猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

宝石の国に登場する宝石達:単行本8巻まで

宝石の国

 

以前にも少し紹介したのですが、その頃はまだアニメでしか観ていなかったので曖昧な知識しかなく、ちょっと気分転換で何となく改めて紹介したと思います。

 

ちゅ~のもだね、何となくですが、そろそろ新刊が出てもいい頃なんじゃないかなぁ~っていう全く根拠のない予感がするからです。

 

いや、知らないですよ、何となくの話しです。

 

現在は単行本(8巻まで)を読んで、以前よりも少しだけ知識が増えたというか、アニメでは登場していなかったキャラクター(宝石達)も分かるようになったよ。

 

掲載されている本誌は読んでいないものの単行本を未読の方だとネタバレとまでは言いませんが、アニメでは登場してなかったり、登場シーンが少なかったキャラクター(宝石)が出てくるので、ご了承下さいませ。 

 

  

宝石の国で登場する宝石とか。

単行本の8巻までだと・・・

 

  • フォスフォフィライト
  • 辰砂(シンシャ)
  • モルガナイト
  • ゴーシェナイト(ゴッシェナイト)
  • ルチル
  • ジェード
  • ユークレース
  • ダイヤモンド
  • ボルツ(カーボナード)
  • ジルコン
  • アメジスト
  • アレキサンドライト
  • イエローダイヤモンド
  • レッドベリル(ビクスバイト)
  • オブシディアン(黒曜石)
  • ベニトアイト
  • ネプチュナイト(海王石)
  • 金剛(ダイヤモンドの和名:金剛石)
  • アンタークチサイト
  • パパラチアサファイア
  • スフェン(スフェーン)
  • ペリドット
  • カンゴーム(ケンゴーム)
  • ゴースト・クォーツ
  • ラピスラズリ
  • ヘミモルファイト
  • ウォーターメロントルマリン

 

といった宝石名や鉱物名のキャラクターなんかが登場していて、それ以外では部分的にアゲート、金や白金、ヘリオドール(イエローベリル)やピンクフローライト、クリソベリル、ブルーゾイサイト、トパーズ、ルビー、サファイア、グリーンダイヤモンド、ピンクトパーズ、各種の合成宝石なんかが何らかの形、名称だけだったり回想シーンだったりとかで登場します。

 

想像していたよりも内容が濃いというか複雑なのでキャラクターとして登場するものから何らかの回想シーンや装飾品(月人が使用する武器の材料等)として名前が登場するものまであるので、これを網羅するのは骨の折れる作業な気が・・・

 

多くの宝石は過去に紹介してきたと思いますから、今回は宝石としての特徴とかは省略して単純に名前が出てくる宝石のルースで手元に画像のあるものだけを抜粋して紹介しますが、漏れがあるかもしれないっすよ。 

 

漏れてる宝石があれば教えてもらえると調子が良い時に更新します。

 

気が乗れば・・・

 

 

フォスフォフィライト

フォスフォフィライト

 

8巻の時点で既にフォスフォフィライトと呼んでいいものなのか?

みたいな感じになっていますが・・・

 

 

シンシャ(辰砂)

シンシャ

 

本当は透明な結晶質の赤色をした純粋にシンシャの紹介ができればいいのですが、カット研磨されたルースは殆どない上、あまり美しくない為、ちょっとイメージが違いますが母岩に浸透したシンシャ(ピンク色の部分)です。

 

 

モルガナイト

モルガナイト

 

マンガンに起因したピンク~オレンジピンク系のベリルの宝石名です。

 

 

ゴーシェナイト(ゴッシェナイト)

ゴーシェナイト

 

完全な透明無色をしたカラーレスのベリルで僅かでも色味が感じられる場合は宝石名は単なるベリルとなってしまいます。

 

 

ヘリオドール(イエローベリル)

ヘリオドール

 

宝石業界ではイエローベリルやゴールデンベリルの名称が定着した関係でヘリオドールと言えば淡いグリーン系をしたベリルの俗称になっているのですが、宝石の国ではイエローベリルがヘリオドールとして扱われています。

 

 

ルチル

ルチル

 

意外でしょうが、本来のルチルは写真のように黒色をした石で強い光を当てると赤色に見える宝石なんです。

金色や褐赤色なのは、ルチルクォーツのような水晶に内包されたルチルのイメージ。

 

 

ジェード

ジェード

 

ジェードはヒスイ(硬玉)とネフライト(軟玉)が混在した俗称ですが、宝石の国に登場するジェードのキャラクター的には高い靭性による頑丈さが特徴になっているので、ヒスイ(ジェダイト)ですね。

 

 

ユークレース

ユークレース

 

フォスフォフィライトと並んで宝石の国に登場する宝石の中ではマニアックな稀少宝石ですね。

カラーバリエーションがある中で白色と青色の混在したタイプがモチーフかな?

 

 

ダイヤモンド&ボルツ&金剛

ダイヤモンド

 

ダイヤモンド属は宝石の業界では基準が厳しい上、あたしがダイヤモンドより色石と呼ばれる宝石派という事もあって大幅に省略しちゃいます・・・

 

 

イエローダイヤモンド

イエローダイヤモンド

 

透明無色のカラーグレードが低いもの程、黄色味を帯びてきますが、イエローダイヤモンドというなら特殊カラーでカラーグレードに該当しない鮮やかなイエローカラーのダイヤモンドじゃないかと思います。

 

 

ジルコン 

ジルコン

 

ジルコンもカラーバリエーションが豊富な宝石ですが、宝石の国に登場しているジルコンに近い色合いのタイプを紹介しています。 

 

 

アメジスト

アメジスト

 

紫水晶ですね。

双晶構造による羽根状インクルージョンがアメジストのみに認められる特徴です。

 

 

アレキサンドライト

アレキサンドライト

 

自然光や蛍光灯下では透明青緑色、白熱灯や炎の下では透明赤紫色にカラーチェンジする宝石でカラーチェンジ効果という言葉はアレキサンドライトの為に存在する程、他の宝石では見られる事の少ない独特の特徴ね。

 

 

クリソベリル

クリソベリル

 

鉱物名:天然クリソベリル、宝石名:クリソベリル

ちなみにアレキサンドライトは、鉱物名:天然クリソベリル、宝石名:アレキサンドライトとなり、クリソベリルの変種

 

 

レッドベリル(ビクスナイト)

レッドベリル

 

赤いエメラルドと呼ばれる事もある鉱物名:天然ベリル、宝石名はレッドベリルやビクスバイトとなる稀少宝石のひとつです。

小さな原石しか産出しない為、ルースも小粒が多くなります。

 

 

オブシディアン 

オブシディアン

 

和名は黒曜石で火山質の天然ガラスとなり、主に黒色等の暗色系で他の色合いもあり、いろいろな柄模様が見られます。

原始時代とかの矢尻とか石斧なんかに使われていたよ。

 

 

ベニトアイト

ベニトアイト

 

美しい瑠璃光沢をした稀少宝石で宝石の国でコンビを組んでいるネプチュナイトと一緒に産出します。

 

 

ネプチュナイト

ネプチュナイト

 

カット研磨されたルースは殆どない主に鉱物標本等で流通する鉱物となり、宝石というよりも鉱物として扱われる事が多いです。

 

 

アンタークチサイト

こればかりはカット研磨する事のできない鉱物となり、ルースとしては存在しないんです・・・

とっても極寒の地であればルースとして形を保てるのかもしれませんが、現実的に考えると難しいですね。

 

 

パパラチアサファイア

パパラチアサファイア

 

サファイアの中で唯一、固有の正式な宝石名を持つオレンジピンク~ピンキッシュオレンジ系の色合いをしたサファイア。

何となく宝石の国に登場したパパラチアに近い印象のルースにしてみました。

 

 

スフェーン(スフェン)

スフェン

 

色合い的にオレンジ系とグリーン系のタイプがありますが、宝石の国に登場するキャラクターのイメージでオレンジ系を紹介してます。

大人の色気がありますねぇ・・・

 

 

ペリドット

ペリドット

 

比較的にカラーやタイプのバリエーションが少ないので誰もがイメージする印象をしたペリドットですが、半貴石と呼ばれる宝石の中ではもっとも高価な宝石のひとつなのです。

 

 

カンゴーム(ケンゴーム):黒水晶とゴースト(クォーツ)

カンゴーム

 

表面が透明無色~薄い色合いのスモーキークォーツとなり、中心部が光を通さない黒水晶の俗称です。

ゴーストというとゴーストクォーツが連想されますが、宝石の国に登場したカンゴーム&ゴーストのイメージを重視してみました。

 

 

ラピスラズリ

ラピスラズリ

 

鉱物としても宝石としても古くから身近な存在として知られている美しい青色をしたラピスラズリはラジュライトを主成分にアウィン、ソーダライト、ノーゼライトの4種の鉱物と金色のパイライト、白色のカルサイトを含むよ。

 

 

貝アゲート 

貝アゲート

 

厳密には骨貝みたいな感じの貝の貝殻がアゲート化したものなんですが、そんな感じの貝アゲートは所有していないんです・・・

アンモナイトの内部がアゲート化したもので我慢して頂きたい・・・

ほら、縞々模様だし・・・

 

 

ヘミモルファイト

ヘミモルファイト

 

和名は異極鉱でカット研磨されたルースよりも鉱物標本の方が有名というか一般的な鉱物です。

 

 

ウォーターメロントルマリン

ウォーターメロントルマリン

 

ウォーターメロントルマリンは、スライス状のルースで外周部分が緑色系で中心部分が赤色系をした輪切りにしたスイカのように見えるトルマリンの事ですね。

どちらかというと観賞向けな感じのカットスタイルですが、これを機に引っ張り出してきました。

 

 

ブルーゾイサイト

ブルーゾイサイト

 

宝石名としてはタンザナイトと呼ばれる青色をした天然ゾイサイト。

宝石の国ではブルーゾの愛称で・・・ネタバレしちゃうと何なので内緒です。

 

 

トパーズ

トパーズ

 

こちらもネタバレしてしまう感じ?

何色のトパーズなのか不明ですが、別途でピンクトパーズの名前が登場するから一般的なイメージからイエローにしてみました。

 

 

ピンクトパーズ

ピンクトパーズ

 

先程のトパーズもですが、トパーズはカラーバリエーションが豊富で通常タイプとインペリアル・トパーズと呼ばれる高価なタイプがあり、今回はどちらもインペリアル・トパーズを紹介してあります。

 

 

ルビー

ルビー

 

クロム含有の赤色をした天然コランダムだけが宝石名:ルビーとなります。

パパラチアの治療の時とか単行本8巻の回想シーンで登場してます。

 

 

サファイア

サファイア

 

天然コランダムの内、ルビー(クロム含有の赤色)以外の全ての色をしたものがサファイアとなりますが、パパラチアが出ているので必然的に代表的な青色のブルーサファイアを紹介。

 

 

グリーンダイヤモンド

すいませんね・・・

あまりダイヤモンドには興味がないのでグリーンダイヤモンドは所有していないと思います。

ま~ま~稀少色のダイヤモンドで先程のピンクトパーズやルビーやサファイアと共に単行本8巻で回想シーンで登場。

 

 

ピンクフローライト

フローライト・・・

ジュエリー製作者や宝石のカット職人さんにとっては扱い難い宝石になり、いい思い出がないのです・・・

従って、ピンクフローライトのルースは所有していないの・・・

単行本の4巻でアンタークチサイトが連れ去られた際に月人の武器みたいなのものの一部として登場。

 

 

金

 

白金はプラチナの事だと思いますが、プラチナのインゴットは熔解してしまっているので金だけで我慢してね。

 

 

宝石の国で宝石に興味を持った訳ではないから何ですが、漫画も面白くてハマっちゃいますねぇ。

 

あたしの場合、宝石とか稀少宝石のルースが好きなんですが、宝石によっては鉱物標本や原石の方がキャラクターにマッチしているかもしれないです。

 

ちゅ~感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

合成真珠は?

ΘεΘ

 

さすがに合成真珠は扱っていないよ・・・

ΦωΦ

 

アラゴナイトでもいいんちゃう?

ΘεΘ

 

ダメでしょ・・・

ΦωΦ