猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

ジェイダイト(ジェダイト)ひすい:Jadeite

ジェイダイト

 

今年も残すところ2~3日ってなってしまいましたが、いい感じの宝石とか鉱物とかジュエリーとかとの出会いはありましたか?

 

ちゅ~かね、年末に今年もお世話になりました、或いは今年も拙い上に更新頻度が低い何だか分かんない感じのブログを読んで頂いた方々であったり、また何かしらのお買い物をして頂きましたお客さまであったり、またまた何らかの形でご縁のありました方々に心から感謝、ありがとうございました!

 

ちゅ~ような感じのスタンスで2018年という1年間のお礼を申し上げつつ、いい感じのお年をお迎え下さってちょんまげ!

 

そのような感じにするべきか、はたまた、年明け、新年のご挨拶として旧年は何かとお世話になり申しまして有り難うございましたで候、また今年もよろしくお願い申し上げまするでございまする!

 

ちゅ~ような感じにするのが良いのであろうかという極めて重要、重大な決断を迫られておる訳で、いや、思っている事は同じなんですよ、でも、タイミングっていうの?

 

タイミングは重要じゃない?

 

で、そのどちらがいいのか悩む、ま、悩むっていうか、迷う、うん、迷っていた訳でございますが、ほれ、あたし、過去より未来、猪突猛進な猪年なので、あ、来年の干支って猪なの?

 

ね?

 

こんな感じで現世、世の中の様々なモノ、コト、ヒトとかの中で宝石とジュエリー製作とフィーリングの合うた限られた人々の事しか興味がない、いや、興味がない訳ではなく、あんまり分からない、知らないご隠居さんなので、何だか微妙にポイントがズレているのでありまするのです・・・

 

え~っと・・・何の話しをしてたんだったっけ?

 

あ、そうそう、年末に今年の感謝であったり、来年のご挨拶をするのがいいのか、或いは、年明け、新年に旧年の感謝であったり、新年のご挨拶をするのがいいのか悩んでいる、いや違う、迷っておる訳でありまするが、あれだね、こうしてブログを書いていると頭の中が整理できるというか、頭の中の消しゴムが活動を開始、いろいろな事を忘れ、忘れ残した事、或いは何となくの方針、方向性が見えてくるもので、うん、新年の挨拶の方にします!

 

ちゅ~ような感じで、いや、でも今年一年、ブログを見てもらったり、お買い物をして頂いたり、様々な形、いろいろな感じでご縁のあった方々には深く感謝しておりまするし、もう、誰って事ではなく誰もが何となく楽しくて充実した素晴らしい日々を過ごして頂きたいものだと思っておる訳でありますが、そうした気持ちはブログでは新年のご挨拶みたいな感じで書き、その気持ちを伝えようと思った訳でございますが、いや、もう書いちゃってるじゃん!

 

みたいな。

 

ちゅ~ような感じで、今回は何となく吉、吉兆な感じ、そのようなイメージがあるような気がしなくもない緑色のヒスイを紹介して年内最後、2018年最後、平成最後のブログとしたいと思いまする!

 

じゃ、ちゅ~ような感じで、今年もご縁のありました方々に感謝しつつ、どうぞいい感じのお年をお迎え下さいませ!

 

 

ジェイダイト(ジェダイト):ヒスイについて

ジェイダイト


鉱物としてのヒスイは日本の糸魚川やロシア、アメリカ等でも産出しますが、宝石としてはミャンマー産のヒスイが有名なんですが、あんまり興味はないかしら?

 

ま、でも吉、吉兆なイメージがするような気がするので、ま、ま、そこはひとつ。

 

ヒスイ(翡翠)という宝石は鉱物的にはヒスイ輝石という微小な結晶の集合体になっていて、純粋なヒスイ輝石の色合いとしては透明無色~半透明白色といったあっさりした色合いなんですが、これにクロムやチタンといった成分であったり、オンファス輝石やコスモクロア輝石といった他種鉱物によって実に様々なカラーバリエーションであったり、柄模様なんかが見られるのでありまするよ。

 

ちゅ~ような感じで、ヒスイという宝石のスタンダードなイメージカラーというか、ほら、何となく知らないけど美しい緑色をしたヒスイのイメージカラーみたいなのがあったりする訳ですが、実際、そのような美しい緑色をした宝石質の原石というのは極めて稀少、ま、それだから宝石としての価値、高い評価を得ている訳なので、ま、ま、そこは素直に美しい緑色をした宝石という感じのヒスイというのはミャンマー産が中心となっておるという事なんですね。

 

ジュエリー等に用いられる宝石質ではないけれど鉱物としての面白味であったり、多様性であったり、ま、日本の場合は何と言っても糸魚川ヒスイというヒスイの原石を自分の手で見付け出せる可能性がある、実にロマンが溢れている、何とも運がいい、もっと運が良かったら素晴らしいヒスイの原石を海岸で拾う事ができるかもしれないという特別な環境であったりするので緑色のスタンダードな宝石に拘る必要はないといえばないんだけど、ま、でも綺麗なヒスイは心が弾む美しさを秘めているのであります。

 

ミャンマー産のヒスイが糸魚川産のヒスイと違う点は・・・いろいろあるんですけど、そうですねぇ・・・環境や地殻的な事とかもですけど採掘事業の規模も違うので比較するのが難しいんですが、まず原石がミャンマー産は皮被りといって表面が鉄分による茶褐色の被膜に覆われた状態で産出しており、ま、タマゴの殻みたいな感じで内部にヒスイが詰まっているのですが、これが割ってみないと品質や色合い等が分からない、ちゅ~ような訳で部分的に窓みたいな感じに表面をシュッとカットして、ほら、これ、こんな綺麗なヒスイなんですよ。

 

ちゅ~ような感じでゴロンとした原石が販売されていたりする訳ですが、古来、特に大陸、大陸とは中国の事で半島とは朝鮮半島の事なんですが、ま、それはいいです、中国ではヒスイ(実際にはジェードという硬玉であるヒスイと軟玉であるネフライトが混在した俗称で珍重されていた訳ですが・・・)は特別な宝石として扱われていた事もあり、極めて高い評価を得ておった事や少し書いちゃったけどジェードという俗称で鉱物的には異なる他種の石であっても珍重されておった為、ちょっとややこしくて、その中でも宝石としての価値が高いヒスイに関しては、模造品であったり、人為的な処理が施されたものが多いので安心して買い付ける事はできないのであります。

 

ダイヤモンドを除く宝石の中ではもっともイミテーションが多い宝石といっても大袈裟ではない程に美しい緑色のヒスイは少ないので、例えば中央宝石研究所のような専門の宝石鑑別機関であってもヒスイの宝石鑑別に関しては別料金、通常の鑑別費用よりも割高であり、ま、だから、何だか知らない、聞いた事もない宝石鑑別機関とかの宝石鑑別書とかが付属していたりしておる場合も多く、まったく分からない。

 

ま、ま、それを言うなら、大陸の方では独自の評価基準があったりするものだから、なかなか手を出し難いというか、ほら、こういう時代、こういう時流でリサイクルとかに宝石とかジュエリーとかを出す事もあるじゃない?

 

そういう時に初めて、えっ、ヒスイじゃないの?とか、ヒスイはヒスイなんだけど残念な事に含侵処理が施されていますね・・・って事実を知る事もあり、何か大切にしてきたのに何だか気持ちが微妙です・・・というような事が多いのですが、話しが長くなりそうなのでやめます。

 

ま、とっても見極めが難しい宝石であるという話しで、宝石質の美しい緑色をしたヒスイは主にミャンマー産となっておりまするよ。って話しでございまするよ。

 

 

ヒスイ

 

色としては透明感のある独特のトロミを感じる緑色をしたものが最上級とされておりますが、ま、色に関しては好みだと思いますし、それを言うなら何の宝石が好きかという事そのものが好みの話しになってきちゃうじゃない?

 

だから、ちょっと、落ち着こう、ちょっと聞いてくれ、いや、下さい、ちょっと耳を拝借、いや、ブログの文章だから目を拝借なのか?

 

まずですね、宝石として色石、つまりダイヤモンド以外の宝石としては色が鮮やかで透明感が高くて宝石として扱われるだけの歴史とかね、そういう要素があったりして、もちろん、そこには稀少性であったりやモース硬度等であったりと宝石として呼ぶに相応しい資質みたいなものもあってね、そういう諸々をですね、ちょっと考えてみた場合、好みは人それぞれなので何ですけど少なくともエメラルドと肩を並べる正統派の宝石として珍重されているヒスイは緑色のタイプなのでござりますよね?

 

えっ?

 

分かり難い?

 

そうは思わない?

 

う~ん・・・

 

それはもう自由というか何というか判断は任せますが、分かり易く説明すると緑色の美しいヒスイはですね、とっても高価です!

 

その事実が全てであって、ま、あたしも若い頃は何気にそんなに好きではない宝石のひとつとしてスルーしてきたのが緑色のヒスイなんですけど、いろいろな宝石を楽しむようになって、好みが変わった訳ではないけれど何となく好きな宝石の幅が広がって、あんまり好きじゃない宝石は自分の中で淘汰されてきた中、ありだなぁ・・・って思うようになった訳なのでありんす。

 

宝石というのは今現在の気持ちという短期スパン、瞬間的な衝動とか感覚的なものだけでなく、長期スパン、ご自身のファッションとかライフスタイルとか年齢とか、あと何だか分からないけど次々に新たなカルチャーであったりテクノロジーであったりが誕生し、また廃れていく現代社会で生きている中でね、こう、変わらない感じ、スタンダードな感じ、しかも頑丈で宝石としては何にも気にしないで使えるという性質であったりとか、そういうのが良き!って感じるようになる場合もあるんじゃないかな?

 

ちょっと何を言ってるのか分かんなくなってきちゃったんだけど時間が解決してくれる事もあるって事でいいっすか?

 

 

翡翠

 

ヒスイのルースも多く所有しているので地味に気が向いた時に中宝研に行って宝石鑑別書の作成をしてもらっているので一点ずつ紹介する事もあれば、今回みたいに特に一点だけのルースの話しじゃない時もある訳で、ま、あたしのブログって基本、そんな感じなんですけどね。

 

ちゅ~ような感じで、最初の1枚目と2枚目の画像は同じヒスイのルースですが、集合写真のルースは、また別、それはそれ、これはこれ、ま、でも基本的にあたしの好きなタイプというのは反映されていると思うので、スタンダードな緑色のヒスイであっても微妙に違うけど通ずる部分はあるっていうか、ま、そんな感じ?

 

集合写真というのが苦手というか、何か上手く撮影できなくて写真そのものは気に入っていないんですけど、ルースはどれも気に入っておりまするよ。

 

ちゅ~感じで、改めて「ジェイダイト(ひすい)」という鉱物の情報となりまする。

 

ジェイダイト(ジェダイト):ヒスイの特性について 

  • 鉱物名:天然ジェダイト
  • 宝石名:ジェダイト(ひすい)
  • 和名:硬玉、ヒスイ輝石
  • 俗称:本ひすい
  • 結晶系:単斜晶系
  • 光学性:複屈折性
  • 劈開:通常なし(劈開方向93°)
  • 断口:多片状(靭性大)
  • 屈折率:1.66~1.68程度
  • 偏光性:潜晶質反応
  • 比重:3.25~3.34程度
  • モース硬度:6.5~7程度
  • カラーバリエーション:緑・白・黒・青・紫・赤・橙・黄・褐色・無色等
  • 補足:混色タイプもあり
  • 透明度:透明~半透明~不透明まで様々
  • 透光性:不透明でも透光性があるタイプもあり
  • 透光色:白系~緑系~青系等が多いが様々

 

最近は緑色のヒスイでもクロムに起因した色合いであれば補足記載なしですが、オンファス輝石等の他種鉱物がある程度の含有している場合には、その旨の補足説明が宝石鑑別書に記載されるようになったみたいです。

 

基本的には、その補足説明の記載、つまり他種鉱物の含有というのが評価に影響するのか?って訊かれると大きくは影響しない、宝石鑑別機関で宝石名が変わる程の含有率ではないという話しであって、色の起因であったり、産地特性であったりするので何ですけど、もっとも注意が必要なのが人為的な処理の有無になりまするよ。

 

 

ヒスイ

 

こちらは他種鉱物の含有という記載がされないタイプのミャンマー産の緑色をしたヒスイとなりまするが、瑞々しさを感じる透明感みたいなものは感じ難くて重厚感のある美しい緑色っていう感じの印象を持ったルースになります。

 

ヒスイの場合、まず、大前提として間違いなく「ジェイダイト(ジェダイト、ヒスイ、ひすい、翡翠)」という鉱物名であり、宝石名である事が重要で、そうでないものが非常に多いのであります・・・

 

その大前提の部分が怪しいものが多い上、その中で鉱物名と宝石名が「ジェイダイト(ジェダイト、ヒスイ、ひすい、翡翠)」であったとしても人為的な処理の有無と内容によって大きく評価が変わってきちゃうので、もちろん、見た感じの印象であったり、サイズ感であったりも重要ですが、それだけでは判断するのが悩ましい宝石になるんですよね。

 

ミャンマー翡翠の注意点について

 

歴史的に古くから特に東洋で珍重されてきた事から模造品や処理石が多く、それらの品質的な基準が一般的な宝石と異なる場合もあるので、参考までに紹介しておきまするよ。

 

 

  • 天然未処理:最終仕上げの艶出しでワックスが使われている程度までの翡翠でA貨
          とかA-Jade等の通称で呼ばれる事もあります。

  • 樹脂含侵処理:翡翠はヒスイ輝石という微細な結晶の集合体となった鉱物になる
           為、含侵や着色が容易なのですが、その中でも色や透明度の改善
           を目的とした無色透明の樹脂含侵が施された翡翠でB貨とかB-Jade
           等の通称で呼ばれる事もあります。

  • 着色&染色処理:色合いの変化や彩度を持たせる為に着色料を使った含侵処理や
            染色処理をされた翡翠でC貨とかC-Jadeの通称で呼ばれる事が
            あります。

  • 漂白処理:翡翠が白色に見えるように漂白する人為的な処理となり、程度によっ
         て評価が変わるものの上記の樹脂含侵や着色&染色処理と組み合わさ
         れる事も多く評価としてはB貨(B-Jade)~C貨(C-Jade)の通称で呼
         ばれるタイプの翡翠になります。

  • その他:品質の異なる翡翠を貼り合わせる等をした加工翡翠でD貨とかD-Jadeの
        通称で呼ばれる事があります。

 

 

基本的に手磨きで艶出ししたものであったとしても宝石鑑別書では艶出しの為にワックス処理が施されている旨の記載がされるので、ワックスによる加工という記載は問題ないのですが、含侵処理と呼ばれる上記の2番目の項目に当たる人為的な処理が施されたものは大きく評価が下がってしまいまするよ。

 

海外のA~B~Cみたいな評価基準は分かり易いようで分かり難いというか、世界的に共通した評価基準の方法ではないので、あたし的には国内の中央宝石研究所とかの宝石鑑別機関の鑑別書が付属したルース、そうしたルースを扱っているショップとかが良いんじゃないかなぁ・・・って緑色のヒスイに関しては思ったりしちょります。

 

 

ジェダイト


スタンダードな緑色のヒスイは見極めが難しい上にヒスイという宝石そのものが好き嫌いが分かれ易い宝石になると思いまするが、とっても魅力的な宝石なんですよ。

 

ま、結論としては、何を書きたかったのかさえも分からないんですけど、こういう感じの内容になりました。

 

ちゅ~ような感じで、いつもの事ですが、脱線も多く、とっても分かり難いブログ、文章になってしましましたが、いい感じの年末、今年、出会った宝石であったり鉱物であったりジュエリーであったり、ま、それ以外であっても何でもいいんですけど、一年間を振り返って美味しいお酒を飲むっていうか、幸福感に浸るっていうか、いや、何か分かんないけど楽しんで下さいませ。

 

ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

普通は書く前に文章を整理して書くものなんじゃない?

ΘεΘ

 

そこは即興的というかアドリブ重視のライブ感っていうか・・・

ΦωΦ

 

読み難いったらないよ。

ΘεΘ

 

書き易い訳でもないんだよ。

ΦωΦ

 

ま、ちゅ~ような感じで吉、いい感じのお年をお迎え下さいませ。

ΘεΘ