11月に入り季節は完全に冬、都内では眩いクリスマスのイルミネーションとショーウィンドウを飾るクリスマスディスプレイが始まり、今年も残すところ・・・
みたいな感じの事を強くイメージする事によって、7月の中旬だって事とか夏が間近に迫っておる事とか厳しい暑さとかを忘却、その想像力によって何とかならないかなぁ~って思ったものの現実とは非情、とっても過酷なもので普通に暑いし、まだ7月中旬だし、夏だってこれからが本番なのである。
想像力及ばずちゅ~か、そもそも暑さで集中できないからイメージさえも中途半端な状態、もう夏バテのリーチが掛かっており、ま、それだって勝手な想像なんですけどね。
そういうメンタルな要素に影響されて、むしろ実際には聴こえていない蝉の声が聴こえ、咲いてない向日葵が見えてくるような状態、もう完全に暑さとか夏とかに引っ張れたイメージ、そういう方向に想像力が発揮されちゃって気分的には完全に真夏って事になっちゃっておって、や、この先、8月とかになって本格的な夏の暑さを実感する時期が訪れたらって考えると・・・や、そんな事は考えたくない、やだ、そんな事、想像するだけで嫌だもん。
みたいな感じで完全に暑い夏の呪縛に囚われてポンコツと化してしまっておるのだが、や、夏は夏で楽しまないと損、人生とは実に儚いものであるからして夏を謳歌する機会だって大切、うん、考えようによっては実に有意義な時期なのであるかもしれない。
ちゅ~ようなポジティブ思考にチェンジ、や、臨機応変な対応っていうの?こういう柔軟な発想でもって逆に夏を堪能しようと思い、その結果、とりあえず腕時計の革ベルトをラバーベルトに交換したのである。
うん、これで汗をかいても大丈夫!ってな気持ちになったものの新品のラバーベルトが腕に馴染んでいなくて何だかすごい違和感、これは早く本格的な夏が到来、ぐんぐんに気温が上がってラバーベルトが柔らかくなってもらわねぇ~と困るなぁ・・・ってくらいの気分になっているのである。
今はね。
ま、でも夏には夏の楽しみがあり、ファッションとかもだし、海とかキャンプとかバーベキューみたいなアウトドアな感じの遊びだったり、花火とか夏祭りとか盆踊りみたいなイベントだったり、考えてみると何かと面白そうな事はある気がするっていうか、面白いものを見付けて楽しいと思えるように過ごすのが吉。
ちゅ~ような事を書いてみたものの何だかここしばらくは天候が雨模様で蒸し暑い感じはするけど照り付ける日射しの暑さみたいなジリジリ感はない。
あれれ?
おかしいなぁ。
ルビー(Ruby)
宝石の中でも知名度が高く古くから珍重されているルビーという宝石は、天然コランダムという鉱物の中でクロムの含有する事で赤色を示すものになります。
天然コランダムは、アバウトには赤色をしたものをルビー、赤色以外の色合いのものはサファイアという宝石名になり、色合い(厳密にはクロム含有の有無もですが)が赤色系に限定されている分だけ同じ天然コランダムという鉱物ですが、ルビーの方がサファイアよりも稀少性が高い宝石になります。
もちろん、サファイアの場合も正統派のブルーサファイアや独特のピンキッシュオレンジのような色合いをしたパパラチアサファイアといった稀少性の高い色合いもある上、カラーバリエーションが豊富な分だけ個々のルースによる表情や色合いの違いが出ますし、カシミールサファイア(インド側)のような極めて稀少性の高いタイプもあるので一概にサファイヤよりもルビーの方が稀少とは言えない部分もあります。
ちゅ~ような感じで、今回はミャンマー産(旧:ビルマ産)のルビーを紹介しようと思っておりますが、ルビーという宝石は基本的に宝石なんかに興味のない人であっても名前とか色合いとかを知らない人が少ないであろうメジャーな宝石のひとつですからポイント的な感じの内容にします。
ルビーは前述のようにクロムを含有した赤色の天然コランダムの宝石名ですが、色合い的には真紅って感じの赤色をしたものから気持ちピンク色を感じる赤色のもの、黒っぽさを感じる赤色のものまで微妙ですが、同じ赤色であっても見た感じの色合いには幅があります。
また同じ鉱物種であるサファイアと同様に透明度に関しても透明~半透明~不透明なものがあり、不透明なタイプはあまりジュエリー向けとしては用いられませんが、まったく用いられないという訳でもありませんし、半透明のものは主にスター石やキャッツアイ石となり、透明石は主にファセットカットが施されたルースとして流通しています。
また、ルビーは非加熱未処理のもの以外にも加熱処理~鉛ガラスの含侵処理、フラクチャーへの充填処理等の人為的な何らかの処理が施されている場合があり、加熱処理は一般的に施される人為的な処理になるので何なんですが、鉛ガラスの含侵処理が施されたものやフラクチャーへの充填処理が施されたものは宝石としての評価が低くなります。
それ以外だとルビーは産地にもよる為、すべてのルースに該当する訳ではないのですが、蛍光性が見られて鮮やかなレッド~ピンク色系の蛍光色を示すものは自然光や蛍光灯といった光源下では、より華やかだったり艶やかな印象に見えます。
色合い的には赤色系ですが、明度とか彩度によって印象が変わりますから、フィーリングというか見た感じの好みを重視するのが良いと思いますが、一応、加熱なのか非加熱なのかは確認した方が良いと思います。
ちなみに半透明のスター石やキャッツアイ石は基本的には主に非加熱未処理となりますが、鉛ガラスの含侵処理が施されている場合があります。
同じ天然コランダムでもサファイアに比べると小さ目の原石が多い為、サファイヤのように10ct アップとかの大粒サイズは殆ど流通しない事から目的に応じて1ct 前後のサイズ~大きくても3ct~4ct くらいのサイズが選択肢になります。
瑕疵やインクルージョンについては色合いやサイズ感、カット形式等といった全体的な見た目の方が優先される場合が多い事から個々の判断で良いと思います。
透明度に関わらず、天然コランダムの中でも宝石鑑別機関による鑑別で宝石名がルビーとなる為の基準がある為、クロム含有のない赤色(レッドサファイア)や気持ちパープル寄りの色合いをした赤色(パープルサファイア)、ちょっとピンク寄りの赤色(ピンクサファイア)なんかがルビーとして流通している場合もあるので、宝石鑑別書やソーティングなんかが付属しているものが安心です。
【 ルビーの基本的な情報や数値について 】
- 鉱物名:天然コランダム
- 宝石名:ルビー
- 和名:紅玉
- 結晶系:六方晶系(三方晶系)
- 産出形状:六角卓上結晶、六角柱状結晶、礫状
- カラー:赤色
- 透明度:透明~半透明(半透明は主にスター石やキャッツアイ石)
- 光沢:ガラス光沢
- モース硬度:9程度
- 劈開:なし(底面及び菱面体方向に裂開)
- 断口:貝殻状
- 比重:3.99~4.05程度
- 偏光性:複屈折性
- 屈折率:1.757~1.776程度
- 多色性:強い二色性
- 分光性:クロムラインを認む
- インクルージョン:シルク状、結晶、液膜、液体、フィンガー・プリンスト、
トリークル等 - 産地:ビルマ、スリランカ、タイ、インド、パキスタン、タンザニア、ケニア等
- 代表的なカット:主にファセットカット
但し、スター石やキャッツアイ石はカボッションカット
ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。
ΦωΦ
もっと涼し気な色合いの宝石を紹介しよ~よ。
ΘεΘ
や、ルビーな気分だった。
ΦωΦ
暑さでボ~っとなってるだけなんじゃない?
ΘεΘ
かもしれない・・・
ΦωΦ
ま、いいけど。
ΘεΘ