猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

フェナカイト:Phenakite

フェナカイト

 

2020年の東京オリンピックが延期となった。

 

新型コロナの影響で都心でも不要不急の外出の自粛が始まり車の交通量も街を行き交う人の数も激減、とっても活気がない、無駄なエネルギーが溢れ返っている賑やかで騒がしい東京ならではの魅力が激減している。

 

ちゅ~か、オリンピックの延期が決まってから東京の感染者数が激増しているかのように見えちゃうような感じの訳だが、や、実際に人口密度も人口数も日本一である東京ですし、海外からの来訪者数も多い事からも至極当然の事だったりする。

 

北海道は大陸からの来訪者数が多いエリアであり、兵庫県は大陸や半島からの来訪者が多いエリアであり、愛知県は何といっても福利厚生の水準が日本一であるが故、その感染者の早期発見は何ら不思議ではなかったのであるが、東京と大阪に関しては今後、時間の経過と共に増加の一途を辿るであろう。

 

たぶんね。

 

分からないけど。

 

ちゅ~ような感じで、じわじわとじわりじわり新型コロナの影響が拡大、いろいろなところで何らかの影響を垣間見る事ができるというか、や、リアルに実感、マジ、ちょっとやばくない?って雰囲気が色濃くなってきておる。

 

だがしかし、ちゅ~ても特に何にもしようがないというか、何にもしない方がいいというか、逆に何か今からやれる事がある訳でもないので、いつもの通り、普段通りの感じの生活ライフをお過ごししておる訳であるが、雰囲気が暗い、賑やかさや騒がしさを感じられない東京は非常に退屈、その結果、いつもと違う事、いつもの通りじゃない事、普段通りじゃない事をする感じの気分で生活ライフをお過ごししないと退屈しちゃいそうな気分ではある。

 

ま、ま、ちゅ~ような感じで、何となく雰囲気が暗転、ちょっとすぐに出口の見えない閉塞感というか微妙な空気の中、明るいニュースといえば同世代の方々のお子さまがご結婚的な感じの祝い事であったり、ご出産的な感じの祝い事であったり、そういう年頃、うん、あたしがね!って感じで、びっくり、や、ちょっとやべぇ~なぁ~って思ったりする事も無きにしも非ずな感じもない訳でもないというか、あるっていえばあるような気がしてきた。

 

や、そうでもないかな。

 

分からないけど。

 

あたし的には東京ならではの喧騒、或いは雑踏、そういう賑やかさであったり、騒がしさであったり、そういう雰囲気を愛している、無駄なエネルギーが溢れ返っている感じの中でひっそりと秘かに生活ライフ、そんな感じで十分にお幸せなのであるが、東京、日本に限らず、世界的に何だか暗転、雰囲気が暗くなってしまっている訳なので、そういう感じでもないから仕方がない、ここはですね、キラキラと光る宝石、美しい宝石達、そして身を飾るジュエリー等に目を向けてですね、わぁ~ってなっておこうかなぁ~って感じになっている次第なのだが、そうも煌びやかな宝石って気分でもないので今回は程良い感じの宝石を紹介しようと思う。

 

どんな時でも何かしらの楽しみとか喜びとか幸せとかがあるもので何だか笑う、笑ってしまうじゃない?

 

つい先日の話しだけど、ちょっと落としちゃったボールペンを拾おうと屈んだ拍子に椅子の背もたれの突起部分に胸をぶつけちゃって、そのあまりの痛さに笑っちゃった。

 

ちゅ~ような感じで、ま、ま、ちょっと世の中の雰囲気としては明るい感じではないのですが、個々の生活ライフの中とかレベルでは明るい事、楽しい事、嬉しかったり、喜んじゃったり、いい感じに笑顔になっちゃえるような素敵な日々、そんな感じの毎日をお過ごしになって頂きたいと思っている。

 

もちろん、いつもよりも健康管理、ちょっと体調には気を付けてですね、そして元気にお過ごし下さいね!

 

 

 

フェナカイト

フェナカイト

 

色石(ダイヤモンド以外の宝石に対する総称)と呼ばれる宝石は名前の通りに何らかの色、それも濃く鮮やかで宝石名を代表するような特徴的な色合いを持ったものが好まれる傾向が強いのですが、時代も変わって個々の趣味嗜好も多様化してきたので現在では稀少性であったり、稀少色であったり、逆に特定の宝石名を持った宝石としてはスタンダードではないものなんかも好まれるようになりましたね。

 

うん、例えばですね、知名度の高いサファイアだったら代表的なイメージカラーはブルーになりますが、様々なファンシーカラーであったり、複数の色合いが混在したパーティカラーであったり、よりマニアックなトラピッチェ模様のサファイアであったりと必ずしもブルーサファイアだけに人気が集中しているという訳ではなくなったんだよ。

 

ちゅ~てもですね、ルビー(赤色のコランダム)、エメラルド(緑色のベリル)のように代表的な宝石の中には特定の色相に限定された宝石もあり、そうした色合いによって宝石名が決まる(厳密には含有成分等も関係してきますが)宝石は他にもあって、モルガナイト(ピンク色のベリル)、ビクスバイト(赤色のベリル)、ゴッシェナイト(透明無色のベリル)、アクアマリン(青色系のベリル)、クンツァイト(ピンク色のスポジュメン)、ヒデナイト(緑色のスポジュメン)、ルベライト(赤色のトルマリン)、インディゴライト(藍色のトルマリン)といった感じで特定の鉱物種の中で特定の色合いを持った宝石だけの固有の宝石名となっているものも多いのであります。

 

いろいろな色合いがあり、そんな多種多様なタイプがあって、そういう中から個々の趣味嗜好であったり、何となくのフィーリングや憧れなんかで好きな色合いや好きな宝石を楽しむ事が普通、もう特別な事ではなくなった現代社会ですが、ちゅ~てもダイヤモンドが大好きな人は色石に対する興味はあんまりなくて、色石を好む人はダイヤモンドだけに特別な興味を抱く事もないのですが、ま、それはそれ、趣味嗜好性であったり、好き好きなのであります。

 

 

フェナカイト

 

ちゅ~ような感じの前置き、実際に何の関係もなさそうな内容の話しを何故に書くのか不思議に感じる人もおるやもしれませんが、今回のブログで紹介するフェナカイト(多分、このブログでは初登場となる宝石)っていう宝石は当然ですがダイヤモンドではないから色石のひとつになるにも関わらず透明無色のカラーレスタイプの色合いをしたものが圧倒的に好まれるという特徴があるのであります。

 

フェナカイトという宝石は鉱物名としても天然フェナカイトになり、宝石名も鉱物名も同じ名称なので基本的には色合いに関わらず何色であってもフェナカイトはフェナカイトになる訳なのでありますが、カラーバリエーションとしては透明無色のカラーレス以外にもイエロー系~ピンク色系~褐色系~淡赤色系といった色合いのものが存在しております。

 

カット研磨されるルースの場合には透明度の高い宝石質の原石が厳選される事が多いので不透明石とか濁色系のものは主に鉱物標本とかでしか見る機会がないのですが、多くの場合、半透明~不透明の白濁色~褐色系の地味な結晶、そういう原石となっており、産出量や産地は少なくないものの透明度の高いカット研磨されて宝石のルースになるタイプは地味に限られているのあります。

 

特徴としては艶やかな光沢感(テリ)があり、あんまり分散度は大きくない事からファセットカットが施されたルースであってもダイヤモンドのような煌めきは感じない点になり、鉱物の中では比較的に大型で良質の結晶が産出するもののカット研磨されたルースになると殆どが小粒サイズになる事なのですが、もう色合いとしては透明無色のカラーレスのタイプに対する支持が圧倒的に高いところなのでありんすよ。

 

 

フェナカイト

 

ダイヤモンドを除く色石の場合、透明無色のカラーレスとなるタイプはどちらかっていうと人気がない、や、まったく人気がない訳ではありませんが、どちらかというと色味のあるものが好まれる傾向が強く、天然ベリルだったらエメラルド(緑色)やアクアマリン(青色系)、モルガナイト(ピンク色)、ビクスバイト(赤色)なんかに比べて透明無色のゴッシェナイトはマニアックな存在になるし、天然トルマリンでもルベライト(赤色)やインディゴライト(藍色)、その他、いろいろな色合いやタイプのトルマリンの中でも透明無色のアクロナイトに関しても同じような感じだったりします。

 

特定の宝石、それこそサファイアとかトルマリンとかベリルとかガーネットとかみたいなカラーバリエーションやタイプバリエーションの多い宝石を好んで蒐集したりしている人であったら、こういった透明無色のカラーレスのタイプもバリエーションのひとつとして所有、押さえておきたいところだと思いますが、透明無色の宝石だけを好んで蒐集している人ってなるとダイヤモンドになるか、それか水晶になっちゃうんじゃないかな?って感じなんですが、フェナカイトに関してはコアな愛好家さんや蒐集家さんが多く、その殆どは無色透明なカラーレスを好む傾向が強いのでありますよ。

 

宝石としてはモース硬度もあり、劈開性に気を付ければジュエリー等の装飾品としても愛用できるのですが、そんなに大粒サイズのルースが流通していなくて2ct 未満くらいのルースが中心になり、テリはあるものの分散度が大きくないので煌めきは感じ難い事から見た目だけでフェナカイトという宝石だと認識できる人は殆どいないと思いまするよ。

 

 

フェナカイト

 

今回のブログでは2ピースのルースが登場していますが、サイズ的には大き目となる3ct 弱と5ct 強の大きさのルースです。

 

どちらかっていうと一般的に知名度の高い宝石、或いは認知度の高い宝石とは違ってマニアックなポジションとなる宝石ではありますが、そこまでカット研磨されたルースは流通していない事から、その意味でもコレクターさん向けとなっている感じなのでありますよ。

 

  • 鉱物名:天然フェナカイト
  • 宝石名:フェナカイト
  • 結晶系:六方晶系(菱面体晶系)
  • 産状:菱面体結晶、柱状結晶、粒状
  • カラー:無色~白~灰~黄~ピンク~褐色~淡赤色等
  • 透明度:カット研磨されるルースは基本的に透明石
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:7.5~8
  • 劈開:一方向に明瞭
  • 断口:貝殻状
  • 比重:約 2.93~3.00程度
  • 偏光性:複屈折性
  • 屈折率:1.654~1.670程度
  • 多色性:二色性(通常は殆どなし)
  • インクルージョン:結晶包有物、液体包有物、針状包有物等
  • カットの形状:主にファセットカット
  • 主な産地:ブラジル、スリランカ、アメリカ、ナミビア、タンザニア、
         マダガスカル、ノルウェーフランス、チェコ等

 

 

好まれる色合いは透明無色のカラーレスですが、宝石としての色合いでは透明赤色をしたタイプは極めて稀少性が高くなります。

 

 

フェナカイト

 

ま、ま、こうしたブログも書き続けていると新しい未紹介の宝石ってのが限られてきちゃうから、その辺りは仕方がないのですが、ちょいちょい未紹介となる初登場の宝石とかもブログで紹介したいと思っていまするよ。

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

体調には気を付けてお過ごし下さい。

ΘεΘ

 

いい感じに元気で楽しく過ごしましょう。

ΦωΦ

 

おまへは体調はいいの?

ΘεΘ

 

また偏頭痛の時期なんです・・・

ΦωΦ

 

あぅ・・・

ΘεΘ

 

ま、その内、慣れるよ・・・

ΦωΦ