ご無沙汰しておりますが、あれよあれよという間に2018年も10月に突入、何気なく歩いていると金木犀の香りが漂っていますね。
金木犀の香りは季節感と共に懐かしい記憶を呼び覚ます不思議な効果があって、あれ、きっと金木犀の場合は香りという強い主張があるのに花は小さくて目立たない上、夜とかでも香りだけ感じても視覚情報がないのが理由なんじゃないかと推測するのだが、実際のところはよく分からないし、特に推測する事もありません。
ちゅ~ような感じですが、くっすん。
ちょっと体調が良くなくて、ブログの更新頻度が低下、ブログだけでなく、いろいろと影響が生じており、ま~ちょっと悩めよ・・・とか思いながらも実際のところは、ま、しょ~がないなぁ~って感じで、あんまり悩む事もなく、ただ体調が悪いのが嫌なだけ、マジ、ちょ~嫌なんですけど、ま、しゃ~ないなぁ~って受け入れておる次第でありんす。
今年も残り3ヶ月を切っておるので、何か素晴らしい感じ、とっても記憶に残るような出来事だったり、そのような何かを得て、ビバな気分、忘れようにも忘れる事ができない素晴らしい2018年であったという感じにしたいので、いいアイデアを募集中。
ま、ちゅ~ような感じですが、やっとこさ再放送をしていた東京ラブストーリーを観終えたんですけど、感情の起伏の激しい肩パットの話しから、深夜2時とかでも普通に電話を掛けても問題がなくて、玄関の戸締りや来訪者に対する警戒心が低くて、喫煙するのに何にも気を遣う必要がない話しという感じで少しばかりの懐かしさを味わいながらストーリーとは関係のないところを楽しんで観終わった。
ファッションとかメイクとかは時代感があるものだから仕方ないし、感情の起伏はドラマなので演出上は仕方がないのですが、深夜2時を過ぎても自由に電話を掛けたり、掛かってきたり、帰宅して玄関を開けて部屋に入っても鍵も掛けないし、玄関チェーンも掛けないし、ドアチャイムが鳴れば普通に玄関を開けちゃう感じとか、どこであろうが誰と一緒であろうが自由気ままに煙草を喫える感じとかの感覚は現在では失われてしまっている事に何だか少しばかりの寂しさにも似た何かを感じたような気がする。
古いドラマではあるもののテレビドラマを見る事なんて現在ではないから、ちょっと何なんですが、恋愛というのは難しいものっすね・・・
関係ないけど、あたしの好みのタイプは、積極的な性格で独特のキャラを持っていて、ま、あんまり同性には好かれないんだけど別に気にしないっていうか、そんな事に興味がない感じの性格で、スタイルとかは自己管理をしているなら特に気にしないけど女性である事に対する意識が強い人っす。
ま、具体的に例えると性格もスタイルもファッションも蜂、アシナガバチみたいな人、そこはスズメバチでもミツバチでもなくアシナガバチです。
綺麗で華麗で鋭い毒針を持ってて、でも致命傷になるような毒性ではなく、機動力に優れ、大きくも小さくもなくて、大人しいだけではなくて攻撃力も高い、そんな感じ?
分かる?
ま、どうでもいい話しなんですけどね。
ちゅ~ような感じで話しがあちこちに飛びまくって何の話しをしているんだか分かんない状態になっちゃってますが、いや、まぁ、このコンディションでブログを書いた自分を褒めたい。
よく頑張った。
偉いぞ、あたし。
アステリズム(スター効果)について
★参考画像:スタールビー
宝石の中には固有の光彩効果を持ったタイプが存在しておる訳ですが、そんな宝石の中でも特徴的な見た目の印象を持ち、古くから特別な光彩効果が生じる宝石として「キャッツアイ効果」と「スター効果」と「カラーチェンジ効果」がありんす。
ま、この辺りの説明は前回のブログ記事である「シャトヤンシー(キャッツアイ効果)」でも触れた内容になるので省略しちゃうので、気になる人は前回のブログをご覧下さいませ。
宝石業界では「アステリズム」と表現される特徴的な光彩効果は一般的には「スター効果(スター・エフェクト)」と呼ばれる光彩効果となり、ある種の宝石中に配列的に分布した針状包有物といったインクルージョンが正しいカボッション系のカット研磨をする事により点光源下で4条または6条(稀に12条)の光の筋が見られるものでありんす。
キャッツアイ効果はカット研磨されたルースでしか見られる事の少ない光彩効果になる為、通常は宝石名の前に「スター」という表記が冠された宝石名で呼ばれます。
厳密には反射光による「エピアステリズム」と透過光による「ダイアステリズム」という二種類のパターンがあるのですが、どちらも宝石業界では「アステリズム」と表現され、光の筋が4条でも6条でも同じく「アステリズム」と表現されます。
カボッションカットは石の表面が丸みを帯びた凸型なので石を傾ける事や光の当たる角度を変える事で白い線条が動いて見えるので、広義では変彩効果の一種となります。
★参考画像:スターサファイア(ブルー)
前回のブログで紹介した「シャトヤンシー(キャッツアイ効果)」と同様に宝石の内部にある針状包有物等の密度や配列の規則性によってルースの中心部に綺麗に放射状のアステリズムの光の筋が見えるものから傾いていたり、乱れた白光の筋になるものまであり、宝石種や石質によって透明感の強いものから透明度の低いものまで存在するので、その明瞭さは個々のルースによって異なります。
スター効果だけの評価で言えば、ルースの中心に放射線状に明瞭な白光ラインが見られるものが最高品質と言えますが、宝石のルースとしては見た目の色合いや色の鮮やかさや透明度の高さ等、全体的なバランスも含めて評価が変わってきます。
キャッツアイ効果やスター効果の場合、その光彩効果が見られる事によってキャツアイ石やスター石の宝石名となる為、ルースの裏面は意図的に艶消しの梨地仕上げに研磨する事で光がルースの裏面から抜けていき光彩効果が弱くなるのを防ぎ、石の色合いを籠らせて濃く見せるのと同時にキャッツアイ効果やスター効果が明瞭になるように工夫されている事が多くなります。
その為、透明感の強くて色合いが濃くてルースの中心部にキャッツアイ効果やスター効果が明瞭である宝石ルースは稀少性があり価値が高くなる傾向があります。
★ 参考画像:スターサファイア(ヴァイオレット:薄青紫色)
スター効果には4条(十文字)ものと6条(放射状)のものと6条が二重になった12条の光の筋が見られるものがあり、稀少性としてはダブルスター等と呼ばれる12条のタイプが珍しいものの滅多にスター効果が見られる事のない宝石種であったり、古くから(恐らく宗教的な意味合いもあると思われますが・・・)十字スターのタイプも珍重されるのでキャッツアイ・タイプよりもバリエーションが多く好みが分かれるかもしれないです。
スター効果は普通に自然光では分かり難いので、点光源下でスター効果を明瞭にして眺めたり、撮影すると分かり易いと思います。
あたしはあんまり気にしていなかったのですが、最近は少し気にするようになり、こうしたライティングでの撮影もするようになりました・・・
撮影時にはライティングが面倒というか、なかなか大変なので意図的にスター効果を明瞭にして撮影する事もあれば、そうじゃない事もあるという中途半端な感じとなっておりますが、今回、紹介する画像のルースは全て宝石鑑別書ではスター・タイプの宝石となっております。
なかなか撮影が難しい上、スター効果が明瞭な宝石種、あまり明瞭でないもののスター効果が生じる事が滅多にない稀少種もあるので、ご了承下さいませ。
参考画像:スターガーネット
スター効果が見られる宝石いろいろ
★参考画像:スターダイオプサイド
スター石はキャッツアイ石と並んで古くから区別されて珍重されてきた光彩効果になるのですが、キャツアイ石に比べるとスター効果が見られる宝石種は少ない為、キャッツアイ石のように多くの種類の宝石の画像がなくて申し訳ない。
スター効果の生じる宝石種が限られている分だけ同じ宝石種であっても色合いや透明感やスター効果の明瞭さといった感覚的な好みを重視して宝石選びをすると良いと思います。
キャッツアイ石と同様にやスター石も主にカットスタイルがカボッションカットになるのですが、ファセットカットを好む人であってもスター石やキャッツアイ石に関しては例外的に好まれる場合もあるのかな?
どちらにしても前回のブログで紹介したキャッツアイ石と今回のスター石は古くから珍重されてきたタイプの宝石になり、今後も変わらず珍重されるタイプの宝石だと思いますよ。
★参考画像:スタースピネル(グレイニッシュパープル)
ちゅ~ような感じで、全部じゃないけどスター・タイプの宝石を紹介しておきます。
【 スター・タイプのある様々な宝石 】
コランダム各種:クロム含有の赤色石となるルビーでも赤色以外の全ての色合いを持っ
たサファイアでもスター効果が見られる宝石があります。
スター効果の見られる代表的な宝石となり、特にサファイアの場合は
カラーバリエーションや彩度や透明度の高さが個々に違う為、多彩な
スターサファイアが存在します。
スターサファイアの中で人気の高い色合いは青色~青紫色~紫青色~
紫色といった寒色系とピンク系の色合いとなっています。
ルビーの場合は赤色だけですが、透明度が高く濃く鮮やかな色合いを
したタイプが稀少です。
主に6条スターですが12条のダブルスターがあります。
スピネル各種:スピネルの場合は透明度が低いのが特徴となり、主に暗色系~灰色系と
いった彩度の低いものが多くなります。
スター効果としては十文字の4条スターと放射線状の6条スターがありま
すが、スター効果のある宝石としては知名度も低めで市場流通量も少な
い宝石となっています。
ガーネット:アルマンディン系のガーネットにはスター効果が見られるものがあります
が、暗赤色で透明度の低い場合が殆どとなります。
主に十文字の4条スターですが、やや宝石としての美しさが乏しい事もあ
り、主に大粒サイズのルースになっています。
ローズクォーツ:比較的に顕著な放射状の6条スターが見られます。
スター石は半透明石になる為、やや濃い目の色合いをしています。
ペリドット:旧ビルマのモゴック産のペリドットから稀にキャッツアイ効果やスター効
果を持ったペリドットが産出しますが、他の宝石に比べて効果はキャッツ
アイやスター効果は弱めとなるものの稀産稀少となります。
ダイオプサイド:黒灰色系のタイプであっても濃緑色系のタイプであっても十文字の4
条スターが見られるものがあります。
黒灰色系のタイプに関してはスター効果が特徴として扱われています
が、濃緑色系の場合は透明石~キャッツアイ石もあります。
エンスタタイト:あまり知名度の高い宝石ではありませんが、透明石以外にスター石も
あります。
★参考画像:スターペリドット
スター効果の見られる宝石はキャッツアイ効果の見られる宝石に比べて種類が少ないもののスター効果が見られる代表的な宝石であるサファイアを含んでいる為、意外に豊富な種類があるように感じちゃいます。
自然環境の中で誕生した鉱物をカボッションカットにカット研磨する事によって見られる光彩効果になるので、その見え方や明瞭さはルースによって異なり、同じ宝石でも色合いや色の濃さや鮮やかさや透明感によっても違って見えちゃうのですが、スターサファイアに関しては灰色系~灰青色系のタイプであれば比較的に入手し易いですし、黒灰色系のダイオプサイド等は宝石としてはリーズナブルだと思います。
キャッツアイ石と同様にジュエリーにするにしてもルースのままコレクションして観賞するにも楽しいと思うので何気にお薦めだったりします。
ちゅ~か、あたしはサファイアが好きなので何気に各種のカラーバリエーションを揃えていますよ。
参考までにスター効果が見られる宝石の一部(サファイアやクォーツ系で極めて稀)には「トラピッチェ」と呼ばれる放射状の6条の柄模様を持ったタイプがあります。
この場合、宝石としての稀少性と特徴性の高さから「トラピッチェ」の表記が優先される為、トラピッチェを冠した宝石名(例:トラピッチェ・サファイア等)となります。
★参考画像:スターサファイア(ヴァイオレット:青紫色)
いや、ホント、マジ、恐縮なんですが、最近は商品登録が追い付かないっていうか、ちょっと登録する時間がなかったりしてるものの、スター効果を持ったいろいろな宝石は猫車さんのオンラインショップでも一応はカテゴリーを分けて紹介しているでありんすよ。
ちゅ~ような感じで、次回は成り行き、今回みたいにテーマを絞ると大変なので気分次第になるかなぁ・・・
ち~ゆ~。
ΦωΦ
意外にスター石はサファイアばかりでした・・・
ΘεΘ
昔から好きだったもんな。
ΦωΦ
カラーバリエーションがあるから何種類も所有してると錯覚してた。
ΘεΘ
ま、それなりに種類があるからいいんちゃう?
ΦωΦ
そだね。
ΘεΘ
ブルーとヴァイオレットが好き!
ΦωΦ
でしょうね。
ΘεΘ
昔からだもん。
ΦωΦ