2017年とは平成という元号の最後でもあるみたいだから、ま、ま、平成最後の何かみたいな感じで物事を捉えると良い事だったら良さ気な感じを倍増、悪い寄りの事であったなら引き摺らないでリセット。
ちゅ~ような感じ、そのような感じで気楽に受け止めたり考えたりすればいいんじゃない?
みたいに思っておるのだが、実際、平成の次は何になるのかも不明である上、ここ10年くらいの間に何だかんだと西暦の方が使用頻度が高くなり、もう西暦でないと分からない、今って平成何年なの?
ちゅ~か、あたしの年齢は何歳なの?
ちゅ~ような感じ、そのような感じであり、しょ~み、実際のところ、マジ、良い事も悪い寄りの事も関係なく全ては想い出、記憶となっており、その想い出は淡く儚いっちゅ~か、もう何だか記憶そのものが失われつつあって、忘却の彼方、人生とは淡く儚いものだ。
そんな中、年に2度、棚卸をするのだが、これが極めて興味深いというか、何と言えばいいのか分かんないけど実に楽しい、いや、もちろん、とっても面倒ではありますが、ま、ま、こういうところも良い事も悪い寄りの事もコインの表裏みたいな感じなんじゃないの?
みたいな事なんかも思ったりするが、ま、棚卸ってのは作業的に淡々とロボットのように作業する部分も少なからず生じるものの無邪気な子供、いや、子供じゃない、単なる宝石好き、愛好家さんや蒐集家さん的なコレクター目線で仕舞い込んで忘れていた宝石のルースなんかが出てきて「くわ!」っと仰け反ったり、言葉を失って呆然としたり、奇声を上げて飛び回ったりと非常に落ち着きがなくヒュ~マニックな要素が溢れ出ちゃって作業にならなかったりもする。
ちゅ~のもね、あたしの中で棚卸とは所有しているルースの下克上、その時の気分とか何となくの嗜好性によって、お気に入りの宝石のルース、特に上位に変動が起こる場合があったりするからなのだが、非売品としている7点のルースは基本的に不動、微妙に順位が変わっても非売品から販売品になる事はない絶対的な7点だったりするのだが、今回、新たに眠っていたルースを見付け出し、これを中央宝石研究所に持ち込み、その鑑別結果を経て、これは・・・不動の非売品7点の牙城が崩れるかもしれないと思ったルースが出てきたからでありんす。
それも2石、しかもどちらもスターサファイア・・・
こうなってくると以前にブログで紹介した「非売品のルース vol.1 / スターサファイア」、これは当然ながら非売品の7点の中では最下位というか、もっとも勿体ぶらずに紹介したルースな訳なので、そのポジション的には非売品だけど非公開ではないというファジーなポジションのルースであった訳ですが、これが非売品じゃなくなる可能性が高い、ま、まだ確定していないけど・・・
いや、こういう楽しみは時間を掛けてじっくりと検討、熟考を重ねてですね、悩みに悩んだ結果・・・みたいな楽しい時間を十分に堪能したいので、まだ決定していないんだけど、ま、ちょっと濃厚というか、今回のブログで登場するルースは「vol.1」と同系統の色目ながらサイズが大きいのです。
これを非売品の扱いにするなら必然的に他の非売品となっている7点のルースの中では、以前に紹介した「vol.1」のスターサファイアと入れ替えとなるので、ま、心の中では決まっているものの溜めを作っている訳です。
問題としては非売品のルースに関しては非公開にしているので、何となくブログのネタで非売品のルース紹介をし始めたものの心の中では公開したくない気持ちがあって、ま、ここまで書くと下克上は確定路線、入れ替わりが生じる事も分かっているみたいな感じなんだけど、そこには目を向けない、あくまで悩んでいる感を楽しんでいる訳でありんす。
まぁ、ちゅ~ても貸し金庫の中に眠っているルースの中には高いポテンシャルを秘めたものが何個もあるから、いつ下克上が起きても驚かない、むしろ驚かせて欲しいと思っていたりするんですが・・・
つまり、非売品は常に7点、非売品は未公開にしておいた方がいいんじゃないかなぁ・・・って思っているのですが、もう書いちゃったし。
とか考えていたら、ま、どちらも非売品は解除、非売品は未公開のルースに限定するみたいな方向に落ち着いた、たった今、この瞬間、そういう気持ちに定まったので非売品を解除して紹介してしまいます!
ちゅ~ても販売開始はいつなのか未定です!
何じゃそれ・・・
非売品を解除したスターサファイアのルース(旧:非売品)
こちらは以前に「非売品のルース vol.1 / スターサファイア」として紹介したルースですね。
詳しい事は過去のブログ記事を適当に探して読んで頂くという事で・・・
非売品にするか悩んだ結果、ま、販売する事にしたスターサファイア
めっちゃ悩んだね、そりゃ、とっても悩んだんだけど、非売品候補が新たに2個も出てきたら、どちらにしても2個は非売品じゃない扱い、普通に販売する感じにしなきゃいけないので初のお披露目となっております。
【 スターサファイアの特徴や数値について 】
- 鉱物名:天然コランダム
- 宝石名:スターサファイア(バイオレットスターサファイア)
- 結晶系:六方晶系(三方晶系)
- 産出形状:六角柱状結晶、複六角錐結晶、樽型結晶、礫状
- カラー:青紫色
- 透明度:半透明
- 補足:アステリズム(スター効果)
- 光沢:ガラス光沢
- モース硬度:9程度
- 劈開:なし、底面及び菱面体方向に裂開
- 断口:貝殻状
- 比重:3.99~4.05程度
- 偏光性:複屈折性
- 屈折率:1.757~1.776程度
- 多色性:やや強い二色性
- 分光性:特に必要な吸収を認めず
- インクルージョン:シルク、フィンガープリント、色帯、液体包有物、管状包有
物、針状包有物、結晶包有物等 - 産地:スリランカ等
以前に非売品として紹介した「vol.1」も今回が初のお披露目になるスターサファイアもどちらも同系色(半透明青紫色 シャトヤンシー)なので、宝石名は「バイオレット・スター・サファイア」なのです。
スターサファイアの場合、基本的には灰青色~青色系の色合いをしたもの以外は宝石名の前に色名が冠されるので、今回のブログで登場する2つのルースは共に宝石名が「バイオレット・スター・サファイア」になるんですよね。
「vol.1」の方は透明度が高いので色合い的には淡い印象となり、初お披露目の方は透明度が低いという訳ではないのですが、それ以上に極めて鮮やかで濃い色合いが特徴になった妖艶な印象のルースとなります。
どちらもキャラ目は「5ct アップ」で似たようなキャラ目ですが、形はオーバル(楕円形)とラウンド(丸形)となってます。
どっちが良いとかじゃなくて単純に好みとか気分の問題じゃないですか?
あたしの今の気分だと今回、初お披露目した濃い色合いのルースの方が好み、実際の価格的にも評価が高くなるのですが、同系色の色合いで透明度とか濃淡の違いとか形状の違いとかによる雰囲気の違いなので悩み始めるとエンドレスですよね・・・
ちなみに産地も同じスリランカ産となり、どちらも非加熱未処理です。
ちょっと「vol.1」と初のお披露目となるルースの画像を続けて見てもらうと雰囲気の違いが分かり易いんじゃないかしら?
コランダム、その中でもサファイア、その中でもスターサファイア、その中でもバイオレットの扱いになる青紫色をしたものは好みのど真ん中なんですよね。
どちらもインクルージョンの世界や微妙なニュアンスとも言える個性があって甲乙が付けられないというか、どちらにしてもジュエリーに加工するのが惜しいと思ってしまう美しさなんです・・・
この気持ちを分かって欲しいとは言いませんが、相当数を所有しているスターサファイアの中でも常に上位にランキングされる色合いになってて、その次が青色系かな?
ま、宝石種によって非売品とか順位とかを付け始めると後継者を探すという目的がなくなってしまうから、全宝石のルースから非売品で非公開のルースは7点だけにしますけど10点まで枠を拡げると両方とも含まれちゃう・・・
ちゅ~ような事を棚卸の際に考えながら秘かに口元に微笑、くっくっくっ。
子供か?
ちなみに初お披露目となるルースの方は色鮮やかで濃いのでスター効果も強くなるし、二色性が明瞭なので見る角度とか光の加減で青色寄りにも見えれば紫色寄りにも見える幻想的な印象が強い青紫色となっております。
う~ん・・・
綺麗だなぁ・・・
大人の色気っていうの?
こういう艶やかな色気ってのは季節とか時間帯とか年齢とか性別とかを超越したところでの存在感っちゅ~か、もう支配力みたいなのがあるじゃん?
そういうフィールドに強制的に変わってしまう感っていうの?
これって、かなり強力な影響力だと思うだよね。
っていうかさ、こういうのって宝石とかジュエリーに限らず何であっても同じだと思うんだけど、心が奪われる魅力があるものは少ないっていうの?
ま、好みは人それぞれですけどね。
ちゅ~ような感じで、エンドレスになりそうなので、ち~ゆ~。
ΘεΘ
おまへは青紫色とか青緑色とか好きだよね?
ΦωΦ
青緑色?
ΘεΘ
アレキサンドライトとかトルマリンとか。
ΦωΦ
うん、好き好き!
ΘεΘ
青紫色とか赤紫色とか紫系も好んでるし・・・
ΦωΦ
いまさら好みは変わらないもん。
ΘεΘ