猫車通信

糸魚川翡翠と稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

パライバトルマリン原石(Paraiba Tourmaline)

パライバトルマリ


やっぱりというか思っていた以上に12月中旬になってから加速的に師走感というか年末感というか、それにクリスマスムードみたいなものがブレンドされて、あぅ、今年も残すところ一週間とかじゃない?

 

ちゅ~か、うわぁ、明日がクリスマスイブで明後日がクリスマスで何と三連休中じゃあ~りませんか?

 

ちゅ~ような感じで、何とも言えない圧倒的な師走感、年末感、クリスマスムードが押し寄せてきちゃって、あたしと言えば、その奔流に押し流されて、あっぷあっぷ、あぅ、水面はどこだ?

 

と、そのような気分というか感覚に陥っておる訳でおますが、いや待てよ、よ~く考えてみよう、実際には伝票処理とか月末の事務処理であったり、オーダーメイドの製作であったり、発送業務であったりはする訳ですが、それって毎月っていうかいつもの事じゃない?

 

ちゅ~ような事に気が付き、はっ!知らず知らずの内にクリスマスムードであったり、師走感であったり、年末感であったりという心理的な影響を受けておった、その影響下にあっただけで特別な事は何にもない、いや、あるかもしれまいけど、ちょっと思い出せない、あれ?

 

何かあったっけ?

 

みたいな感じで落ち着かない、落ち着いているのか分からない状態になっており、そうですね、とりあえず、ポケモンでも捕獲しに街に繰り出しますか?

 

ちゅ~ような感じで、あれれ?

 

時間だけが加速的に経過していく、ん?

 

あれ、もう朝じゃん!

 

ま、ま、そのような感じになっており、いつ寝ているのかさえも定かではないのですが、風邪もひいていない、インフルエンザにも罹っていない、お肌の調子はいまいちですけど、ま、それくらいかな?

 

ちゅ~ような感じとなっておりますが、いや、あれだね、ブログも更新頻度が低ければ低いで今の時期みたいに短期間に様々なイベントがある時なんかはタイムラグが生じちゃって何とも書き難いものでありんすね!

 

だってさ、先週末は池袋のミネショに行って殆ど会場には居なくて、もっぱらホテルのティールームで交流のある方の鉱物標本を見せてもらったりしておっただけなんですけど、ま、何かテンションが上がる感じのイベントがあったじゃない?

 

それから池袋から徒歩でポケモンをしながら22kmくらい歩いたりもしたんですが、ルギアが捕獲できなくてさ・・・

 

くっすん。

 

みたいな事もあったし、ちょっと今は思い出せないけど毎日の中で何かしらの出来事であったりがあった筈で、そういう事をすっ飛ばしてクリスマスを控えた連休に突入しておって、あれ?

 

みたいな。

 

まぁ、誕生日もクリスマスも関係ない感じで過ごしてしまった、いや、クリスマスはまだですけど、そんな気になっておるので、ここはひとつ自分へのサプライズなプレゼントを・・・とか思ったりした時があったんだけど、あれって、いつの話しだったっけ?

 

ご隠居さんは世間の出来事であったり、あと何か分からないけど何かしらのイベントであったりとは直接的な関係がないといえばないし、あるといえばあるし、ちょっと分かんないんだけどって先に書いといたのでセーフですよね?

 

しかしながら、知り合いであったり、お客さんであったり、ポケモンのフレンドであったり、そういう何らかの接点がある方々の日々の様子であったり、出来事であったりを微笑ましく眺めていたり、素敵なクリスマスやお誕生日や年末年始を過ごして欲しいなぁ~って思っております!

 

ちゅ~ような感じで今年も残すところ僅かでございますが、楽しんでちょんまげ!

 

 

 

パライバトルマリンについて

パライバトルマリ

 

パライバトルマリンはですね、個人的には本格的に宝石をコレクションする切っ掛けになった特別な宝石のひとつになるのですが、以前にもパライバトルマリンについてのブログを書いたので、宝石としての説明みたいなのは端折って書いちゃいますから、興味のある方はブログを遡って読んでみて下さいませ。

 

パライバトルマリンは1980年代後期~1990年代初期頃にブラジルのパライバ州サンホセ・ダ・バターリャ鉱山にて最初に発見された独特のネオンカラーが特徴となったブルー~ブルーグリーン~グリーンのトルマリンとなり、産出量が少なく(特にブラジル産は枯渇した状態)である為、現在はモザンピーク等で産出されるものかブラジル産でも0.0何ctといった非常に小粒なルースしか一般的に流通する事のない稀少性の高いトルマリンになるのであります。

 

産地名が宝石名に冠されているのですが、現在の宝石学ではマンガンと銅を含有する青~青緑~緑青~緑色等の色合いをしたトルマリンという定義となっており、産地名ではなく宝石名となっておりまするよ。

 

 

 

【パライバトルマリンの定義】

  • 銅(Cu)とマンガン(Mg)を含有したトルマリン
  • 青~青緑~薄緑系の色合いをしているトルマリン
  • 紫やピンク色が混じった混色は除外(宝石鑑別機関によって異なる)

 

銅成分は青や青緑色の起因成分となるので必ず含有してるもののマンガン成分に関しては二価マンガンは緑色の発色起因となる成分となり、三価マンガンは紫やピンク色の発色起因となる為、紫やピンク色の入ったタイプは現在でも宝石鑑別機関によってはパライバトルマリンの扱いにはならなかったりするのですが、色合いとしては青色系になる程に評価が高くなります。

 

また、三価マンガンは加熱処理する事で二価マンガンに変化する為、初期のブラジル産では非加熱未処理で独特の美しいネオンブルーやエレクトリックな色合いのブルーグリーンをしていたのが、アフリカのモザンピーク産とかでは加熱処理されたタイプが多くなっており、宝石鑑別書では非加熱未処理石であっても「通常、色の改善を目的とした加熱が行われています。」との記載が入ります。

 

宝石の中でも非常に人気が高くて価格が上がり続けている宝石となる為、中央宝石研究所等の宝石鑑別機関では分析報告書という成分値を記載した三つ折りタイプの宝石鑑別書となっております。

 

 

パライバトルマリンの原石

パライバトルマリ

 

宝石の場合、業界では「色ノリ」と呼ばれる色の濃さ、色合い、透明度、テリ(独特の光沢感)、瑕疵やインクルージョン(トルマリンは瑕疵等が多い鉱物となります)、そしてサイズ(キャラ目)の6つの要素で評価が変わりますが、パライバトルマリンに関しては産地(ブラジルのパライバ州サンホセ・ダ・バターリャ鉱山産がもっとも稀少)による評価の違いが大きくなりまするよ。

 

その上で原石の話しとなる訳ですが、その前にパライバトルマリンの基本的な情報を記載しておきまするね。

 

【 パライバトルマリン / Paraiba Tourmaline 】

  • 鉱物名:天然トルマリン
  • 宝石名:トルマリン
  • 別名:パライバトルマリン
  • 結晶系:六方晶系(三方晶系)
  • 産出形状:長柱状結晶(異極像)、累体構造
  • 色の起因:銅とマンガンの含有による
  • カラー:ブルー、ネオンブルー、ブルーグリーン、グリーンブルー、グリーン
  • 透明度:透明~半透明~不透明(不透明は主に鉱物標本等)
  • 備考:半透明はキャッツアイ効果等を含む
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:7~7.5
  • 劈開:1方向に不完全
  • 断口:貝殻状もしくは不平坦状
  • 比重:3.03~3.31程度(成分差による変動値:大)
  • 偏光性:複屈折性
  • 多色性:二色性
  • 分光性:色合いや透明度によって異なる
  • インクルージョン:チューブ、ひび割れ状の液体包有物、二相、結晶包有物等
  • 産地:ブラジル、モザンピーク等

 

 

パライバトルマリンもトルマリンの一種なので鉱物的な特性値は他のトルマリンと同じですが、やはり最大の特徴は従来のトルマリンでは見られないネオンカラーであったり、鮮やかで独特の光沢感を持った青~青緑~緑青~緑色をしている事になります。

 

原石の多くは柱状結晶となり、色鮮やかで透明度が高いものはカット研磨されてルースに加工され、色鮮やかでも透明感が低いものや透明感があっても色の鮮やかさが乏しい場合、また構造的に瑕疵やインクルージョンが多くカット研磨するには不向きなものが原石や鉱物標本として流通しています。

 

そういう原石にしても特に色鮮やかで結晶美であったり構造美であったり景観美であったりを有するものは稀少性が高くなり、なかなか良質のものやパッと目で惹かれる美しさを持ったものは特にブラジル産のものは少なくなっているのでありんす。

 

 

パライバトルマリ

 

先程の写真の原石は青色系が強いパライバトルマリンの原石で色合いとしては稀少性と人気ではもっとも評価が高いものとなっていますが、こちらの2枚目の画像の原石は何と言っても結晶形や構造美、それに大きさが特徴となっているものとなり、今回、登場しているような鮮やかな色合いをしたブラジル産の原石は流通量も限られているのでなかなか見付からないタイプとなり、ぱっと見で目を惹く魅力があるので縁やタイミングが合わないと入手できないものかもしれません。

 

またパライバトルマリンの原石は母岩付きの鉱物標本が多く、パライバトルマリンだけの原石は少な目となっており、そうした意味でも少し面白味があると思いまするよ。

 

一応、パライバトルマリンのカラーバリエーションも改めて紹介しておきますね。

 

 

【パライバトルマリンのカラーバリエーション】

  • 青:ブルー(Blue)
  • 薄青:ライトブルー(Light Blue)
  • 緑味を帯びた青:グリーンニッシュブルー(Greenish Blue)
  • 青緑:ブルーグリーン(Blue Green)
  • 緑青:グリーンブルー(Green Blue)
  • 青味を帯びた緑:ブルーニッシュグリーン(Blueish Green)
  • 薄緑:ライトグリーン(Light Green)
  • 黄味を帯びた緑:イエロニッシュグリーン(Yellowish Green)

 

あたしの場合は基本的にルース派なので、原石の多くはカット研磨してルースにしてしまうのですが、今回のブログに登場するパライバトルマリンの原石はルースにするにはデリケートな石質である事と結晶の構造美や景観性が気に入っていたので原石の状態で保存していたデッドストックとなっておりまする。

 

 

 

パライバトルマリ

 

こちらの写真のパライバトルマリンの原石は色合い的には先程のタイプに似た気持ちグリーン寄りのブルーとなっていますが、結晶構造であったり、景観性であったりは個性的なものとなっています。

 

今回、登場した原石はどれも一目でパライバトルマリンと分かる色艶をしているので通常は原石の状態では中央宝石研究所では宝石鑑別は不可となるのですが、すんなりと宝石鑑別書の作成ができました。

 

一応、カット研磨されたルースの場合の評価基準についても触れておきますね。

 

 

【パライバトルマリンの稀少価値や評価ポイント】

  • サイズ:大粒サイズが少ないので大粒サイズは稀少です。
  • 色合い:青緑~緑味を帯びた青~緑青の辺り
  • 品質:もともとトルマリンは瑕疵が多いので少ない方がいいです。
  • 透明感:透明感は色合いに影響するので瑕疵等よりも優先した方が良いです。
  • 光沢感:独特の油膜みたないな濡れたようなテリのある光沢感が良いです。
  • 産地:ブラジルのパライバ州が産地のものは稀少価値が高いです。
  • 人為的な処理:非加熱未処理の方が価値が高いです。
  • 鑑別書:国際的に信用性の高い鑑別機関のパライバトルマリン専用の鑑別書と分析報告書が付属しているものを選びましょう。

 

 

今回のブログで紹介したものは全て原石となる為、カット研磨されたルースとは評価基準が変わるものの一般的にカット研磨されたルースの場合は下記のような感じとなっております。

 

 

パライバトルマリ


あたしの場合、最初に書いたようにパライバトルマリンは本格的に宝石をコレクションというか蒐集する切っ掛けになった宝石のひとつになるのですが、市場に登場した当初はどちらかというとキワモノ扱いだったように感じたんだけど何となくフィーリングというか感覚的に好きだと思ったので本当に買い付け予算を遥かに超える買い付けをしちゃったんです。

 

ジュエリー製作のような貴金属や宝石を扱うような仕事をしていると博打とは言わないですが、貴金属相場にしても上がるのか下がるかは分からない話しだし、宝石にしても値崩れするか高騰するか分からない話しなので、そういう意味では結構なリスクを負って買い付けた訳ですが、もう今では、その10倍くらいの値段を出しても買い付ける事ができなくなっちゃいましたもんね・・・

 

ま、現在は海外に買い付けに行く事もなくなったし、相当な数量の宝石を所有しているのでパライバトルマリン以外にも意識が向いたり、興味を持ったりする宝石はあったりしますが、それでも初めてパライバトルマリンを目にして即決で買い占めた時に感じた何とも言えない感覚は忘れられない記憶なんですよ。

 

何か、そんな自分にとって特別な想い出だったり、何て言うのかな・・・

 

きっと、あそこ、あの瞬間が人生の分岐点だったんじゃないかなぁ~って思うような宝石を何となくクリスマスに紹介したいなぁ。

 

ちゅ~ような事を思ってブログを書いておった次第でございますが、もうクリスマスじゃないですか?

 

最初に書いたけど・・・

 

とびっきり素敵なクリスマスをお過ごし下さいね!

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

ブラジル産のパライバは流石にもう在庫切れな気がします・・・

ΘεΘ

 

モザンピーク産だと何ルースかあるんじゃない?

ΦωΦ

 

うん、1~2ctくらいのが何個かあるかなぁ。

ΘεΘ

 

やっぱりブラジル産とは違う感じ?

ΦωΦ

 

初期のブラジル産とは比較にならないかなぁ。

ΘεΘ

 

な、クリスマスだし遊びに行こうぜ!

ΦωΦ

 

よっしゃ~!

ΘεΘ