猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

デンドリチック・クォーツ:Dendritic Quartz

デンドリチック・クォーツ

 

うん、まぁ、人それぞれである訳なので何ですが、仕事始めが過ぎて数日ってな感じでプライベートでのお正月気分も終わり、そしてビジネス的な感じでのお正月気分も終わった頃なんじゃないかなって思う、知らないけど。

 

世の中にはね、いろんな職種や業種とかがあって年末年始とか関係ないって方もいるし、もう常に決まっているかのように毎年、ゴールデンウィークとお盆休みと年末年始という連休があるって人もいるし、そうした時期に帰省する人もいれば、旅行に出掛ける人もいるし、や、ちゅ~か、家族と過ごす人もいるし、友人や恋人と過ごす人もいるし、や、や、ちゅ~か、そもそも一人暮らしの人もいれば実家住まいの人もいるので十人十色っていうの?

 

ま、ま、ちゅ~ような感じで人それぞれに様々な年末年始の過ごし方があったと思う訳なのでありますが、ちゅ~ても1月も2週目、それも週の真ん中ら辺になって何となくお正月のムードも沈静化、いつもの日常、普通な感じの雰囲気となってきました、や、知らないけどね。

 

あたし自身はお正月とかは関係ない感じで普段通りの過ごし方をしておったのですが、お正月には往来を走る車の量が激減して静かなものであった、そしてその静寂感こそが東京のお正月を象徴しておった訳であった事なんかをビュンビュンに走る車、車、車、延々と停滞している左車線、遅々として進まぬ左折レーンを眺めながら実感しております。

 

や、いいんだけどね、いいんだけどもさ、何故に左折したい車は随分と手前から左側の車線をキープ、や、まだ左折レーンって呼べない程の手前から左側の車線に並ぶのか、そして左側の車線には路上駐車がされているし、左折する前に存在する交差点からも車が侵入してくるにも関わらず、何故、そんなに左車線に拘るかが分かりません。

 

でですね、本命の左折したい道路は片道三車線の大きな道路であって、その交差点でも頑なに左側の車線を維持、くいっと曲がろうとしているので遅々として左折できずに渋滞、や、そこは前の車を巻いて、アウトサイドから回り込むように中央の車線、或いは右車線でもいいから、三車線なんだから車3台が侵入する事で円滑に進めばいいのに頑な、もう意地みたいな感じで左側をキープするのが東京スタイルみたいな感じになっておって、ほんと東京では車よりも歩く人の方が効率的で賢く自由自在にルートを変えてべスポジをキープ、や、何だった目的地までの予想到達時間だって読み易かったりします。

 

うん、まぁ、公共交通手段がもっとも効率的だったりするのですが、時間帯や路線によってはギュ~ギュ~詰めの満員状態で後ろからグイグイと押されて、や、もう前に隙間なんてないっす!ってな感じで揉みくちゃにされちゃったりするので必ずしも快適なのかって問われると・・・でもないとしか答えられません。

 

ちゅ~ような中、どうですか、皆さんは初詣には行かれましたか?

 

あたしはですね、もう本当に東京での初詣は何となく浅草寺か明治神宮のどちらかが恒例となっているんですが、どっちも寒いし参拝者が多過ぎて二進も三進も行かない、や、往来の左車線どころじゃない、満員電車どころではない、歩いているにも関わらず、一切の自由を奪われ、寒さに震えながら後ろからの人にグイグイと押され、でも前の人も動かない、そして皆さん心理的に拝殿の中央付近で参拝したいという強い意志を持って並び、そして牛歩戦術で絶妙なべスポジを狙ってきているから左右からの圧も半端ない状態の中、いつの間にか体重が軽くて痩せっぽっちのあたしは前後左右からの参拝者の人波によって宙に浮き、そのまま押し流されるように参拝らしき事もできぬまま右側か左側かの選択すら選べずに人波によって拝殿を後にするみたいな感じを何年も繰り返し経験してきたから、もう今年は最初から三が日を捨てて人の少なくなった平日、ま、多くの方が仕事始めとなるであろう1月6日に明治神宮に行ってきました。

 

ちゅ~ような訳で今年も何となくな感じで明治神宮に行ってきましたが、ま、ま、さすがに1月6日、もう平日で仕事始めとなっている方も多いって感じの混雑感で比較的に自由、ちゅ~ても同じように逆に三が日を外して参拝に来た方であったり、外国人も含めた旅行者さんなんかも多く、ガラガラな感じではない程々な感じ。

 

あたしの前には若いご家族、30代くらいのお父さんお母さんと何歳くらいなのか想像もできないんだけど自力で動けるけど歩けない感じのベビーカーに乗ったちびっ子、そして自由に自力で動き回る事ができて日常会話レベルであったら言葉にも不自由しないくらいの感じの男の子、うん、まぁ、ちびっ子だけどね。

 

そのようなご家族が並んでいたんですが、その機動力のある男児、ちびっ子が参道の砂利道の砂利、ずりずりとする遊びを考案し、ちっとも面白そうではないのですが、もう大変に気に入った様子で両親に叱られながらも頑としてやめずにずりずり、もうもうと砂煙を上げながらずりずりとずりっと歩行を継続、そして砂煙を浴びるポジションにあたし。

 

みたいな感じの中、こりゃ、のどや鼻の粘膜が破壊されちゃうなぁ・・・とか思いながらも、あら?明治神宮ってポケモンのスポットとかジムが多いのね!知らなかったっす!って思いながら、明治神宮の鳥居とか灯篭とかのスポットをぐるぐると回しながら拝殿へと接近、この拝殿もジムになっていたので黄色チームが占有していたのを撃退、見事に青色チームに変えて、お気に入りのトゲキッスを配置してきました。

 

うん、まぁ、いつもの事なんで今更なのですが、これ、何の話しをしていたんだったっけ?

 

 

 

デンドリチック・クォーツ

デンドリチック・クォーツ

 

今回のブログはインクルージョン系の水晶になるので特に細かな情報は不要なんじゃないかなぁ~って勝手に思っちゃったので、ほぼほぼ雑談っていうか無駄話をしたいと思っているんですが、それも気分次第、こうして文章を綴っている中でのノリっていうの?

 

ちゅ~ような感覚的な無意識の判断によって自由気まま好き勝手に書きたいと思っているから、ま、お時間があったら読んでもらってもいいんじゃないかなぁ・・・みたいな。

 

水晶に限らず鉱物にはですね、その成長過程で産地や地質とか、ま、いろいろなんだけど、いろいろな内包物、インクルージョンっていうんですが、そういう不純物っていうか、ま、それが重要な産地特性であったり、その石やルースの個性であったりする場合もあるから良し悪しとかって話しではなく、ま、自然の生み出したものだから人工的に作ったものとは違って時に興味深く、神秘的で何やら気になる、面白い、妙に印象に残るといった柄模様であったり、独創的なマクロの世界観みたいなのがあったりするのであります。

 

でですね、そのようなインクルージョンの中でも今回は「デンドライト」っていう特徴的なインクルージョンの見られる水晶なんかを紹介したいと思っている訳なのであります、はい。

 

 

デンドリチック・クォーツ

 

え~っと・・・今年は暖冬なの?

 

ちょっと分かんないんだけど東京は暖かい、あんまり冬って感じの寒さではない12月であったし、1月に入って少し寒い日もあるんだけど、ちゅ~ても、まだ一週間くらいしか経っていないから何とも言えないんですが、ま、ま、何となく冬にしては暖かいんじゃないかなぁ~って思っている。

 

ま、ま、そんな感じなんですが、その事は、ま、いい、別にいい、ちょっと置いておいてですね、デンドライトってのは樹枝や羊歯、苔のような柄模様に見える石の総称になっていて、そのデンドライトが見られる石はデンドリチックとかデンドリックと呼ばれ、母岩となる鉱物種によってデンドリック・クォーツとか、デンドリック・オパールとか、デンドリック・アゲートとかっていう風に使われているのであります。

 

いろいろな雰囲気のものがあるし、それこそ自然の作り出した景観美みたいなものになるので、そこに何を観るのか、或いは何に見えるのかってのは、それこそ人それぞれだったりするんですが、あたし的には樹氷みたいな感じに見えるものもあるから、何となく冬、そうね、1月くらいに紹介しようかなぁ~な~んて思っていたんですが、や、今年の冬はあんまり寒くないし、樹氷が見られる感じでもないじゃんね。

 

だから、ちょっと考えたんだけど、いや、ちょっと待てよ、逆に実際に樹氷が見えないからこそいいんちゃう?

 

みたいな心の動きがあって、この度、こうして1月、ブログで紹介している次第なのであります。

 

 

デンドリチック・クォーツ

 

デンドライトってのは和名というか日本語で言うと模樹石とかシノブ石とかになって、言うように樹枝であったり、羊歯であったり、苔であったり、そのような感じの模様が見られる石の事になってて、デンドリチック、或いはデンドリックという言葉自体は特定の鉱物や宝石を表す言葉ではないって事を最初に憶えておいて下さいね。

 

こういう日本語、特に「シノブ石」って表現は鑑賞石とかでは普通に使われているのですが、ま、そういう世代の人も減少、徐々に旅立っていっているんじゃないかと思うので改めて紹介しておきます。

 

日本ではですね、例えば、それこそ有名な糸魚川ヒスイとかを採取しにヒスイ海岸とかに行ったとするじゃない?

 

そうするとヒスイよりも簡単に見付ける事ができちゃうくらいにデンドリチック・インクルージョンの見られる石が落ちている、打ち上げられているのですが、石の大きさや色合い、そしてデンドリチックの柄模様の雰囲気とかは様々なので、よっぽど、ん!って印象に残る、或いはフィーリングの合うような石じゃないと拾わない感じだったりします。

 

このようにデンドリチックな石そのものは特別に稀少なものとかって訳ではない、そんなんでもないのですが、主にクォーツ(水晶)、オパール(蛋白石)、アゲート(潜晶質石英)なんかみたいな透明~半透明の鉱物種なんかの場合、このようにカット研磨されてジュエリー等の装飾品向けとして加工されます。

 

鉱物として、或いは宝石としての評価よりも母岩の色合いや透明度とデンドリチックな柄模様の面白さであったり雰囲気であったりなんかで付加価値的な感じで評価される場合が多いのは、これが自然の生み出した景観性があるからで、日本だけでなく海外でも絵画みたいな感じで評価され珍重されているのであります。

 

 

デンドリチック・クォーツ

 

デンドリック・クォーツに関しては、もっともメジャーな産地はブラジルになりますが、母岩となる水晶は無色透明のクォーツ(デンドリチック・インクルージョンが入っていなければロッククリスタル)だけでなく、ローズクォーツなんかもあります。

 

アメジストとかシトリンとかは記憶にないので分かりませんが、もっとも多いのが透明度の低い潜晶質石英の仲間になるアゲートとかカルセドニーとかなんかになるので、趣きがあったり、景観性の良いデンドリック・クォーツは何気に少ないというか珍重されるって感じの表現がピッタリなのであります。

 

でですね、この「デンドリチック(デンドリック)」っていうインクルージョンは主にマンガンになる為、マンガン・インクルージョンと呼ばれる場合もありんすよ。

 

具体的にはマンガン分が水溶液の形で母岩となる鉱物の結晶の内部、亀裂や成長過程に於ける成長線といった部分に浸透して結晶化する事によって見られるインクルージョンになり、黒色~暗色~褐色系の樹枝状、羊歯状、苔状、骨格状、網目状といった複雑な模様になったものとなります。

 

インクルージョン的には代表的な後生インクルージョンとなり、その名の通り、後から生まれたというか最初から内包された状態ではなかったインクルージョンなんですよね。

 

 

デンドリチック・クォーツ

 

鉱物標本とかでも見られますが、カット研磨されたルースの場合にはカット研磨する事によってデンドリチックの見せ方、見え方みたいな部分も含めて母岩となる主鉱物や主宝石の価値を高めるインクルージョンとなりまするよ。

 

特にクォーツ系の場合には鑑賞用としても用いられる場合もあるので大きなサイズのものもありますが、逆に装飾品向けとなるサイズ感の中で何かしらの景観性や面白味のある柄模様であったり、雰囲気のあるものは稀少なのでサイズが小さくなればなる程に魅力的なものが少なかったりするのです。

 

ま、ま、でも、そういうのも個々の感性、人それぞれの感覚、つまり個性ってものになりまするから、どんな感じのものに惹かれるのかであったり、惹かれるデンドリチックな鉱物や宝石に出会えるかどうかも含めて楽しめるんじゃないかなぁ~って思います。

 

こういう個性的な感じのルースってのは好みが出るから、もう逆に何がいいとか悪いとかって話しでもなくなってしまうのですが、や、それって全ての宝石、全てのルース、全てのジュエリーにも言える事でして、や、ま、何となく無難、普通な感じ、そのような雰囲気のものが受け入れられ易いって側面も無きにしも非ずだったりはするものの好きなものを好きなように楽しむ、そうして好みの合うもの同士が仲良くなれる時代でもあるので、や、いい時代になりました。

 

閉鎖的な感じ、保守的な感じ、もう何か息が詰まる狭い世界って感じが苦手、とっても無理なあたし的には好きな事や好きなものを好きって言って何が悪いの?ってな雰囲気、そういう時代っていうか、そういう感じが許される世界ってのは素晴らしいと思うのでありまするので、のびのびと生きていきましょうですよね。

 

うん、まぁ、のびのびと育てたちびっ子は砂利をずりずりしながら砂煙を巻き上げながらずり歩行、ちょっとちょっとって思う場合もありまするが、ま、いい、そんな頃もあったって話しでいいです。

 

 

デンドリチック・クォーツ

 

や、何か、最初から最後まで雑談、ほぼ無駄話ってな感じのブログになっちゃいましたが、ま、いっか。っていうか、いいすっよね?

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

個性的な感じがいいね。

ΘεΘ

 

個性が出る感じから逆に個性が際立つ感じ?

ΦωΦ

 

う~ん・・・

ΘεΘ

 

あれ?

ΦωΦ

 

や、そう思うっす。

ΘεΘ

 

何を悩んだの?

ΦωΦ

 

や、マジで考えた結論っす。

ΘεΘ