネット
- 和名:中間タイプになる為、特に正式な和名はなし
- 結晶系:等軸晶系
- 産出形状:菱形十二面体結晶、偏菱二十四面体結晶等
- カラー:青緑色系~赤紫色系への劇的な変色効果
- 透明度:透明
- 光沢:ガラス光沢
- モース硬度:7程度(個体差があります。)
- 劈開:なし(但し、裂開は一方向に明瞭)
- 断口:亜貝殻状または不平坦状
- 比重:3.72~3.78程度(個体差があります。)
- 偏光性:単屈折性(異常複屈折)
- 多色性:認めず
- 分光性:特有の吸収を認む
- インクルージョン:針状、結晶、液体等
- 産地:マダガスカル(ベキリー地区)
- 代表的なカット:特になし
ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。
ΦωΦ
おまへ、夏場、暑くなると口数が普段以上に減るよね?
ΘεΘ
おまへもだろ?
ΦωΦ
口数だけじゃなくてブログの更新頻度とかも減るじゃん。
ΘεΘ
あたしは旧型モデルなので熱に弱いんです。
ΦωΦ