素晴らしき三連休、雨、しとしとぴっちゃん。ちゅ~ような感じで日本全国、各地にて催される予定であった多くのイベント、そうしたイベントを催す側にいる人も参加する側にいる人も特に関係ない人もいろいろ。
ちゅ~か、世の中では三連休と三連休を実感、甘受する側の人もいれば、逆に休めない、世の中は連休かぁ・・・とカレンダーを眺めて実感、三連休を甘受する側の人をターゲットに忙しさを甘受する側の人もいる訳で、ちゅ~意味では誰もが何となく予定とか計画とか期待とか何かしら心に期すものがあった筈じゃなかろうか的な思惑があったのであった。
ちゅ~ような感じにも関わらず、お空は暗く、重い雨雲から降り続く雨、明日の天気予報も雨、この三連休は雨、水に流され、水に沈む、予定の狂った三連休が静かに沈没していくのを眺め、あぁ無情、レ・ミゼラブル。
何かやっても一日、何もしていなくても一日、慌ただしく多忙で休む暇がなかったとしても一日、何にもする事がなく時間を持て余して退屈しちゃっても一日、そんな一日が積み重なってミルフィーユ或いはバウムクーヘンみたいになった自分時間を後年、もぐもぐと想い出して咀嚼、反芻しては咀嚼、もう味も何もあったもんじゃない、もとの味って何味だったん?あれ?いつから噛み続けているんだ、このガム・・・
ちゅ~ような感じで、何もかんも全部が断片化されちゃって、あれ?ん?ってな事ばかりになっていった先、その先にある、到達する境地、それが忘却という世界で、その忘却の彼方には無、或いは虚空って世界があるんじゃないかと思いますが、そのくらいの気持ちで考えると三連休が雨だった、予定が狂った、思惑が外れた、ガビ~ン!って感じちゃったとしても大丈夫っちゅ~か、もう別に何でもいっか。ってな事になりませんか?
ま、んな風には思えない、いや、マジで最悪、ドツボ、ハマってもうた、苦い記憶として残った、無念、残念、口惜しい、くわぁ~ってなってまう、あ~あ、ふ~っ、はぁ・・・と溜め息、心の中で何かがしぼんだ、へなへなになっちゃった。
ちゅ~ように思ってしまっているとしても大丈夫、きっと大丈夫、多分、知らないけど。
はい、ちゅ~感じで、今回は「エッグ・イン・オパール」を楽しんでみましょう。
エッグ・イン・オパールってどんなん?
エッグ・イン・オパール、それはオパール、オパールの中でもメキシコ産やエチオピア産のファイヤーオパールやウォーターオパールとかの透明感があるタイプに稀に見られる白色包有物が入ったオパールの事になるっすよ。
オパール自体は以前にいろんなオパールについての記事を書いたので、そっちを参考にして欲しいんっすが、ちょ~アバウトに区別すると主にオーストラリア産に代表されるブラックオパール系、それらに褐鉄鉱といった母岩が含まれるボルダーオパール、全体的に乳白色~白色をしたホワイトオパール、メキシカンオパールの俗称で呼ばれる遊色効果のあるファイヤーオパールやウォーターオパール、それらに流紋岩といった母岩が含まれるカンテラオパール、キャッツアイ等の特殊なタイプってな感じっすかね。
ま、遊色効果の有無だったり、遊色効果のパターンだったり、色合いだったり、透明度だったり、産地だったりでも区別できちゃうし、宝石学のレベルで宝石名って感じでも区別できちゃうから、あくまでも参考程度っすけど、エッグ・イン・オパールってのは基本的にメキシカンオパール系のオパールに見られるっちゅ~か、ま、エッグ、タマゴみたいな感じが可愛いっすね、い~感じでタマゴっぽくなったものでカット研磨されたルースは珍しい、珍品なんっすよ。
メキシカンオパールタイプのオパールは近年ではエチオピアでも産出し、そこそこ流通量が多くなっていますが、エチオピア産は比較的に新しい産地になる上、メキシコ産に比べると個体差はあるものの水分含有率が高いのか乾燥に弱く、ま、同じ鉱物、同じ宝石ではあるものの劣化が早い事もあって宝石としての価値としては低くなってしまうんだけど、ポイントがエッグ・イン・オパールって事だけであればエチオピア産の方が入手し易いっすよ。
エチオピア産のオパールは特殊タイプが多いので、カメレオンとかハニカムとかコレクターさんによっては興味深い産地っすね。
ちゅ~ような感じっすが、上の2枚の画像はメキシコ産の遊色効果がないエッグ・イン・オパールになり、もう完全に意図的に狙ってカット研磨されたルースってのが分かるんじゃないっすかね?
白色内包物の形や大きさ、それにオパールのタイプなんかによって違う印象になっちゃうし、こうしたタマゴっぽい感じになっている状態の原石自体が稀少な上、オパールはファンが多い事もあって愛好家さんや蒐集家さんの間では知名度も人気も高いんっすよ。
タマゴの中身は何じゃろか?
エッグ・イン・オパールのタマゴっぽい部分、白色内包物は鉱物的には「クリストバライト(和名:方珪石)」ちゅ~鉱物になりますが、クリストバライト自体は特に宝石として扱わる事もないので純粋に見た目の印象ってのが、エッグ・イン・オパールの特徴になるっすよ。
ただね、エッグ・イン・オパールとして稀少性があり、オパールって宝石としても付加価値があるのは、完全にオパールの内部に白色包有物が包み込まれた状態で尚且つ白色内包物がタマゴの黄味みたいに丸っこい形をしている事が条件になるので、その条件を備えたエッグ・イン・オパールは白色内包物が何という鉱物なのかを証明する事ができないんっす。
これがクリストバライトって鉱物とされているのは、この白色包有物が表面に出ている状態のものを鑑別した結果なので、鉱物的な特性や産出する地殻環境的な特性からクリストバライトだと考えられます。って感じが正しい表現になるんっすよね。
ま、ちゅ~ような感じでクリストバライトの情報を紹介しときます。
【 クリストバライト:Cristobalite 】
- 鉱物名:クリストバライト
- 和名:方珪石
- その他の名称:クリストバル石
- 補足:石英(水晶を含む)の同質異像で1470℃~1713℃間の変態鉱物
- 結晶系:正方晶系(擬等軸晶系)
- 産状:皮殻状、脈状、結核状等
- カラー:無色または白色
- 光沢:ガラス光沢
- モース硬度:6~7程度
- 劈開:なし
- 断口:ー
- 屈折率:1.484~1.487程度
- 偏光性:複屈折性
- 多色性:ー
- 蛍光性:ー
- 比重:2.33程度
- 分光性:ー
- 備考:鉱物的には低温型と高温型の2タイプ
基本的には単なる鉱物のひとつで宝石として扱わる事がないのですが、インクルージョンとしては比較的に見られる事が多いかもっすよ。
ちゅ~のもインクルージョンは母岩となる鉱物が宝石じゃないと特別なものではなくなる事が多いので、天然石レベルの石では鑑別される事もないから柄模様みたいな感じで目にしたり、へぇ~そうだったんだ。って感じたりする程度だと思うのですが、ま~ま~有名なところだとオブシディアンなんかに柄模様として入っているっすね。
スノーフレーク・オブシディアンとかフラワー・オブシディアンとかなんだけど分かる?
ちゅ~ような感じで、ここで出てきた2枚の画像はですね、メキシコ産の激しい遊色効果を持った巨大な不定形研磨されたファイヤーオパールになるっすね。
もう今じゃこんな大きなメキシコ産のファイヤーオパールのルースなんて見掛ける事もなくなってきちゃったっすが、ま、これぞコレクターアイテムって貫禄ちゅ~か、存在感ちゅ~か、雰囲気があって好きっす。
エッグ・イン・カンテラオパール
ここまでに紹介してきた画像のルースは過去の記事でも登場した事があるルースだから今回はお披露目していなかったタイプ、カンテラオパールのエッグ・イン・オパールを紹介しちゃうっすよ。
こちらも同じくメキシコ産ですが、母岩付きで石の底面部分が不透明なので写真撮影が難しいんっすよ・・・
ここまでに登場してきたものよりサイズ的には小さなルースになるし、タマゴって感じが弱いのは白色包有物が真ん丸って感じでないからなんですね。
【 エッグ・イン・オパール:Egg in Opal 】
- 鉱物名:天然オパール
- 宝石名:ファイヤーオパール、オパール、カンテラオパール等
- 補足:エッグの有無に関わらずオパールのタイプによる。
- カラー:透明黄色~透明オレンジ色~透明赤色等
- 補足:遊色効果の有無は問わず
- 光沢:ガラス光沢、樹脂光沢
- モース硬度:5.5~6.5程度
- 劈開:なし
- 断口:貝殻状
- 屈折率:1.43~1.42程度
- 偏光性:単屈折性
- 多色性:省略の記載または認めず
- 蛍光性:認めず
- 比重:2.00程度
- 分光性:特に必要な吸収を認めず
- 拡大検査:白色内包物
- 代表的なカット研磨のスタイル:カボッションカット、不定形研磨
- 主な産地:メキシコ、エチオピア
エッグ・イン・オパールってのが俗称というか通称になるので宝石名としてはオパールとかファイヤーオパールとかカンテラオパールみたいな感じになるんっすけど、もう見た目、見た感じが明らかに違う、内部に白っぽいタマゴみたいなんが見えるから、ま、分かり易いっちゃ~分かり易いっすね。
ちゅ~ような感じで、ちょっと天候的には残念な感じっすが、ま、しゃ~ないちゃ~しゃ~ないっすから、それでも楽しい週末っちゅ~か、連休をお過ごし下さいまし。
お休みではない、働いている方も楽しんで仕事してちょんまげ。
あっ、朝じゃん、もう・・・じゃ、ち~ゆ~。
ΦωΦ
ちゃんとした写真を撮れよ。
ΘεΘ
カメラが悪い。
ΦωΦ
おまへ・・・壊したな・・・
ΘεΘ
壊れておったよ。
ΦωΦ