猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

アイオライト:Iolite

アイオライト

 

あけましておめでとうございますなのであります!

 

や、2020年になった、なっちゃったね、もう、はや、はやっ!

 

1月1日、つまり元旦になると同時にブログも更新、あけましておめでとうございます!的な感じで予約投稿をしていても良かったんですが、生っていうの?

 

ライブ感っていうか何か分からないんだけど気分的に違う、何か違う、違う違う、じゃない、そうじゃない、そんなんじゃない、うん、気分的にね。

 

ちゅ~ような感じだったので、そういうのはやめにして、今、こういう感じで鮮度抜群の新鮮な生のブログを書いている訳なのであります。

 

うん、ま、そんな事は置いておいてですね、ビバ、あけましておめでとうございます。

 

や、時間には継続的な要素だってあるから2010年は2019年の続きなんだも~んって部分もあるかもしれないし、や、まったく新しい感じ、新品の2020年がスタートするって感じかもしれないし、ま、ま、それはどっちでもいいんだけど、皆さんの2020年が良き一年になりますように!って思っております。

 

え~っと、いつも毎年のように目標を考える、考えてきた訳なのでありまするが、や、もう、ここ何年間かは目標を考える事に半年以上の時間を費やして、結果、あんまり決まらない状態で残りの半年を過ごすみたいな感じになっちゃっているから今年はもう最初から目標なんて立てません、はい。

 

そのように最初から無心、心を無にして俗世の欲みたいなものを持たず、うん、ま、マジでお腹が空いても食べたいものが思い浮かばない、誕生日だとかクリスマスだとかに何か買おう、うん、とりあえずはですね、予算的には年齢も年齢だから300万円くらいまでだったら・・・とか思ったりしたものの何にも欲しいものが思い浮かばない有り様なので、しょ~がないから株を買ったりしてたんですが、ま、この調子で何となく、もう、こんな感じでもいっかなぁ~な~んて思っております。

 

いや、マジな話し、今、あたし的にはポケモンGOで捕獲したポケモンを厳選してですね、それをちまちまと育成、いい感じに育てるという何とも地味、そして地道な努力をしているのですが、それにしたって、育成したから何っていう話しでも感じでもなく、うん、強いていうなら、一緒に散歩に連れて行くかもしれないし、もしかするとジムに配置する時があるかもしれない的なレベルなので別に育成しなくてもいいのであります。って、えっ?

 

うん、まぁ、ちゅ~ような感じでね、はい? 

 

みたいな感じで今年もよろしくお願い致します。

 

うん、じゃ、ちゅ~ような感じ、ちゅ~ような訳で、今回はお正月だからといって特別な感じのブログではなく、もう普通な感じで書いちゃうのでありまするなアイオライトのブログを書くっす。

 

 

アイオライトについて

アイオライト


アイオライトというのは宝石学上の宝石名になり、鉱物学的にはコーディエライトという鉱物種に分類されるアイオライトは何気にイコールになっていない場合もあるんじゃないかなぁ~って思っていたりするのですが、ま、ま、この辺りの事はケースバイケースというか、趣味嗜好性っていうか、どういった経緯で鉱物や宝石に興味を持ったのかによっても違うと思うから、参考までにって感じになるっす。

 

鉱物名と宝石名が異なる事ってのは特別な事ではなくってですね、例えばサファイアやルビーといった宝石の鉱物名はコランダムになるし、エメラルドやアクワマリンだったら鉱物名はベリルになり、同じ鉱物種であっても色であったり、含有成分であったりによって様々な固有名称の宝石があるのであります。

 

ちゅ~ような感じなのですが、アイオライトみたいなポジションの宝石は特性上の面白さもあって鉱物としても人気があるから鉱物標本とか原石とかみたいなところから興味を持った人にとってはコーディエライトという鉱物名の方が馴染みがある感じになり、宝石やジュエリーといったところから興味を持った人にとってはアイオライトという宝石名の方が馴染みがある感じになるんじゃないかな?

 

ちなみにですね、このアイオライトという宝石はダイクロアイトという俗称も持っていて、その上、インクルージョンに起因した固有の特性を持ったブラッドショットアイオライトとかアイオライトサンストーンとかって呼ばれるタイプもあったりして、ま~ま~呼び方が多い宝石なのでありまするよ。

 

 

アイオライト

 

いろいろなアイオライトのバリエーションについては以前のブログで紹介したような記憶があるから何となく大幅に省略しちゃいますね。

 

ちゅ~ような感じで、今回はスタンダードなアイオライトについての紹介となりますrるよ。

 

 

【 アイオライトの特徴や数値について 】

  • 鉱物名:天然コーディエライト
  • 宝石名:アイオライト
  • 別名や俗称:ウォーターサファイア、ダイクロアイト
  • 和名:菫青石
  • 結晶系:斜方晶系
  • 産出形状:短柱状結晶、双晶、塊状、粒状
  • カラー:帯紫青色、青色、帯褐青色、帯緑青色等
  • 透明度:透明~半透明
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:7~7.5程度
  • 劈開:一方向に明瞭
  • 断口:貝殻状
  • 比重:2.53~2.78程度
  • 偏光性:複屈折性
  • 屈折率:1.522~1.578程度
  • 多色性:強い三色性
  • 分光性:特に必要な吸収は認めないが方向により変化
  • インクルージョン:液体包有物、微小包有物、結晶包有物等
  • 産地:スリランカ、インド、ミャンマー、マダガスカル、タンザニア、ナミビ
       ア、アメリカ、カナダ、イギリス、ブラジル等

 

 

アイオライト

 

アイオライトがコーディエライトの鉱物名でも知名度がある理由っていうのが特徴的な多色性ってところにあって、強い三色性を持っている点なんかもあるんじゃないかな?

 

これは簡単に説明をすると見る角度によって異なる色に見えるという特徴の事になって、こっちの面は帯青紫色、あっちの面は薄灰黄色、そっちの面は薄青色っていった感じで真正面、横側面、横正面という見る方向によって三色の異なる色合いに見える事になります。

 

ジュエリー等の装飾品として用いられる宝石のルースの場合、もっとも美しい紫青系の色合いが見えるようにカット研磨される為、正面から見た際には紫青系の色合いになっていますが、その特徴的な多色性から石質やサイズ等によって様々な異なる色合いに見えるものがあるんですね。

 

あくまでスタンダードな宝石質のアイオライトの話しなのでインクルージョンとして内包されたレピドクロサイトが赤い血のように見えるブラッドショット・アイオライトとか煌めく粒子状の輝きが特徴的なアイオライトサンストーンとかの場合は、色合いだけでなくインクルージョンによる光彩効果やなんかも考慮したカット研磨が施されます。

 

 

アイオライト

 

ちゅ~ような感じなのですが、アイオライトは別名が多い宝石になっていて、そのひとつにはウォーターサファイアというような少しばかり誤解を招きそうな俗称もあって、それは名前の通りなんですが、ブルーサファイアに似た青色とスリランカの川床から採取される事から名付けられていまする。

 

多色性があって強い三色性がある為、カット研磨する前の原石の状態やサイズによっては青色~青紫色を感じ難い色合いとなるルースもあるのですが、逆に青色~青紫色を強く感じるルースもあって、このタイプが宝石としてのアイオライトの中では最高品質として扱われているのであります。

 

後は好みの問題になってきちゃう部分じゃないかなぁ~って思うんですが、純粋な石色、この場合だと青色~青紫色系になりますけど、この美しい色合いを楽しみたい方だったらファイアーの少ないカットコーナーレキュタンギュラー系のファセットカットの方が煌めきの少ない分だけ色が強調して見えるし、逆にダイヤモンドみたいな感じでキラキラした雰囲気が好きな方だったら多面的なファセットカットが施されたルースの方が好みに合うかと思いまするよ。

 

 

アイオライト

 

あ、ちょっと以前に書いたブログでも紹介していたので、そのまま抜粋してアイオライトのいろいろな呼び方を記載しておきます。

 

 

【 コーディエライトやアイオライト等の名称の由来 】

  • コーディエライト:フランスの地質学者:コルディエの名に由来

  • アイオライト:ギリシャ語の「ios:紫色の意」と「lithos:石の意」に由来

  • ウォーターサファイア:サファイアに似た青色系の色合いとスリランカの川床で
               採取される事から名付けられた俗称

  • ダイクロアイト:強い多色性を持つ事から「2色の色」という意味を持った別名

 

 

最近は以前に比べるとアイオライトサンストーンとかは目にする機会が増えたような気がするのですが、インクルージョンの少ない正統派なタイプ、スタンダードなアイオライトを目にする機会が減少したような気がします。

 

ま、ま、宝石のルース自体が全体的に小粒化しているので小粒なサイズのルースなら見掛ける機会が少なくなった訳でもないのですが、大粒サイズに関しては見掛ける機会が激減しちゃった感が半端ないっす。

 

特に今回のブログで紹介しているような石色を重視したカットコーナーレキュタンギュラー系の大粒サイズは20年くらい前までは本当にスタンダードな感じで見掛ける機会もジュエリー等の装飾品に加工する機会も多かったんですが、うん、まぁ、これも時代の流れなのでありまするから気にしないでいいっすよ。

 

 

アイオライト

 

ちゅ~ような感じで、2020年の最初になるブログで紹介したのは個人的に大好きな色合いとなる青色系の宝石の中からアイオライトとなりました。

 

や、好きな宝石はいろいろあるんですが、好きな色っていうのは基本的に青色系に定まっていて、青、青紫、青緑、濃青って感じで色調や色相のバリエーションはあっても青色系が好きなのであります。

 

今年もブログは月に2~3回くらいの更新頻度だと思いますが、いい感じにお付き合い下さいませ。

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

おぉ~アイオライトの大粒サイズじゃん。

ΘεΘ

 

お正月の期間は銀行の貸し金庫に入れないから何だか色気がないんだよ。

ΦωΦ

 

それが年末年始の宿命なのです。

ΘεΘ

 

ま、いくつかは持ち出してきているんですけどね。

ΦωΦ

 

だと思った。

ΘεΘ