ぴゅれ~りっほ~!
春の訪れを告げる妖精の笛の音が聴こえると共に寒い冬の終わりを告げるぬるくて蕩けそうな穏やかな日射しと風。
春風駘蕩ってな感じになるのは、もう少し先になりそうですが季節を先取った流行に敏感な人なんかだと何気ない日常の中で花粉症というセンサーによって、あぅ・・・今年は花粉が多い・・・
ちゅ~ような感じで春の訪れと冬の終わりを感じているのではないかと思う。
ご隠居の場合、花粉症ではない、いや、知らないけど、そんなに何の自覚症状もないので花粉症ではないと素人判断しているのですが、その為、日照時間とか日の出日の入り、或いは空気中に含まれるヒヤッとした感、ドラっとした乾燥感、お目めに飛び込んでくる梅なのか桜なのか詳しい事は分からぬが薄ピンク、或いは桃色をした春っぽいんじゃないの感の漂う花、街を行き交う人々のファッションといったものを総合的に考慮して判断を下している。
ま、普通にみんなそんな感じだと思うが・・・
いつも通る地元に住んでいる人しか使わない細い生活道路には発情期の猫ちゃんの匂いが漂っていて、ま、もしかしたら猫ちゃんじゃないかもしれないし、発情期とは関係なく野良猫のおしっこ臭なのかもしれないが、ま、そうした事なんかもヒントになっていたりする。
みたいな。
ちゅ~ような感じで、じわり春、春じわりな感じですが、また各地でミネラルショー的な感じのイベントがあるのかしら?
ご隠居も盆栽デビューみたいな感じで、鉱物標本デビューを秘かに狙っている、目論んでいるのですが、なかなかピタっとフィーリングに合う感じの標本に出会えずにいる。
ちょっと分かんないから仮説というか、勝手な想像になるのだが、鉱物標本の場合、見立てっていうのかなぁ・・・何か見た感じの全体的な雰囲気、佇まい、それは何という鉱物なのかは別っていうか、ま、ま、それはそれで重要なんだけど共生している感じなんかも含めての造形美とか景観美みたいなのを愛でる、これは、うは、いいね、うはうは。
ちゅ~ような侘び寂びにも通ずる審美眼っていう感じの楽しみ方と純粋に固有の鉱物、ま、インクルージョンや母岩等はあっても基本的に特定の鉱物、その色合いや透明感や鉱物の中に存在する世界観なんかを結晶を通じて、そこの中にある自然美とか神秘性とかを愛でる、これは、うは、いいね、うは、うはうは。
このような2パターンの方向性があるのではないかと推測する。
もちろん、何の根拠もないですが・・・
そして、ご隠居の場合、こうした推測といろいろな方の鉱物標本を眺めている中、どちらかといえば後者の封じ込められた世界観の美しさを好む傾向があり、しかしながら、それを追求したらカット研磨されたルースに行き着く訳なので、それだともう十分以上の数量とバリエーションが揃っているという話しになってしまうから、前者にしようかなぁ・・・
まぁ、ちゅ~ような感じで揺ら揺らと漂う、春風駘蕩な感じで心を撃ち抜かれる標本との出会いを待っている訳だ。
春。
それは出会いの季節。
春っぽい感じの宝石
もう春っぽいって表現そのものが何とも主観、客観的なものではなく曖昧な個人的な感覚に基づいたものになる。
しかしながら、日本国内に於いては地域差こそあっても何となく連想するイメージは似ているんじゃないの?
そりゃ、オーストラリアとかブラジルとかコロンビアとかみたいなところとは違う、季節感とか気候とかがね、そういうレベルではイメージが違わない、ま、それを感じるタイミングには1ヶ月くらいの差があるでしょうが・・・
オーストラリアは季節が真逆、ブラジル・・・コロンビアだったっけ?
あっちの方は緯度とか経度とか何かしらの関係で季節が変わらないっていうか・・・ま、ちゅ~こってす。
春は春色桜色みたいな感じでピンク系とか新緑とかを連想するフレッシュグリーンとか、ま、いろいろありますよね?
今回は詳しい宝石の説明とかは省略、もう何となく春っぽい感じのルースの写真をぱらぱらと載せていきますので、ぱらぱらと見てちょんまげ。
透明無色~薄っすらとしたピンク色~ピンク色へのグラデーションが透明感のある純粋で清楚で可憐な春っぽさを演出しているのは、パーティカラードのトルマリンです。
一応、管状包有物による弱いキャッツアイ効果が見られるのですが、ほぼ半分の真ん中ら辺りから透明無色へと変わっている為、センターの部分でのキャッツアイ効果ではないんですね。
宝石学上はトルマリンの場合、色合いよりもキャッツアイ等の光彩効果が上位の扱いで宝石名として使われるのですが、このルースのようなタイプの場合、キャッツアイ効果よりも複数の色合いが混在している事の方が強い特徴となるので、恐らくパーティカラードキャッツアイという扱いになります。
ま、何にも宝石について書くつもりはなかったんだけど何か知らんけど書いちゃった・・・
この前、登場したばかりのロードクロサイトですね。
和名の菱マンガン鉱でも俗称のインカローズでもなく、そして産地的にはアメリカ:Sweet Home産か中国:Wudong産とから辺りの産地の感じでカナダや南アフリカなんかの感じではないタイプ。
アルゼンチン産のものも透明度があって艶やかなタイプは仲間に入れてやってもいいんだけどインカローズって俗称になっているから薔薇っぽいじゃん?
薔薇?
う~ん・・・
春っぽい花って感じの響きでも花でもないよなぁ・・・
これは、その内、ちゃんとしたブログを書いて説明しないといけない感じのグロッシュラーガーネットのルースです。
通常のタイプではなく蛍光性を持ったミントグロッシュラーガーネットとか産地に由来したメレラミUVガーネットとか呼ばれる透明黄緑色をしたガーネット。
梅雨の雨と初夏の強い日射しを受けるとツァボライトのような鮮やかで濃いグリーングロッシュラーガーネットになっていくでしょうが、春っぽい感じの新緑な印象じゃないかしら?
ちゅ~ように思う。
同じような感覚で天然オリビン、宝石名でいうところのペリドットなんかも新緑な印象をした感じのルースがあったりする。
ペリドットの場合は色調の違いはあっても基本的に透明~半透明の薄緑色~黄緑色をしているから、素直にスタンダードな宝石質のものは春っぽさが漂うかも・・・
インクルージョンや産地による違いなんかで夏っぽさも秋っぽさも感じられるペリドットだが、独特の油膜みたいな光沢感っていうか艶感があるので、こうした恐ろしく昔に買い付けて机の引き出しの裏に落ちているのに気付いちゃったようなルースがあったのは幸いだった。
ちょ~高価な大粒なルースだったのにキズが付いてしまって涙、あれ・・・花粉症?
みたいな。
ご隠居の中では想い出に残っている印象的な稀少宝石のひとつとなるペッツォタイトは天然ベリルの仲間で天然ベリルの主成分であるベリリウムがセシウムとリチウムに一部、置き換わっている鉱物です。
その為、鉱物名は天然ベリルではなくて天然ペッツォタイト、宝石名もペッツォタイトとなるネオンピンクみたいな色合いをした2000年代初頭に登場した比較的に新しい宝石になるよ。
石質的には天然ベリルの中では緑色をしたエメラルドに似た感じで瑕疵やインクルージョンが多く、カット研磨されたルースも基本的にエメラルドと似た処理を施してあります。
大粒の原石が少ない為、ルースも小さ目ですが、とても華やかで春の装いって感じがしません?
ピンク色、それも華やかさや艶やかさとは違ったニュアンス的な印象のピンクっていうとサファイアが外せません。
カラーバリエーションが豊富なサファイアだけに何色であっても存在しますが、ご隠居的には特に好きな色合いなんです。
やはり2000年代初頭に非常に人気が高かったパパラチアサファイア系の色合いになりますが、いろいろな人為的な処理が問題になったりした結果、現在では、この感じのニュアンスカラーなピンク色はパパラチアサファイアの扱いにはならなくなってしまいました。
宝石名はパパラチアサファイアにならなくてもご隠居としては現在の基準となっているパパラチアサファイアよりもずっと好きな色合いなんだ。
いくらでも紹介できちゃいますけど、エンドレスになってしまうから同じくご隠居の中では特別な想い入れというか印象に残っている宝石となっているコンクパール。
これね、ミキモトさんが何かプロモーションをしていた記憶があるんだよね・・・
それ自体がどうこうという話しではなくて、養殖ができない、一点ずつが不定形で大きさや色合いや形が微妙に違うコンクパールって真珠のイメージっていうかミキモトさんのイメージが少し変わりました。
とっても好きなルースで大きさと形と火焔模様が最高に可愛いです。
春。
何かを始めたり、変えたりするにはいい感じなんじゃない?
ちゅ~ような感じで、ざっと春っぽい感じのルースを紹介してみました。
ち~ゆ~。
ΦωΦ
おまへ隠しているの紹介してないじゃん!
ΘεΘ
何の話しかな?
ΦωΦ
・・・
ΘεΘ
切り札は最後まで残しておく派。
ΦωΦ
ま、いっけどね。
ΘεΘ