猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

スキャポライト(スカポライト):Scapolite

スカポライト

 

ややっ!もう11月も末日ではありませんか…

 

もう、本当に今年も残り少なくなってきた感じがぐんぐんでおますね。

 

え~っとですね、ちっとも関係ない、どうでもいい話しなんだけどね、ま~ま~髪の毛が伸びてきたので美容院に行ってバッサリ、髪の毛を40㎝くらい切ってきたのであります。

 

普通の方々よりも気まぐれで頻繁に引っ越しを繰り返すので行きつけの美容院とかはないから基本的に美容院は気が向いた時に何となく見付けた美容院に行く訳であるのですが、そこで繰り広げられる会話、世間話をするというのが苦手、ちゅ~か、美容院で髪の毛を切ってもらっている時ってのは無防備な状態で知らない美容師さんが刃物を手に背後に回っているので会話はいいから集中してもらいたいと思っている次第なのであります。

 

ま、ま、ちゅ~ても美容院にしてみたらリピートで来てもらいたい訳であり、お客さんをリラックスさせて何気ない話題を上手に転がす必要がある、それは多分、その方が美容師さんにとっても緊張しないで髪の毛をカットできるんじゃないかと思うので、不愛想な態度を取るのも悪いから普通に話しをする訳ですが、前述のように見知らぬ刃物を持った美容師さんに背後を取られるのは危険なので結果的に話しは途切れがちなものとなり、とっても疲れる、めっちゃ疲れ果ててしまった。

 

いやね、ずっと長髪っていうか、ま~ま~髪の毛が長いってのがトレードマークみたいな感じになっているので何なんですが、東京では髪の毛の長い男の人なんて珍しくもない、特に目立つ事もないのでありまするが、これが東京以外の地域だと極めて目立つ、印象に残る、そして男のくせに的な感じであったり、ちょっと怖い人みたいな感じに取られちゃう場合が多いので東京は良い、居心地が良きでありんす。

 

これまでに一番、髪の毛が長かった頃を知っている人にしたら毛、短くしましたね!って言われる長さなんですが、その頃を知らない人にしたら毛、長いですね!って言われるのですが、もっとも長かった時は1m50㎝くらいは余裕であった、毛先が膝の下くらいまであったのですが、今回はそこまで伸びる前、髪の長さが1mくらいになったところで40㎝くらい切ったので60㎝くらいのワンレンになっている今現在。

 

髪の毛が1mを超えるとですね、まず、あたしの身長が173㎝なので毛先がお尻の下、太ももの裏くらいな感じで、Tシャツとかを着る時には袖とかあちこちから髪の毛が出て着るのが大変でね、トイレとかもあたしは洋式トイレで座ってする派なんですが、首に髪の毛を巻き付けて入らないと危険でね、車とか運転する時には髪の毛がシートと背中に挟まるっていうか、もうお尻の下敷きになっているから首が回らない、後方確認とかが極めて困難といった若干の注意が必要な長さなんですが、多くの方は頭を洗うのが大変そう、髪の毛を乾かすのが大変そうって思うみたいです。

 

しかしながら、実際には何が大変かっていうとですね、抜け毛が長い、1mの長さがあるのでカーペットとかの上で髪の毛をタオルでガシガシと乾かした後、その抜け毛を足の裏でぐるぐると回転させながら毛玉にしてゴミ箱に捨てるのですが、その毛玉のサイズが半端なくて、1ヶ月分くらい集めればぬいぐるみを作れるんじゃないか?って感じになるので抜け毛の掃除が一番の面倒なのであります。

 

ほれ、浴室とかの排水溝とかも詰まるし、何気ない時、抜け毛が落ちておると手に取って引っ張ると抜け毛ではない、普通に髪の毛を引っ張っているだけみたいな感じで、ま、ま、ちゅ~ような訳で毛先を揃えるくらいじゃ殆ど変わらないので40㎝くらい切った訳なのでありまするが、それでも60㎝くらいのワンレン、初めて会う人にしたら髪の毛が長いですね。って言われると思う。

 

ちゅ~ような感じで、今回、久し振りに何となく髪の毛を切りに美容院に行った訳でありまするが、前述のように美容師さんとの会話、見知らぬ刃物を持った美容師さんに背後を取られる状況を危惧しておったものの髪の毛が1mくらいでカットしても60㎝くらいの長さとなると美容師さんは常に屈んだ状態、鏡に姿すら映っていない状態でのカットとなる為、何にも話しをできる状態ではなかったので、あんまり話しをする必要もなく、背後を取られてはいるものの屈んだ姿勢でカットしている故、そんなに緊張も警戒もしなくて済んだ。

 

あ、それに、あたしみたいに髪の毛を伸ばしている人でパーマとかカラーとかもしない人は次に来る機会は何年後?って話しなので結果的にお互い割り切った関係で時間を共有したって事もあるかもしれないっすね、でも、疲れた、とっても疲れちゃいましたのでありますって話し。

 

そうね、あたしの経験では髪の毛の長さは40㎝~60㎝くらいが楽ちんです。

 

ま、でも、あたしは髪の毛が太くて量も多くてパーマを掛けても1ヶ月もしない内にストレートに戻ってしまうような真っ直ぐな髪質なので、天然パーマの人であったり、髪質が違う人なんかだと楽ちんの感覚も違うだろうし、似合う髪形も違うと思うし、あと、ま、お仕事とかの関係でも髪形に関する規則とかがあったりもすると思うから、ま~ま~な感じの妥協点の中で髪形や男性だったら髭とか?あたしは髭は苦手なので何ですが、男性であっても女性であってもファッションや髪形とかも楽しんで、女性だったら化粧とかも楽しいと思うし、ここ最近、すっかり寒くなり、空気も乾燥、乾燥肌で肌が荒れちゃってるから、あたしもキュウリみたいな匂いのするSK-Ⅱの化粧水をペチペチとしております。

 

ちゅ~ような感じで、2019年も残すところ1ヶ月と19時間くらい?

 

もう忘年会とかなんかも始まっている時期となってきましたし、ちょ~寒い、ま、日によって違うから何なんだけど、寒い日は寒いし、寒いなぁ~って感じた時はマジで寒い、凍えているような状態だったりするので、いい感じにぬくぬくとお過ごし下さいね。

 

まだ1ヶ月と何時間かは残っておるので、2019年、令和元年っていうの?ま、ちゅ~ような1年を最後まで堪能して頂きたいと思っております。

 

ちょっと雑談が長過ぎた気がするのですが・・・ま、いっか。

 

 

スキャポライト(スカポライト):Scapolite 

スカポライト

 

今回のブログで紹介するのは、どちらかっていうとマニアックな稀少石、或いは稀少宝石として扱われる「スキャポライト(スカポライト):Scapolite」となり、日本語の発音の違いで「スカポライト」の名称で呼ばれる事もある宝石でございます。

 

スキャポライトに関しては、過去のブログ記事でも紹介した事があるのですが、なかなか珍しい色味の強いイエローの大粒サイズとなるルースが出てきたので、改めて紹介しようかなぁ~っていうか、もう、過去に書いたブログなんてあたし自身も殆ど内容を憶えていないので、こうして久し振りに紹介しようと思った次第なのであります。

 

スキャポライトという宝石の特徴は強い蛍光性が見られる事であったり、透明無色~黄色~ピンク色~紫色~赤褐色~褐色といったカラーバリエーションが豊富な上、透明石以外にも半透明石となるキャッツアイ等の光彩効果を持っていたり、インクルージョンに起因した虹色の光彩効果が見られるものがあったり、とてもバリエーションが多い事なのであります。

 

鉱物的にも興味深い固溶体鉱物となっていて、化学成分が「Na₄Al₃Si₉O₂₄Cl」となる「宝石名:マリアライト」と「Ca₄Al₆Si₆O₂₄(CO₃,SO₄)」となる「宝石名:メイオナイト(発音上の違いでマイオナイトとも呼ばれる場合があります)」を端成分としているので、宝石学上では宝石鑑別機関にスキャポライトの宝石鑑別をしてもらう際には、マリアライトなのかメイオナイトなのか中間的なタイプのスキャポライトなのかを別途で確認するようにしないとマリアライトであってもメイオナイトであってもスキャポライトの宝石名となってしまうでござるよ。

 

ま、ちゅ~ても「マリアライト」にしても「メイオナイト」にしても端成分となる為、同じ「スキャポライト」であっても稀少性が増す反面、その殆どが透明無色石になる事から色合いとか光彩効果とかの見た目の特徴を重視するか、それとも鉱物的なタイプの違いを重視するのかという好みとか嗜好性の話しになりまするから、そこは個々の好みでいいんじゃないかな?

 

ちゅ~ような感じで、何だか分からない、或いは分かり難いかもしれませんが、宝石の中ではマニアックな部類に入る上、その色合いや光彩効果や成分によるタイプといった実に多岐に亘る愛好家さんや蒐集家さんの興味を引く要素が多くて、そうした分類項目の多様さから稀少宝石としての楽しみもあり、そしてまた美しい宝石でもあるのであります。

 

   

スキャポライト

 

スキャポライト(スカポライト)は、モース硬度が6程度で劈開が2方向に明瞭という特徴からカット研磨されたルースの場合には、あまり手の込んだ細かな多面体のファセットカットが多くなりますが、それなりのサイズとなるルースだとカット研磨も丁寧さが出ます。

 

石色によって主にファセットにカット研磨されますが、半透明石の場合にはキャッツアイ効果が見られるようにカボッションカットが施され、それ以外にも角度によって虹色の虹彩効果が見られる黒色~褐色系の管状包有物が入ったレインボーインクルージョンタイプのものは虹彩がもっとも強く見えるようにカット研磨されます。

 

【 スキャポライト(スカポライト)の情報や数値 】

 

  • 鉱物名:天然スキャポライト
  • 宝石名:スキャポライト
  • 名称補足:スカポライトとも呼ばれる。
  • 和名:柱石
  • 結晶系:正方晶系
  • 産出形状:柱状、塊状、粒状、劈開状等
  • カラー:透明無色、白色系、黄色系、ピンク系、紫系、褐色系等
  • 補足:特殊な光彩効果を示すものは除きます。
       また同様に特定の成分含有量の高い端的なタイプも除きます。
  • 透明度:透明~半透明
  • 補足:半透明石は主にキャッツアイ
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:6程度
  • 劈開:2方向に明瞭
  • 断口:貝殻状または不平坦状
  • 比重:2.50~2.74程度(成分比により変動)
  • 偏光性:複屈折性
  • 屈折率:1.549~1.579程度
  • 蛍光性:個体によって強弱はあるが蛍光性を認める
  • 分光性:ピンク系とパープル系はクロムラインを認む場合がある。
        その他の色合いは特に必要な吸収を認めず
  • 産地:ミャンマー、ブラジル、スリランカ、タンザニア、マダガスカル、モザン
       ピーク、ケニア、カナダ、ビルマ(極めて稀)等
  • 代表的なカット:主にファセットカット
            但し、キャッツアイ石はカボッションカット

 

 

どちらかっていうと「スキャポライト(スカポライト)」はスタンダードなジュエリー向けの宝石というよりも蛍光性や鉱物的な面白さや特徴が好まれる事からコレクション向けとなりますが、そこそこの大きさのルースであればジュエリーにしても楽しめるだけの美しさがありまするよ。

 

 

スカポライト

 

今回のブログではイエロー系のスキャポライト(スカポライト)に焦点を当てて紹介しておりまするが、スキャポライトには前述のように様々な鉱物的な魅力や面白さがあり、インクルージョンと呼ばれる内包物の存在も個性を引き出す要素となっております。

 

もちろん、通常、宝石として扱うのであれば瑕疵やインクルージョンが少ない、或いは目立たない方が良いとされる場合が多く、これはジュエリー向けのスキャポライトにも言える事なのでありまするが、そもそもスキャポライトのように一般的な知名度が高いスタンダードな宝石と違ってマニアックな宝石や稀少宝石の場合、より個性的で存在感だったり、面白味があるものの方が好まれるという傾向が高くなるのであります。

 

猫車さんのオンラインショップでも基本的に大粒サイズを中心に取り扱っているのですが、ルースのサイズが大きくなる程に瑕疵やインクルージョン等も肉眼で識別し易くなります。

 

そういう各ルースの個性よりも特定の宝石名であったり、色合いであったりで宝石をお探しの場合もあるでしょうが、マニアックなコレクション性の強い宝石や稀少宝石のルースに関しては、インクルージョンやカット形式なんかも含めてパッと見での印象っていうか、全体像っていうか、雰囲気みたいなものが心を惹き付ける場合が多いので、そこは自由気まま好き勝手に個々の判断で魅力的な宝石や稀少宝石やルースとの出会いや蒐集をお楽しみ下さいませ。

 

 

スキャポライト

 

いや、もう何か、 雑談、無駄話の方が長いブログになってしまったのでござるが、ま、過去にもブログで紹介した宝石だから、うん、まぁ、いっかな。

 

今回、ブログで紹介したスキャポライト(スカポライト)のルースは12月か・・・遅くても来年の1月くらいには猫車さんのオンラインショップに登場する予定です。

 

さすがに11月も末日、12月間近となった時期であるが故、あわあわとしておったりすると思いまするが、風邪やインフルエンザに注意してね。

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

今年も残り1ヶ月かぁ・・・

ΘεΘ

 

どんなんだった?

ΦωΦ

 

あれ?記憶が・・・

ΘεΘ

 

お爺ちゃんか?

ΦωΦ

 

ちゅ~か、気が早い、まだ1ヶ月残っておるじゃん。

ΘεΘ