猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

ゴールデンベリルとイエローベリル:Golden Beryl & Yellow Beryl

ゴールデンベリル

 

や、その後もプリンターメーカーさんとあれこれと試行しておるのですが、プリンターちっとも動かず、動きそうな動作だけするもののプリントアウトをしない日々に苦しめられております。

 

もう新しいプリンターを買っちゃおうかと思ったりしておる訳ですが、これまでの苦労と特にパソコンやプリンターといったハードの故障ではない故、新しいプリンターを買っても動くのか分からない事もあってストレス、胃潰瘍とかになって血を吐きそうです。

 

ちゅ~ような感じで10月、日中と夜間や朝方の気温差は激しいものの季節は秋、涼し気な風に乗って金木犀の香りが漂う時期となり、この香りは金木犀、ん、しかし、どこに金木犀の花が咲いているのであろうか?みたいな感じですが、日中の明るい時間帯ならともかく日が沈んでからの発見は極めて困難であるから気になる人は明るい時間帯に風向きを頼りに金木犀の香りを辿っていくと可憐なオレンジ色みたいな感じの色をした小さな金木犀の花が葉っぱに紛れてたくさん咲いているのが発見できるでしょう。

 

ところで話しは変わるのですが、最近、ちょっと印象に残る夢を見た。

 

いつも決まった時間に寝るような習慣もなく、睡眠時間も特に決まっていないので何なんですが、平均すると1日に3時間~4時間くらいなんじゃないかと思う。

 

あんまり眠れない人なので眠る為には日夜懸命な努力、もう何十年も眠る為の努力をしているのであるが、ちっとも眠くならないし、横になっても眠れる気がしないから基本、あんまり寝ていない。

 

そのような人であるので眠れた時には非常に嬉しい、とても幸せな気分になるのであるが、その中でも特に楽しみなのが夢を見る事である。

 

しかしながら殆ど眠らないあたしは眠れた時にも殆ど夢を見ない、や、或いは見ているのかもしれないのであるが、ちっとも憶えていない、夢を見た記憶すら残っていない場合が殆どである故、もし目が覚めて夢を見た事を憶えていて、そしてその夢がいい感じの内容だった時なんかは大変に嬉しい。

 

そんなあたしですが、何故か憶えている夢は複数の決まった内容のストーリー構成になっていて、それら複数のストーリー(ロケーションや時代や登場人物やシチュエーション等)の続きであったり、スピンアウト的な内容であったりするものが多く、大体、夢の途中で「あ、これ以前に見た夢の続きだ。」って気付いて、その瞬間に意識が覚醒、目を覚ますのであるが、どのストーリーの夢も面白くて続きの展開やスピンオフ的な話しの広がりが楽しみなのであります。

 

うん、問題は殆ど眠れないし、殆ど夢を見ていないか見ても憶えていない事なのですが、それでも眠っている間に見る夢は現実と違う部分や見知らぬ人が登場したりして行った事もない場所や経験した事のない経験をしたりできるので人生得した気分になり、できる事なら毎晩のように8時間くらい眠れて毎晩のように何かしらの夢が見れたら最高だなぁ~って思っておる次第。

 

すっかり話しが脱線してしまったのであるが、そう、最近、とても印象に残る夢を見たのである。

 

それは2時間半程度の睡眠時間であったのであるが、夢の中でのストーリーは3年以上の時間が経過する非常にロングストーリーな夢であり、しかも、これまで見てきた夢とは違って全く新しいストーリーの夢、新作の夢であったので面白い小説を発見、初めて読んだ小説みたいな感じで続きが気になってしまい、もう楽しみ過ぎてテンションがアップ、ちっとも眠れる気がしない通常モードに輪をかけて全く眠れなくなっている。

 

何という因果なのでしょう。

 

ま、その夢の内容を簡単に説明しておくとですね、夢の中で出会った人達(夢の視点はあたしなので全員が20代半ばくらいの年齢だったから、あたしも多分、そのくらいの年齢だったんじゃないかと思う)と知り合いになって、いつの間にか何となく男女7~8人の友達グループになって、いろいろな出来事を経験しながら3年くらいの歳月が経過、そして最後に皆で旅行に行く(その旅行中に目が覚めました)というお話しであったのでありますが、もちろん登場人物は誰一人、現実では面識のない人ばかりで性格とか容姿とか話す内容とかの全てもオリジナルで誰もが個性を持った登場人物なのである。

 

名前とか顔とかなんかは何にも憶えていないのですが、いろいろと会話した内容や旅行に行って一緒の部屋で座布団を適当に配置して思い思いの場所に座って、まだ誰々が来てないから呼びにいけ的な話しをしたり、窓から見える景色が紅葉で季節外れの雪が降ってきて、皆のテンションが上がり、はしゃいだりした事なんかは憶えているし、その旅行は現地集合だったので各々が車やオートバイとか好きな手段で来ていたんだけど、あたしは途中までタクシーを使っていたんだけど、途中からオートバイを乗っていたので、こういう矛盾した部分が夢だなぁ~って覚醒を促す要素になった訳ですが、初めて見るパターンの夢だったので目覚めずに夢の中での特別な時間を過ごしました。

 

目が覚める前はガソリンが少なくなったのでガソリンスタンドを探していたら友人のひとりに会ったので一緒にガソリンスタンドを探している内に夢の中なんだけど何だか記憶にある場所というか道に出て、あ、通り過ぎちゃった!ってなってUターンして戻って、皆の泊まっている旅館に向かってオートバイを走らせている途中、あ、これ、完全に夢だわ・・・ってなって目が覚めたんですよね。

 

こういうのは誰かに伝えるようなものでもないし、こうやってブログに書かれたところで読んだ人は何?ん?ってなっちゃうんですが、もう、とっても楽しくて笑いっぱなしであったので、個人的には非常に満足、極めて充実した2時間半程度の睡眠であった。

 

夢の中で過ごした3年間を越える想い出は忘れがたいもので、ま、そのせいで目が覚めた時、その分、年を取ったような気分であったのであるが、実際に人生の3年間くらいが前倒しで消化されたとしても満足できる程の夢であったので早く続きが見たいです。

 

ここ最近、秋雨前線とかの影響だったり、台風の影響なんかで天候が崩れて日中でもま~ま~寒い、何となく一日中薄暗い感じの日が続いておりますが、秋の夜長、寝苦しい熱帯夜な夏は終わり、過ごし易い時期、いい感じに心地よく眠れそうな夜が多くなりましたので皆さんも壮大なスケール、或いはロングストーリーの目が覚めた後にも心地よい余韻に浸れるような素敵な夢が見られる事を願っております。

 

や、しかし、本当に楽しい夢であったなぁ。

 

 

 

黄色系のベリルについて

イエローベリル

 

今回のブログでは季節感に合わせた訳でもないのですが、何となく秋を感じる黄色系の色合いをしたベリルを紹介したいと思う。

 

ベリルに限らず、いろいろな宝石の中でも色調が黄色系の宝石は何気に種類が多く、黄色系の宝石というとカナリーイエローの俗称で呼ばれるダイヤモンドとかトルマリン、ファンシーカラーのサファイア、クリソベリル、トパーズ、ガーネット等の宝石なんかがありますが、そうした宝石の多くが色の鮮やかさと特有の光沢感っていうか艶やかさや輝きを持っている為、それぞれの宝石ならではの美しさや魅力ってのがあります。

 

その中でもベリルという宝石は色合いや含有する成分によって異なる正式な宝石名を持った宝石として扱われる鉱物種になる為、透明黄色はイエローベリル、透明黄褐色~褐黄色はゴールデンベリルといった宝石名に分類されます。

 

透明黄色をしたベリルは古くは「ヘリオドール」の通称で呼ばれていたのですが、その由来はギリシャ語で太陽を意味し、古来よりヨーロッパの方では黄色系のベリルをヘリオドールと呼んでいたのですが、日本に於いては1970年代~80年代頃から透明薄緑色をした淡いグリーン系の色合いをしたベリルに対してヘリオドールの通称を適用された時期があり、イエロー系の色合いをしたベリルと淡いグリーン系の色合いをしたベリルの両方が「ヘリオドール」として扱われていた為、現在では誤解を招かないように日本国内では色合いに関わらず「ヘリオドール」という宝石名が宝石鑑別書に記載される事はなくなりました。

 

ギリシャ語で太陽を意味する由緒ある「ヘリオドール」という宝石名(通称であったも)が、現在では正式には用いられていないのは残念ですね。

 

 

イエローベリル

 

産地や含有成分によって色の違いや色合いの鮮やかさ、色の濃さ等、カラーバリエーションの多い天然ベリルの中では、緑色のエメラルド、赤色のビクスバイト(レッドベリル)、青色系~水色系のアクアマリン、ピンク色系のモルガナイト、透明無色のゴッシェナイトみたいな感じで固有の宝石名を持つ場合が多く、その中でもキャッツアイ石やスター石、トラピッチェ等の柄模様なんかのタイプバリエーションがあるので、固有の宝石名がイエローベリルとかゴールデンベリルみたいな色合いを冠するだけの宝石名だと少しインパクトに欠ける感じもしますが、カラーバリエーションの多い鉱物種だけにイエローやゴールデンといった特定の色合いを冠するベリルは色が濃くて鮮やかなものが中心になります。

 

黄色系に限らないのですが、宝石の場合には同じ色調であっても微妙な色の違いがあり、もう完全に黄色、イエローとしか表現できない色合いのものから少しオレンジを感じるような濃い黄色、それに褐色味を帯びたゴールデン、僅かにグリーンを感じるイエローといった具合に宝石鑑別機関による宝石鑑別をしないと判断の難しい微妙な色調等の違いがあるので、それなりの品質やサイズのルースだったら宝石鑑別書やソーティング等がされているものの方が安心かもしれません。

 

パッと見た目だけでの印象としては、イエロー系のサファイアに近いかもしれませんが、イエロー系のサファイアはベリリウム拡散加熱処理等が施されている場合があるので、パッと見だけで判断するのは少しリスクがあるものの黄色系は元気なイメージ、明るいイメージの色合いだからジュエリー等の装飾品に加工して身に着けるのには何気に向いているというか、いい感じに華やかなので日本ではあまり人気色ではないものの実は使い易いというか身に着けやすい色なんじゃないかなぁ~って思っています。

 

 

イエローベリル

 

ここまでに登場した3枚の画像は全て同じ石、透明黄色をしたイエローベリルになり、ここから登場する3枚の画像は全て同じ石、透明黄褐色をしたゴールデンベリルになります。

 

こうして拡大撮影すると色の濃さとか微妙な色調の違いなんかが分かりますが、実際には(パッと見では)殆ど同じ色合いに感じるかもしれないです。

 

石のサイズ、カット形式とかによっても雰囲気が変わるのですが、かなり強い色合いというか鮮やかな色合いをしているのがイエロー系の色合いをしたベリルの特徴になり、淡い色合いの黄色系のベリルは宝石名にイエローやゴールデン等の色合いが冠されない場合が多いです。

 

 

ゴールデンベリル

 

ちゅ~ような感じで、ここからがゴールデンベリルになる訳ですが、透明黄色のイエローベリルと透明黄褐色のゴールデンベリルの色調の違いが微妙であるようにゴールデンという色合いは褐色味が強くなる程、ブラウン系の色合いになってくるので、この違いも何気に微妙だったりします。

 

ブラウンベリルという名称は付かなかったと思うので、褐色味が強いブラウン系のベリルになると宝石名としては単にベリルの扱いだった気がしますが、それだけに「ゴールデン」という色合いに該当する宝石はベリルも含めて多くはありません。

 

イエローカラーに比べると重厚感のある色合いになり、華やかさよりもゴージャスさが強く感じられると思いますが、実際には濃い目のイエローと薄めのゴールデンでは色の違いや差が殆ど感じられないので色合いの指定というか宝石名としてイエローベリルとかゴールデンベリルとかに拘っている場合を除くと単純に見た目の色合いやサイズ、カット形式なんかの好みで選んじゃってもいいかと思います。

 

色合いに関しては基本的に好みというか感覚的な判断で選ばれる事が多いのですが、宝石としては淡い色合いや薄い色合いのものよりも濃くて鮮やかな色合いのものの方が評価が高くなりますので参考にして下さい。

 

 

ゴールデンベリル

 

宝石名は色合いや含有成分等にとって異なる事の多い天然ベリルという鉱物ですが、基本的には同じ天然ベリルですから基本的な情報は同じ感じになります。

 

もちろん各宝石によって同じ鉱物種であっても色合い以外にもインクルージョンであったり二色性の強さであったり異なる特徴がありますよ。

 

天然ベリル(宝石名:イエローベリル&ゴールデンベリル)

  • 鉱物名:天然ベリル
  • 宝石名:イエローベリル / ゴールデンベリル
  • 和名:緑柱石
  • 結晶系:六方晶系
  • 産出形状:長柱状結晶・短柱状結晶
  • カラー:黄色(イエローベリル)
        黄褐色~褐黄色(ゴールデンベリル)
  • 透明度:透明~半透明(半透明はキャッツアイ石やスター石等)
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:7.5~8
  • 劈開:不明瞭
  • 断口:貝殻状もしくは不平坦状
  • 比重:2.68~2.78
  • 偏光性:複屈折性
  • 多色性:二色性
  • 産地:ブラジル、ナイジェリア、モザンピーク等

 

ちなみに黄色系のベリルは主に鉄分に起因した色合いになっております。

 

 

ゴールデンベリル

 

もう今年は・・・な~んて言うには少し気が早いものの新型コロナの影響もあって何だか不思議な感じで日々が過ぎ去り、東京だと3月の下旬くらいには何だかコロナのムードになっていたので、や、もうあれから半年以上じゃん?

 

うん、今年はハロウィンとかってムードも控え目な感じがするし、Go To トラベル?とかみたいなキャンペーンなんかで少しは雰囲気が変わるんじゃないかって思っておりますが、そうね、元気に充実した毎日、いい感じの日々、秋をお過ごし下さいね。

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

どっか旅行とかに行く?

ΘεΘ

 

そのような予定はないっす。

ΦωΦ

 

行くとしたらどこに行きたい?

ΘεΘ

 

う~ん、悩むなぁ。

ΦωΦ

 

わくわく。

ΘεΘ

 

思い浮かばねぇ~なぁ~。

ΦωΦ

 

・・・

ΘεΘ