猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

ジュエリー製作記録:005

Ijeluna

 

お盆が空けても微妙な空模様で湿度が高い蒸し暑い日が続いていますが、この週末も何だか天候が崩れて雨になりそうみたいな話しですねぇ。

 

少し涼しい夕方以降の時間帯に散歩をするとコオロギ?

ちょっと正確なところは分からないのですが、草むらや公園ではコオロギみたいな虫が鳴いていて、夏の虫なのかもしれませんが、何となくの雰囲気っていうかイメージっていうか感覚的な部分で不思議な事に秋の気配みたいなのを感じちゃいます。

 

ま、さすがに実際に出掛けると暑さで汗が吹き出してくるので、まだまだ夏だよなぁ・・・って思うし、街の商店街なんかではお祭りの提灯なんかが吊るしてあり、それこそ来週くらいから花火大会なんかもあると思うので、夏感や秋感なんかが混在して何だか季節の感覚がおかしな事になっちゃっているっす。

 

もう今の時期だと暑中お見舞いではなくて残暑お見舞いとなるのですが、そうした何気ない事なんかを通じても少しずつ季節は移り変わっているんだなぁ~って、ふとした瞬間に感じちゃったりしませんか?

 

ちゅ~ような感じで、何か微妙な季節感の中、ここ最近は無理のない範囲でジュエリー製作をしているのですが、今回も前回に引き続き、オーストラリア産のオパールを使ったリングの製作記録になるっすよ。

 

オパールという宝石自体は10月の誕生石になっているのですが、見た感じの印象としては様々なタイプのオパールがあるので、そんなに季節感のある宝石ではなく、種類や色合いやタイプによって使い分けたり、オールマイティーに使う事ができる宝石だと思います。

 

そんな各種のオパールに関する過去の記事は下記リンクバナーから確認できますが、今回は水色系の色合いをしたホワイトオパールと漆黒地にネオングリーンの遊色効果が特徴になったブラックオパールの2石を使ったリングっすよ。

 

www.nekoguruma.site

 

オパール自体は宝石の中ではデリケートなタイプとなり、乾燥、熱、紫外線、皮脂、薬品等の耐性も低めな上、それほど丈夫な石ではない為、衝撃等にも弱いのですが、何故か時々、無性にオパールを使ったジュエリーを製作したい気分になります。

 

まぁ、それはオパールに限らず、どんな宝石でも同じちゃ~同じなんですが、涼し気な色合いだったり、夏の夕暮れだったり、ちょっとした切っ掛けで急に製作したくなる宝石なんですよね。

 

だから連続して2点も製作しちゃったんですが・・・

 

  

青色系のホワイトオパールとブラックオパールのリング 

オパールリング

 

今回は普段はあまり製作する事がない2つのルースを使った変則的なスタイルのリングを製作してみたりしています。

 

まだまだ細かい手直しや仕上げは残っていますが、涼し気で華やかなホワイトオパールと小粒ながらも存在感のあるブラックオパールを組み合わせK18イエローゴールドにしようかと考えています。

 

気分的に何故かあまり大振りなものを製作する気になれない事もあって、しばらくはボリューム感を抑えたものを製作していくつもりです。

 

ワックスメーキング

 

こうしたアシンメトリーなデザインのものは何となく気が向いた時でないと製作する事がないのですが、左右非対称のシンメトリーなデザインのものとは違った緊張感がありますねぇ。

 

バランス感とかデザイン性とか単なる精密さ以外の点にも気を遣わないといけないので、今のようなスローペースというか気持ち的に焦らずに取り組める時じゃないと益々、作る事が少なくなっていくような気がするっす。

 

ちゅ~感じで、ちまちまと丁寧に製作していきたいと思っているんだよ。

 

Ijeluna

 

ちゅ~ような諸々の事を考えたりして何となく書いてみましたが、こうして書いてみると何だか久し振りにボリューム感のあるリングも製作したいような気になってくるから不思議なものです。

 

いろいろな事を考えながら作り始めて、気が付いたら集中してて無心になっているみたいな感じが理想なのですが、雑念が多いっす・・・

 

ちゅ~感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

やっぱりブルーワックスの方が使い易いかも・・・

ΘεΘ

 

慣れりゃ同じちゃうんかい。

ΦωΦ

 

より慣れているものの方が使い易いって事かな?

ΘεΘ

 

あたしに訊くなよ・・・

ΦωΦ