猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

テイスト・オブ・紫陽花(ボルダーオパール:Boulder Opal)

ボルダーオパール

 

いろいろと出ていた各種の自粛なんかが完全に解除されたみたいで東京にも活気が戻ってきておる訳でありまするが、お住いの地域の様子は如何なものでしょうか?

 

全国各地あちらこちらに滞在したり住んでおったり、ま、ま、そこそこ全国各地の街を知っておる方なんじゃないかって思っていますが、ずっと長年に亘って住み着いていないと分からない地域性とか土地柄とかってあるじゃない?

 

うん、まぁ、それに時代とか世代とかもあるし、実際のところ人それぞれ各自ひとりひとりの感覚とかだったり、同じ地域であっても感じ方は違っておる訳なので聞いても分からない、うん、まぁ、判断に困るので何なんですが、ちゅ~ても活気が失われていく様子とか時代が移り変わって記憶の中にあった光景、或いは印象に残っている風景、そうした想い出に刻まれた街の姿がいつのまにか変わっていくのは何か切ない感じがするのであります。

 

ちゅ~ような感じで新型コロナの感染拡大を受けて東京もひっそりと静まり返り、人々は無言、マスクを着用、新しい生活様式とか何だか閉塞感に包まれていた訳でありまするが、もう現在ではバブルが弾けたかのようにガンガンに人が行き交い、以前の活気、喧騒が戻ってきて、ちゅ~か、逆に都知事選の選挙カーが大音量でよろしく!ってな感じの選挙活動をしておって、ん?何?もっと大きな声で話してもらうか、もっと近くで話してもらわないと何にも聴こえん。

 

ん?

 

みたいな感じで2020年って2020っていう分かり易くて覚え易そうな切りのいい年度でありまするが、そんな2020年は本当は東京オリンピックが開催された年として人々の記憶に残る予定だったのが新型コロナが流行した年として大勢の人々の記憶に残る形になっちゃった訳ですが、そんな中でも人それぞれに様々な出来事があって、きっと悲喜こもごもっていうの?

 

ちゅ~ような感じだと思いまするが、ちゅ~ても現実的には現時点では6月下旬という中途半端な時期であり、や、まだワンチャンスどころかツーチャンス、スリーアウトチャンジくらいの出来事があっても何の不思議もないから2020年、どのような1年になるのかは今後に懸かっている。

 

んじゃないかなぁ~って思う、何となく、分からないけど・・・じゃないの?

 

みたいな感じの事を思ったので前回のブログでも何となく書いたような気がするのですが、や、マジ、結構、普通に本格的に人が増えてきて東京っぽい感じの喧騒が戻ってきたので嬉しくて何度も伝えたくなる訳なのでありまする。

 

ただね、百貨店とかにしても路面店とかにしても長い自粛期間、営業を休止していた中、その長い長い自粛期間が明けて、で、もういきなりセール!みたいな感じになっちゃってるので何だか変な感じがしませう。

 

えっ?

 

もうセール?

 

あっ、うん、まぁ、そんな時期だなぁ・・・うん、まぁ、そんな時期っすよね。

 

や、改めて考えてみると何にも変な話しでもないのでありまするが、3月中旬~下旬頃から6月中旬くらいの3ヶ月間って多くのお店が臨時休業していたし、街も静まり返っていたので何だか変な感じ、今年は春に桜もあんまり見なかったので梅雨の時期の紫陽花が非常に印象的で何か記憶に強く残りそうな予感がします的な感じ。

 

ちゅ~ような感じで紫陽花みたいな感じがするボルダ―オパールがあったので紹介したいと思いまする。

 

 

ボルダ―オパール(Boulder Opal)

 

ボルダーオパール

 

鉱物名が天然オパールってなるオパールの中でポピュラーな宝石にはブラックオパールとかメキシコオパールとかボルダ―オパールなんかがあるんじゃないかしら?

 

ブラックオパールって宝石名になるオパール中にも様々なタイプがあるし、メキシコオパールって総称される宝石の中でも正式な宝石名がファイヤーオパールとかウォーターオパールとかになるタイプもあるし、ボルダ―オパールなんかも実に様々なタイプがありますし、それ以外にもカンテラオパールの通称で呼ばれる母岩付きのオパールや乳白色をしたホワイトオパール、遊色効果の見られない各種のコモンオパールとかオパールって鉱物でも多くの宝石種があるので奥が深いというか、楽しみが尽きる事がない宝石なのでありますが、そんな中で今回は紫陽花テイストな感じのボルダ―オパールをチョイスしてみました。

 

紫陽花って花は小さな花が集まっているみたいな感じで離れたところから見てもボンボンみたいな感じに丸かったり、或いは平たかったりして見えて、それはそれで何とも可愛らしい、とっても魅力的なんだけど近くに寄って眺めても小さな花のひとつひとつが可愛らしくて、でもって、いろいろな色があって何とも愛らしい、とっても美しいのでありますが、オパールも遊色効果による多彩な色合いと個々のルースによって違う色合いだったり、パターンだったりがあって、そういう集合体としての全体的な美しさと部分的な美しさが感じられるところが共通点なんじゃないかな。

 

白色系~青色系~青紫色系~赤紫系って感じで色合い的に何となく紫陽花の花って感じのイメージがあると思うから、そういう意味ではオパールの方が色のバリエーションであったり、雰囲気のバリエーションだったりが豊富なような気もしますが、そんな中でもボルダ―オパールって宝石名になるタイプのオパールは景観性が何となく紫陽花っぽい雰囲気のものがありんすよ。

 

 

ボルダーオパール

 

オパールの中でもボルダ―オパールは主にブラックオパールと同じオーストラリアで産出するのですが、その特徴は褐鉄鉱に遊色効果のあるオパールが合わさった独特の景観性にありまする。

 

これは産出形状が塊状になった褐鉄鉱の内部っていうか隙間部分にオパール層ができているのをカット研磨しているからなのですが、遊色効果の有無であったり、褐鉄鉱の成分である鉄分の影響とか他の要素とか、ま、いろんな要素、自然の生み出した色合いや遊色効果に加えて、カット研磨する職人さんの感性とか美意識とかなんかもあって、似た雰囲気のものはあっても同じものはない感が特に強く出る宝石のひとつになっておりますね。

 

遊色効果のあるオパールは基本的に個性が出易いのですが、そんな中でもブラックオパールやボルダーオパールは遊色効果で見られる色合いや遊色効果のパターン、それにルースのサイズや形状とかボリューム感なんかによって特に個性が出易いかと思いまするよ。

 

ちゅ~ような感じで、最初に紹介するのは紫陽花ブルーな感じの青っていうか青紫っていうか、うん、まぁ、そんな感じのボルダ―オパールのルースです。

 

 

ボルダーオパール

 

あんまり必要ないかもしれませんが、一応、ボルダ―オパールって宝石の簡易説明を記載しておきます。

 

【 ボルダ―オパール:Boulder Opal 】

 

  • 鉱物名:天然オパール
  • 宝石名:ボルダ―オパール
  • カラー:不透明 遊色効果
  • 産地:主にオーストラリア
  • 光沢:ガラス光沢、樹脂光沢
  • モース硬度:5.5~6.5程度(参考値)
  • 劈開:なし
  • 断口:貝殻状(オパール部分のみ)
  • 屈折率:1.44~1.42程度(参考値)
  • 偏光性:単屈折性
  • 多色性:省略の記載
  • 蛍光性:認めず
  • 比重:省略の記載
  • 分光性:特に必要な吸収を認めず
  • 拡大検査:特有の遊色斑
  • 備考:底部に褐鉄鉱を認む
  • 代表的なカット研磨のスタイル:不定形研磨

 

 

基本的にオパール部分に関する各情報や数値となり、母岩の褐鉄鉱が一緒になっている状態であるボルダ―オパールの場合、各情報や数値はルースによって異なる為、参考程度って感じです。

 

 

ボルダーオパール

 

お次に紹介するボルダ―オパールは少し紫色を感じる乳白色っていうか、梅雨の時期、雨に煙った視界の片隅にぼんやりと浮かんだ感じの紫陽花カラーって感じのルースです。

 

景観性のあるルースとか宝石ってのは想像力で何にでも見えるっていうか、それをどういう風に感じたり捉えたりするのかは自由だから、その時の気分だったり、雰囲気だったりによって違って見える訳ですが、淡い色合いの紫陽花って何だか印象に残りますよね。

 

あたしにとって2020年の紫陽花は何気に印象的というか想い出に残る予感がするエピソードが多いのですが、地方によっては紫陽花の名所的な場所があるんだけど東京では紫陽花の名所みたいな感じの場所が少なくて街路樹の根元とかホテルとかマンションとかの植え込みとか民家の庭先とかみたいな感じでひっそりと咲いているのです。

 

や、あたしが知らないだけの話しで東京でも紫陽花が群生した紫陽花スポットがあるのやもしれませんが、あたしの行動範囲では紫陽花スポットという程の名所はなさそうな感じなのです。

 

うん、多分、ないと思う。

 

 

ボルダーオパール

 

で、今年はですね、あまり行く機会のなかったエリア、うん、赤坂とかの界隈ですね、そうした行く機会が少なかったエリアに何度か行った訳なんですが、その辺りでも紫陽花は植え込みみたいなところに点在して咲いておって、紫陽花スポットって感じじゃなかったんですが、そのエリア、その界隈の風情っていうかね、そういう雰囲気とか込みにして何とも印象に残っている訳なのであります。

 

普段だと中宝研とか行く関係で御徒町の方に行くと迷子にならないように地下鉄日比谷線の路線に沿った感じでですね、上野~御徒町~秋葉原~神田~日本橋~銀座~日比谷公園~虎ノ門~六本木~青山~渋谷って感じで3時間くらい歩いているんですが、それでいうと虎ノ門から赤坂の方に抜けて青山霊園の方に行く感じのコースで自分的には新たなルートって感じなのであります。

 

週に1回くらいは御徒町と渋谷間を歩いているんですが、もう道も覚えて何となくの方角であったり位置関係であったりを把握しているので以前のような発見、それは迷子を伴う場合が多く、危険と隣り合わせの道中でして、心の中では最悪、タクシーに乗るとかホテルに泊まるとかっていうシナリオまで含めた未知の旅、ちょっとした修行、なかなかの行脚でありまするが、最近はマンネリ、特に何にも予測不能な事とか予想外の事とかがない安全なルートになってしまっていたのです。

 

知らない内に守りに入っていたというか・・・

 

マジ、迷子になると途方に暮れちゃうし、深夜2時とか3時に徘徊しているのも何か微妙、ま、ま、楽しい感じもあるけど心細かったりしちゃう時もあるじゃない?

 

 

ボルダーオパール

 

ま、ま、そんな感じで歩いている時間帯とかルートとかが何となく決まってきておった中、そのルートの中で逆にショートカットできるルートとか好きな場所とかも定まっており、そうそう他のルートを開拓する機会がない、なくなっておったのでありまするが、多少、遠回りになっても行った事のないエリアとか通った事のない道とかに足を向けるのも楽しいなぁ~って思った訳です。

 

ちゅ~ても梅雨、雨が降っている事が多い時期ですし、もう少し経つと夏、とても暑い時期になってしまうので何なんですが、六本木辺りを中心として虎ノ門~青山~赤坂ら辺りのトライアングルゾーンは今後も機会があれば歩いているような気がします。
 

ちゅ~ような感じでてくてく、いい感じの梅雨をお過ごし下さいませ。

 

ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

東京タワー

 

 

 

東京タワーも好きだよね?

ΘεΘ

 

東京タワーを巻くルートを取ると結構な遠回りなんですけどね。

ΦωΦ

 

この間、東京タワーのライトアップ色が違う色になっていたよ。

ΘεΘ

 

東京タワー最高。

ΦωΦ