猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

アクアマリン・サンタマリア vol.2:Aquamarine Santa Maria vol.2

アクアマリンサンタマリア

 

もしかしてですが、もう梅雨入りしちゃった?

 

や、ちゅ~か、もう夏みたいな暑さで早くも夏を過ごしているような感じだったりしますが、この調子で本格的な夏が到来しちゃったらどうしよう・・・みたいな気持ちになっている。

 

夕方、完全に日が沈むのが19時30分くらい?で朝方、太陽が東の空にうっすらと姿を現した感がするのが3時30分くらいで1日の中で闇が支配する夜の世界が極めて短くなっており、しかも時間帯に限らず暑い、とっても暑い、あとぅい。

 

ま、感覚的にも何だかんだで3月の中旬~下旬くらいから新型コロナが騒がれ始めて、緊急事態宣言だったり、それが解除されたら東京アラートだったり、そういう何だか非日常的なムードの中で自粛とか新しい生活様式とか、いろいろなものに巻き込まれて何が何だか分からない内に何が何だか分からない事になってしまった訳だが、徐々に都心でも人が増えてきて少しばかり活気が戻り、あたしも嬉しい、や、特に何がって話しではないんですけどね。

 

ちゅ~ような感じで、あたし的には東京の無駄で無軌道で無尽蔵なエネルギー、常に変化し続けて多様性に富んで活気があって賑やかな雰囲気をこよなく愛しているから、ここ2ヶ月以上は極めて居心地の悪い期間であったのだが、まだ完全に終結した訳ではない、油断大敵な雰囲気もあって考えると途方に暮れる。

 

しかも暑い、梅雨もあるし、本格的な夏も到来する訳なので気が滅入るところではありまするが、それは毎年の事なので仕方がない、願わくば早く冬にならないかなぁ~、や、せめて秋でもいいです。

 

みたいな。

 

ちゅ~ような感じで6月になった、で、6月といえば何となく梅雨の時期、雨の日が多くて紫陽花が咲いてカタツムリが稼働するイメージ、カタツムリって梅雨の時期以外は何をしているんでしょうね?

 

や、あんまりカタツムリは好きじゃない、ヌメヌメしいるし何だか気持ち悪いから苦手なんですが、紫陽花は好き、とっても好きな花だし、雨も嫌いではないから6月はどっちかっていうと好きな月なのであるが、いつも6月ってこんなに暑かったっけ?

 

もっと涼しいイメージ、そんな気がしていたのですが、ぐんぐんとHPが減っていく厳しい6月となっており、思考能力も低下、ちゅ~か、曜日感覚どころか時間の感覚とかも曖昧になってきて今日はいつ?

 

ちゅ~ような感じに陥り、その結果、ブログの更新頻度が低下、ツイッターでツイートする頻度も低下、や、これは言い訳ちゃうよ。

 

2ヶ月以上も何だか空白な感じの時間を過ごしてきたので空白を埋めるくらいの気持ちで9月か10月くらいからは頑張ろう!

 

ん?

 

6月~8月の間ですか?

 

や、だって暑いんだもん・・・

 

 

 

アクアマリン:サンタマリアについて

サンタマリアアクアマリン

 

宝石の中でも知名度の高い「アクアマリン」という宝石は天然ベリルという鉱物の中で薄青色~青色をしたタイプの宝石名になり、宝石学上の正式な宝石名は「アクワマリン」となりまするよ。

 

英語をカタカナで表記した発音上の理由なんですが、ま、ま、この業界も体質が古いというか一度でも定められた事を変えるのは大変な事でして、や、ま、日本って国にはそういうところがありますよね?

 

ちゅ~ような感じで今回はアクワマリンの中でも特に濃い青色をしているのが特徴となる「サンタマリア」と呼ばれるアクアマリンを紹介したいと思っておる訳ですが、この素敵な「サンタマリア」という名称は最初に産出したブラジルのミナスジェライス州サンタマリア・ジ・イタビラ鉱山に由来しております。

 

微量の鉄分によって淡い青色~青色までの海水青色を示すアクアマリンですが、鉱物的にはエメラルドやモルガナイト等と同じ天然ベリルとなるので宝石名がアクアマリンになるものの中にも無色透明に近い、限りなく透明に近いブルーな感じのものからサンタマリアのように濃い青色をしたタイプまで色相には幅がありまするよ。

 

透明無色である事が特徴となるダイヤモンドのような宝石と違って色石と呼ばれる宝石の場合には愛好家さんや蒐集家さん等のコレクターアイテム的な要素の強いタイプを除くと基本的に色が濃く鮮やかなものになる程、その宝石としての評価は高くなり、アクアマリンも色の濃さは重要な要素になっております。

 

アクアマリンの場合には、色の改善を目的とした加熱処理が施されている場合もありますが、サンタマリアは一般的なアクアマリンと比較しても一目で違いが分かる程に濃い青色をしているのが特徴になります。

 

ちなみに現在ではブラジル産のサンタマリアが殆ど産出しなくなってしまったのですが、その後、モザンピーク等のアフリカから似た色合いのタイプが産出し、こちらはサンタマリア・アフリカーナという通称となり、アクアマリンの中でも別格の扱いとなっております。

 

色合いや含有する成分によって様々な固有の正式な宝石名となる天然ベリルの中でもエメラルドと共に古くから宝石として珍重されてきたアクアマリンは知名度も高く色合い的にも親しみ易い宝石になりますが、サンタマリアやサンマリア・アフィリカーナといったタイプの濃い色合いをしたものは稀少性が高く、そんなに手軽っていうか気軽っていうか、そういう感じの宝石ではないんだけど色合いの薄々、それこそ限りなく透明に近いブルーなアクアマリンとは違った美しさや存在感がありんすよ。

 

 

サンタマリア

 

あたし的にはブラジルで産出したサンタマリアの方が馴染みがあって、その後に登場したモザンピーク産のサンタマリア・アフリカーナよりも多く所有しているのですが、そんな中でも今回は3点ばかり紹介しようかなぁ~って思っております。

 

最初のひとつは雨模様みたいなインクルージョンが特徴になっているルースになり、宝石としてはインクルージョンが少ないもの程、その評価は高くなるのですが、個人的な好みっていうか、フィーリングっていうか、うん、ま、好き、とっても気に入っているから出し惜しみしていたサンタマリアになります。

 

 

アクアマリンサンタマリア

 

アクアマリンって宝石はペリドットとかガーネットとかトルマリンとかみたいな宝石と共に以前は半貴石って呼ばれて扱われる場合が多かったのですが、同じ宝石でも定形の規格品、量産が可能なタイプと一点物では扱いが全く違って、そういうのって興味があったり、こだわり的なものがないと分かんないかもしれないんだけど興味を持つと果てしなく楽しめるし、果てしなく奥が深いから飽きる事がないのです。

 

ベリルやガーネットやトルマリンは色合いや含有成分によって様々な固有の宝石名を持った宝石になって、特にバリエーションの多い鉱物なので楽しみが多いんじゃないかなぁ~って思いますが、色合いや宝石は好みとか趣味とかもあるからフィーリングかしら?

 

好きな季節、好きな花、好きな天気、好きな香り、そんな感じで好きな何かがあると楽しいから、好きな宝石があると何気に楽しみが増すのでありまするよ。

 

楽しいなぁ~って思える時間が少しでも多いと幸せじゃんね。

 

 

サンタマリアアクアマリン

 

二つ目に紹介するルースは写真が悪いっていうか、言い訳をするならルースのサイズが小さ目って事もあって何だか分かり難い感じになってしまって非常に勿体ない、これ程までに色の濃い鮮やかなアクアマリンはサンタマリアの中でも滅多にお目に掛かれない高彩度なルースなので写真が微妙ですね。

 

ちゅ~ような気持ち以外に何の感想も語れない感じでありまするが、そんな気持ちになってしまう程、実物は美しい濃い色合いをしたサンタマリアになります。

 

所有しているサンタマリアの中でも色の濃さだけで言うならナンバー1って感じのお気に入りのルースなんです。

 

ひとつ、またひとつって感じでアクアマリン・サンタマリアのルースもジュエリーに加工したり、ルースで販売したりして手放してきましたが、これは販売するかどうか最後まで悩んだ一点になんですが、いつまでも隠し持っていても何にもならないような気がしなくもないじゃない?

 

 

サンタマリアアクアマリン

 

色合いとしては分かる人には何となく分かるといいんだけどロンドンブルートパーズみたいな濃い青色になっていて、ここまで色の濃い青色をしたアクアマリンって殆ど市場に流通していないと思います。

 

サンタマリアにしてもアフリカーナにしてもアクアマリンの中では濃い色合いの青色をしているのが特徴で、それが稀少性であって、そこがアピールポイントなんですが、ちゅ~ても色相には幅が合って、より濃い色合いになる程に稀少性が上がり、宝石って感じが強くなってきます。

 

眺める度に綺麗だなぁ・・・って感じで、お気に入りのものは最後までの使わず残しておくタイプのあたしは思わず仕舞い込んでしまっており続けてしまっていたのであります。

 

うん、まぁ、そんなんばっかなんですけどね、はい。

 

 

サンタマリアアクアマリン

 

ちゅ~ような感じで最後、やっぱり、あたし的には雨模様、雨の降っている感じ、そういう雰囲気のアクアマリンが好きなようで窓ガラスに滴る雨粒みたいな雰囲気のサンタマリアになります。

 

実際には特に天候として雨が好きって訳じゃないんですが、雨に霞む景色っていうか、雨に煙る景色っていうか、そういう叙情的な感じ、車を運転している時、走行中でも駐車中でもフロントガラスに滴る雨粒やフロントグラス越しに見える景色、渋谷の雑踏を眺めながら煙草を喫っていた喫茶店の窓ガラスの向こう側だったり、向こうの方に見える夜の東京タワーだったり、もう何て言っていいのか分かんないんだけど、そういう感じが大好きなのです。

 

いつも同じ景色のように見えても二度と同じ景色は見る事ができない感じ、あの時、青あの場所、あの光景、いろいろなあのが複雑に重なり合った瞬間の何故か心に残ってしまっている印象、そしてその時の気持ち、気分、感情、じょびじょば。

 

そういう感じって分かる?

 

ちゅ~か、話し聞いてる?

 

 

アクアマリンサンタマリアン

 

や、いろいろ思い出すなぁ・・・って感じ、そういう思い出す切っ掛け、記憶の引き金みたいなものは誰にでもあるんじゃないかなぁ~って思うんですが、その記憶となる出来事っていうのは意外に何でもない日常の中に潜んでいるので注意深く、そして今という瞬間を大切にお過ごし下さいませ。

 

な~んて書いてますが、暑いから頭がボンヤリ、注意力が低下、いろいろな事に集中できなかったりもするので何かひとつ、1日ひとつは無理でも1ヶ月にひとつ、1シーズンにひとつとかでも構わない、心に残る何かがあるといいね。

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

おいおい、宝石の説明は一切してないじゃん?

ΘεΘ

 

暑さのせいです。

ΦωΦ

 

お~い。

ΘεΘ

 

あ、香水・・・

ΦωΦ

 

えっ、何?

ΘεΘ

 

や、香水の香り。

ΦωΦ

 

それ何の話し?

ΘεΘ