え~っとですね、この間まで風邪をひいた感じであったのですが、ほら、最近、インフルエンザが流行っているじゃない?
でね、身体の節々は痛くなかったけどインフルエンザじゃないか気になって病院に行ってきたんですけど単なる冬の風邪でした。
あたしは冬場でもシャワー、お風呂にお湯を溜めて浸かるというようなバスタイムの習慣を放棄、ガタガタと震えながらシャワーを浴びて、でね、とっても髪の毛が長い、驚きのロングヘア―である為、髪の毛を洗うと背中が冷たくなる、ひぇ~!
ちゅ~ような感じで、お風呂に入ろうかなぁ・・・って思っていた時にお風呂に入って風邪をひいた事、耳に水が入って中耳炎になった事、そうした記憶が蘇ってきて、あ、やっぱ、シャワーにしようと思いました。
あたしは身体が硬いので柔軟性を高める為に何かいい方法があるんじゃないかと思っていたところ毎日、ちょっとずつでも身体を曲げる、そうだね、お風呂とかお風呂上りとかがいいんちゃうかな?
みたいな事を教えてもらい、んじゃ、お風呂に入った時に身体を曲げる、前屈っていうの?
ちょっと分かんないんだけど、そうした地味で地道な鍛錬が身体を柔らくする、柔軟性が増す、くにゃくにゃになると信じ、それを実践していた頃があったんですけどね、その際、すごい発見、驚きの発見をしてしまったのです。
それはですね、あたしは本を読む速度が半端なく早い、めっちゃ速読、先日も名古屋に新幹線に乗って行っていたのですが、片道1時間40分くらい?
その間に小説を2冊は読むので、往復だと小説が4冊ばかり必要な訳でありますが、ま、それは関係ないんですけど、お風呂に入っていた頃も湯船の中で小説を読むんですよね。
ま、お風呂用、つまり水に濡れたり、湿ってしまってもよい小説を読む訳ですが、そうすると3時間とか4時間とか入っていて、お湯がぬるくなると追い炊きをして温めながら延々と小説を読んでいる訳ですが、ま、もう無理、すごい汗をかいた、眩暈がする・・・うぅ。
ちゅ~ような状態になっちゃってね、その時にお風呂の栓を抜いて、お湯に浸かった状態で目を瞑って身体を弛緩、うぅ、眩暈が・・・ってなってたんですが、意識が朦朧としてきて、無我の境地、こう何ていうか水との一体感、水に漂っている感を感じながら何にも考えていなかったんですけど湯船のお湯が栓を抜いているので減っていくじゃない?
その中で流れ出てゆくお湯と一緒に身体を弛緩させていると湯船の底でぺったんこになれるんです!
めっちゃ気持ちいい・・・
そしてですね、その時は驚くくらいに身体がぐんにゃりしてて、柔軟性がアップしたかのような気分になれて、そしてまた、ぺったんこになった湯船の底から起き上がるのが嫌になっちゃうくらいに心地いい、あぁ、気持ちいい、最高、極楽ですね、これ。
で、ですね、その心地の良さ、あまりの気持ち良さにですね、これだ!って思ったので日々、そんな事を繰り返していたのですが、湯冷めしちゃって風邪をひいちゃったり、耳の中に水が入って中耳炎になっちゃったり、それなりのリスクというか代償があって、ま、それよりも毎日何時間もお風呂で過ごす程に暇ではないし、読む小説もなくなった、水に濡れてもいいし、湿ってしまってもいい小説なんて何冊もないじゃない?
で、卒業しました。
ちゅ~ような事を想い出したという話しでございましたが、インフルエンザが流行っているようですし、冬の風邪ってのも何だか分からない感じですが体調を崩すのは嫌じゃない?
だからですね、ここはひとつ体調管理には注意して欲しいなぁ~って思います。
え~っと、雑談は以上なんですけどね。
グランディディエライトという鉱物&宝石について
グランディディエライト・・・スパルタンな名称ですが、名称はマダガスカルの調査探検をした探検家のAlfred Grandidier(1836~1921)の名前に因んでおります。
宝石の愛好家さんや蒐集家さんの間では何気に古典的というか1990年代くらいにはマニアックなコレクション向けの宝石として珍重されていたグランディディエライトですが、この宝石が一躍、有名になったのは2015年くらいだったような・・・
ちゅ~のも以前までは俗に言う宝石質となるような透明石は産出していなかったので、その殆どが不透明~半透明石で淡い色合いの青緑~緑青色をした瑕疵やインクルージョンの多いものだったのです。
鉱物標本としても産出量が少ない上にマニアックで知名度が低い事もあり、あまり流通量は多くなかったのですが、産出形状としても結晶形の綺麗な柱状結晶は極めて少なく、塊状や礫状といった結晶形がよく分からないタイプばかりであったのであります。
ちゅ~ようなグランディディエライトですが、確か2015年くらいのツーソンだったかで透明石が登場したのを機に何だか海外の雑誌で世界で3番目に高価な宝石みたいな感じで取り上げられたりしてですね、現在では個性的で呼び難い名称でさえも何気なく当たり前のように呼ばれる、そのくらいに認知されるまでになったので、いや、逆に個性的な名称で良かったですよね?
そんなグランディディエライトですが、主産地でもあるマダガスカルでは持ち出し禁止となっている等の様々な噂があるくらいに流通量は少なくて、透明石であれば0.01ctとかのキャラ目のルースが殆どになり、不透明~半透明のタイプでも淡い色合いのものであれば大粒サイズがあるものの透明石が登場した事で価値が急落、もともとコレクターさん向けだった事もあったので仕方ないものの1ct を超える透明石は流通量がないような状態となっておりますが、いや、マダガスカルで持ち出し禁止とかにはなっていないんですけどね。
ま、ま、ネット社会っていうのは、そういう感じで印象に残るフレーズとか噂とかが拡散しちゃうのは仕方がないかもしれませんが、単純に産出量が少ない上に殆どが不透明石となる為、半透明や透明のカット研磨してルースになるような品質の原石が少ないから流通量も少ない、で、ある程度、流通性の高いルースはコンマゼロゼロ単位のキャラ目となる小粒サイズのルースになっているというだけのお話なのでありますよ。
画像のルースは透明石ですが、古くからの筋金入りのコレクターさんには衝撃的なクオリティーとなり、オールドタイプの不透明~半透明の瑕疵やインクルージョンの多いグランディディエライトしか知らなかった、グランディディエライトという宝石はそういうものだと思っていたコレクターにとってはですね、あぁ、生きてて良かった・・・
ちゅ~ような感じで、嬉しい、とても喜ばしい、ビバ、ウェ~イ!ってな感じだったと思うのですが、10ct アップだったのが1ct アップのサイズさえも見付からない、ま、実際には運とか縁とかタイミングなんですけど流通量が少ない、ま、その内に出会えるかな?
みたいな感じで気が付けば、2019年も2月、あれれ?
もう5年くらい経っているぞ?
ま、ま、そんな感じになっている可能性大ではありますが、産出量が増えて、或いは新たな産出地が見付かったりして流通量が増えたりもしないままに時間だけが流れてしまい、いや、もう、手遅れみたいな感じになってしまっているかもしれませんが、あたしだってグランディディエライトがこんなに人気が高まるとは思っていなかった、ま、フォスフォフィライトとかユークレースとかだって知名度が上がるとは思っていなかったので、そんなものなのかもしれません。
古くから珍重されているスタンダードな宝石、ダイヤモンドとかルビーとかサファイアとかエメラルドとかみたいな宝石と違って、稀少宝石っていうのは興味のある人、愛好家さんや蒐集家さんみたいなコレクターさんが好む宝石になるから探せば見付かるという訳でもなければ、いくつかのルースから選択するみたいな物量がないのでタイミング、ご縁、運みたいなものが重要だったりする事は当然の事ではあるものの油断した、あぅ、あの時に買っておくべきだった・・・
ちゅ~ような事を何度も経験した筈なのに油断してしまったという方も少なくはないと思いますが、ま、ま、それも縁とか運とかタイミングなので仕方がないですよね。
小粒な0.01ct みたいなサイズのルースなら普通に見付けられるものの1ct アップとなると厳しいかもしれませんが、もうパライバトルマリンみたいな感じになってしまっておるのです。
ちゅ~ような事を考えると古くから熱狂的な宝石の愛好家さんや蒐集家さんよりもですね、ここから始める、こうした切っ掛けで稀少宝石とかに興味を持った方とかにお薦めしたい宝石なんじゃないかなぁ~って思ったりしております。
サイズ的には1ct までない、0.5ct アップくらいですが、このサイズでも普通に見掛ける事はない大きさになってて、パライバトルマリンが好きな方であればグランディディエライトも好きになるんじゃないかな?
パライバトルマリンに比べると丈夫な宝石ですし、分かる人が見れば分かる、あっ、グランディディエライトじゃん!
ちゅ~ような感じの個性があり、産出量が少なくて流通性も高くはないので、かなり妙味のある宝石だと思ってちょります。
あたし的には透明石じゃなくて半透明石でも好きな宝石だったので何ですが、とりあえず、今回のブログに登場した全てのルースは来月くらいに販売開始となる予定で中央宝石研究所にて宝石鑑別書の作成をしております。
もしもグランディディエライトじゃないルースがあったら、こっそりとブログも修正しちゃうよ。
グランディディエライトの特徴や数値
透明石の登場で多色性であったり屈折率であったりが意味のある特性や値となりましたが、不透明石だと多色性も屈折率もあんまり関係ないし、半透明石の場合は何よりも色合いを重視してキャラ目のあるサイズの大きなルースを狙った方が楽しめるのです。
ブルーを強く感じる濃い色合いの方が評価としては高くなりますが、ここら辺もパライバトルマリンと似た感じの基準になっていて、色合いとかは好みになるし、産地としても殆どがマダガスカル産になる事から大きさを重視するのか透明度を重視するのか色合いを重視するのか悩ましいところなんじゃない?
ま、最終的には総合的なバランスなんですけどね。
【 グランディディエライトの特徴や数値 】
- 鉱物名:天然グランディディエライト
- 宝石名:グランディディエライト
- 結晶系:斜方晶系
- 産出形状:柱状結晶、塊状、礫状
- カラー:青緑色(淡~濃)、緑青色(淡~濃)
- 透明度:半透明~不透明、稀に透明
- 光沢:ガラス光沢
- モース硬度:7.5程度
- 劈開:完全
- 断口:不平坦状
- 比重:2.98程度(宝石の中で比重が低い方ですね。)
- 偏光性:複屈折性
- 屈折率:1.580~1.639程度
- 多色性:強い三色性(青緑~明緑~無色)
- 分光性:-
- インクルージョン:感情包有物、液体包有物、液膜包有物等
- 産地:宝石質のものは主にマダガスカル
宝石質の透明石は主にマダガスカル産となりますが、グランディディエライト自体はスリランカ、アメリカ等で散発的に産出するものの産出量が少ないですし、透明石に関しては極めて僅かな産出しかしていないんですよ。
こちらのブログに登場したグランディディエライトはすべてマダガスカル産となっております。
今回のブログもですが、もう最近はひとつずつのルースを紹介するんじゃなくて同じ宝石で複数のルースを登場させてしまっておるので、そんなに頻繁にブログを更新しないでも大丈夫な感じ、いや、何が大丈夫なのかは分からないけど・・・
宝石種として登場していない宝石ってなると本当に誰も知らない、いや、知ってる人は知っているでしょうが、マニアック過ぎて一般の方には分からないようなマイナーな宝石であったりする場合が多いので、ブログで初登場となる宝石は少なくなっているのです。
しかし、今回はブログで初登場となる宝石であったので、ま、それに知らない人であっても好きになってくれたり、何となく興味を持ってもらえるような分かり易い魅力があるグランディディエライトなので安心なのです!
あっ、最後に半透明石となるグランディディエライトを見せようか?
これはこれで可愛らしいし、カボッションカットである事を差し引いてもサイズが透明石とは比較にならない程の大きさになってて、いや、マジでこれはこれでとっても可愛い・・・
とっても好きなんですけど透明石と比べるんじゃなくて、これはこれとして評価しているのであります。
ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。
ΦωΦ
やっとブログでも登場したのですね。
ΘεΘ
グランディディエライトはいいですよね。
ΦωΦ
そんな事は20年以上も前から分かっているんだよ。
ΘεΘ
はっ!不透明石の世代の人じゃん!
ΦωΦ
いや、おまへもだろ・・・
ΘεΘ