猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

ペッツォタイト:Pezzottaite

ペッツォタイト

 

もう本当に何だかありがとうございます!

ちゅ~ような感じで何か気が付けば法人だった事業を個人に切り変えて現在のスタイルで仕事をするようになって10年が経過、うん、10周年ってやつだ、うん、アニバーサリーってやつですね。

 

猫車さんのオンラインショップでは「3月19日(金)~4月5日(月)」までの期間中、アニバーサリーセールってな感じで会員登録をしてログインした状態でお買い物をすると通常販売価格よりも「5%~10%OFF」となっております。

 

や、会社とか日本で事業を始める際には基本的に各種の資料や届出書なんかが和暦じゃない?

もう現在は殆どの事が西暦での入力とか記載になっているから和暦だと訳が分かんなくなってきちゃうんだけど現在のスタイルでの事業を立ち上げたのが平成23年であったので今は令和2年?あれ?3年?

 

ま、どっちでもいいんだけど西暦だと2011年になるみたいなので現在2021年じゃない?

 

すると10年間が経過、うん、まぁ、周年っていうのが開始して1年後だとするならば10回目、うん、10周年ですよね?

 

10年前に想像したり予想していたりした事が見事、想像通りだったり予想通りだったりしている事もありますが、想像してなかった事だったり予想していなかった事だったりもあったりもして、ん?どっちだ?

ま、ちゅ~ても10年って時間の経過は思っていた以上に早いものだったと感じております。

 

いろいろ思う事はあるようなないようなふわっとした感じではありますが、ご注文やお買い物をして頂いたお客さまに感謝、もう本当に何だかありがとうございます。

 

ちゅ~ような感じの中、何だか最近は地震が多いですね、ま~ま~大きなのが、関東圏では地震が多いのは常々感じている訳ですが、東京に舞い戻ってきて6年くらい経つので今では地震にも慣れた、いちいち驚かないものの大きな揺れの地震が起こるとビクってなります。

 

何かしらのコレクション、うん、まぁ、取り扱いに注意が必要な鉱物標本とかガラス類とか食器類なんかを収集していたりしている人にとっては地震対策が必須っていうか、なかなかの悩みなんじゃないかと思う。

 

奇しくも東日本大震災からも10年が経過、家族や故郷が失われるような悲劇が繰り返されない事を願っておる訳でありますが、ちゅ~ても地震とか豪雨とかみたいな自然災害は気を付けていてどうにかなるものでもない部分が大きいから普段の何気ない日常を大切にしながら充実した日々をお過ごし下さい。

 

そんな事も改めて考えてみると10年間というのは実に様々な出来事が起こるくらいの時間って話しになり、あんまり何にも変わっていないように感じていた自分自身も何気に大人の階段を上っており、何にも段差のない場所で躓いたり、夜空に浮かぶ満月がぶれぶれに見えたり、夏場にベランダで死んだように転がっているセミが急に動き始めて飛び回ったりする動きに追い付けなかったり、着実に年齢を重ねておるのでぴえん。

 

や、ちゅ~か、お肌のトラブルが多くなっちゃったのが一番の悩みです。

 

シャワーを浴びている時、お肌、水、弾かないもん。 

 

 

ペッツォタイト:Pezzottaite

ペッツォタイト

 

ペッツォタイトという宝石は鉱物的には天然ベリルの変種となり、天然ベリルの主成分であるベリリウムの一部がセシウムとリチウムに置き換わっている鉱物となります。

 

その為、鉱物名は天然ベリルではなくて天然ペッツォタイト、宝石名もペッツォタイトとなり、天然ベリルの中で固有の宝石名を持ったエメラルドやアクアマリン、ビクスバイト、モルガナイト、ゴッシェナイトといった宝石とは別種の宝石扱いになっております。

 

比較的に彩度の高いネオンピンクみたいな独特な色合いが特徴の宝石になり、エメラルドやビクスバイトといった宝石に近い石質となる為、瑕疵やインクルージョンが多いのも特徴かもしれません。

 

この宝石は登場したのは2000年代初頭なので比較的に新しい宝石になり、この辺りの年代にはパライバトルマリンやタンザナイト、マスグラバイト等、なかなかにインパクトの強い宝石や現在ではメジャーな宝石として確固たるポジションを築いている宝石なんかが多い気がします。

 

登場した当初は見た目の色合いと鉱物的にはベリルである事から、ラズベリルのコマーシャルネームで呼ばれる事がありましたが、現在ではペッツォタイトという正式な宝石名がある為、一般的にペッツォタイトの名称で統一されています。

 

但し、稀産&稀少な宝石で他のベリル系の宝石に比べて安定的な市場供給ができなかった事や原石のサイズが小さなものが中心だった事もあり、そこまで流通性の高い宝石ではないですし、その殆どが小粒サイズのルースになる為、そんなにメジャーな扱いの宝石ではありませんが、他の宝石とは違った独特のピンクカラーなのであたし的にはお気に入りの宝石なのです。

 

 

ペッツォタイト

 

ペッツォタイトという稀少宝石に関する説明を簡単にしておきます。

 

【ペッツォタイト:Pezzottaite】

  • 鉱物名:天然ペッツォタイト
  • 宝石名:ペッツォタイト
  • 通称や俗称:ラズベリル、ピンクベリル
  • 注記:「Pezzottite」はカタカナ読みをした際の発音の違いによる微妙な名称の違
        いがある場合もあります。
  • カラー:鮮やかなネオンカラー、濃淡のあるピンク系カラー
  • 産地:マダガスカル
  • バリエーション:キャッツアイ効果を持ったタイプ
  • 屈折率:1.62~1.61程度
  • 偏光性:複屈折性
  • 多色性:認む
  • 蛍光性:認む
  • 比重:約 3.10
  • 分光性:特に必要な吸収を認めず
  • 拡大検査:管状包有物、液膜包有物といった包有物

 

エメラルドやビクスバイトといった宝石と同様に内部に瑕疵やインクルージョンが多く存在する事からカット研磨されたルースの場合には一般的に無色透明剤の含侵処理が行われます。

 

 

ペッツォタイト

 

そっか、ペッツォタイトが2000年初頭って事は、この宝石と出会ってから20年くらい経過しているんですね。

 

10年とか20年とか何か10年くらいの単位を節目にして思い返しても特に何にも変わっていないように感じるのは成長をしていない証みたいな気がしなくもないのですが、や、そんな事はありません。

 

ぐんぐんに成長し続ける時期は過ぎた、もう成長期ではないっていうだけの話しであって、うん、まぁ、それはそれで何か微妙な気分、ちょっと嬉しくない感じだったりしますけどね。

 

宝石も新種の宝石が登場したり、その時、その年に何かしらフューチャーされる事の多い宝石ってのがあったりしますが、宝石とかの世界だと40年くらい前の話しなんて最近の話しみたいな感じだったりするから何か時間の感じ方っていうか捉え方っていうかは様々ですよね。

 

村上春樹風にいうなら時間とは延びたり縮んだりするものだ。

 

 

ペッツォタイト

 

東京も知らない間に桜の開花宣言もあったみたいだし、ちゅ~か、ま~ま~桜が咲いている、うん、樹による。

 

みたいな感じで、3月下旬~4月初旬って何か季節としての春っていうだけじゃなくて卒業だったり入学だったり、新生活だったり、こう、ほら何か新しく始まる感、そういう予感がする時期でもあると思うので、いい感じの毎日、そんな日々を積み重ねた挙句の最果てに振り返ってみると微笑みでも苦笑でも失笑でも何か分からないけど笑顔が浮かぶような出来事が散らばっているような人生とされたしで候。

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

10年目か10年間が経過した時のどちらが祝なんだ?

ΘεΘ

 

分からない・・・

ΦωΦ

 

子供がいたら生まれた年が祝なのか最初の誕生日が来たら祝なのかみたいな感じ?

ΘεΘ

 

や、どっちもめでたいんじゃない?

ΦωΦ

 

世の中は謎だらけです。

ΘεΘ

 

まぁな。

ΦωΦ