猫車通信

糸魚川翡翠と稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

オーソクレースとフェルドスパーグループ:Orthclase & Feldspar Group

オーソクレース

 

お江戸では現在もクロネコさんも含めて集荷や配送の遅延が生じているようで、ちっとも集荷に来ないし、荷物も届かないんですよ・・・

 

大きな道路なんかにはさすがに雪も残っていませんが、日当たりの悪い場所や交通量の少ない生活道路なんかには、ちびっ子とかが作ったであろう雪ダルマ、かまくら、その他、もう原型を留めていない奇妙なオブジェと化した雪塊の数々が不完全な状態で完全に凍結しちゃって壊す事もままならない感じになっちゃっています。

 

ま、しゃ~ないんだけど、荷物の集荷や配送が滞るのは困っちゃいますよね・・・

 

で、ですね、実際のところ、ここ最近は雑談でお茶を濁している訳です。

 

ちゅ~うのも棚卸が終わるまで時間的にも気持ち的にも余裕がなかった事とかブログ以外にも何となくの気分で情報発信をし始めた事なんかが複雑に絡み合って、なかなか長文になるブログを書けずにいた訳である。

 

ジュエリー製作(の過程を紹介)をするにもルースの撮影をするにも デジカメのレンズに傷が付いちゃってさ・・・

 

また新しいデジカメを買わなければならなかった為、写真の撮影ができなかった事なんかも理由として挙げられる。

 

ちゅ~ような言い訳をしていても仕方がない。

 

ま、ちゅ~ても困るのはあたしだけなので他人に何か言われる筋合いでもなかったりするから、マイペースに拍車が掛かっている感じになってしまっていたのだ。

 

でも、新しいデジカメも買ったし、棚卸も終わったし、ま、まだ確定申告が残っているものの少しずつ以前のペースに戻すと共に今までよりも良い写真が撮れるんじゃないかなぁ~って思う。

 

多分。

 

ちゅ~のもね、新しいデジカメは今まで使用していたカメラとメーカーが違うし、まだ一枚も写真撮影をしていないからなのだ。

 

確定申告に関しては、来月にならないと昨年12月のカード売上や諸費用の引き落としが終わらないから、まだ半月くらいは時間が掛かりそうですが・・・

 

その上、税理士さんや弁護士さんや保険屋さんとの打ち合わせも必要なので、何気に年始~2月くらいに掛けては慌ただしくなるから予定が立て難かったりする。

 

ま、ちゅ~ような感じで、今回は「オーソクレース」っていう宝石についての記事を書こうと思っている。

 

しかし、オーソクレースを含むフェルドスパーグループ(長石族)の鉱物は成分によって非常に多くのバリエーションを持った固有の宝石名となる為、ある意味、トルマリンやガーネットよりも紹介や説明をするのが大変なので避けてきていた。

 

すいません。

 

シルバー地金を使ったジュエリーなんかをメインに製作していた頃は、特にムーンストーンは定番的に扱っていたから、あたしにとっても馴染み深いフェルドスパーですが、現在はゴールドやプラチナといった貴金属地金しか使っていないので、ちょっと疎遠になってしまったんだ・・・

 

ちゅ~ても、いつかはフェルドスパーグループの宝石について書く時がくると思ってはいたから、ま、このタイミングで少しずつ紹介していこうかと考えている次第。

 

フェルドスパーグループの代表的な宝石となるとムーンストーンとかになると思いますが、そこは敢えてマニアックなオーソクレースで始めちゃいます。

 

ま、フェルドスパーグループは地味にややこしいのですが、何となくの雰囲気とか違いを知ってもらえればいいなぁ~って、緩い感じで書くので気楽に読んで下さいまし。

 

比較的に馴染みのあるフェルドスパーグループの宝石だから、ま、参考までにね。

 

みたいな。

 

 

 

フェルドスパーグループ:長石族について

オーソクレース

 

 

フェルドスパー(フェルスパーと呼ばれる場合もあります)グループは、和名で長石族と呼ばれるグループ鉱物になり、成分的にカリウム、ナトリウム、カルシウム或いはバリウムのアルミニウム珪酸塩鉱物の事になるんだよ。

 

通常、それらの成分構成によって大きく4つに分類されるんだ。

 

 

  • カリ長石となるオーソクレース(和名:正長石)とマイクロクリン(和名:微斜長石)

  • ソーダ長石となるアルバイト(和名:曹長石)

  • カルシウム長石となるアノーサイト(和名:灰長石)

  • バリウム長石となる セルシアン(重土長石)

 

 

最後のバリウム長石は宝石用として用いられる事は殆どありませんが、カリ長石に属する代表的な宝石にはムーンストーン、オーソクレース、アマゾナイト等となり、ソーダ長石とカルシウム長石は、類質同像の置換によって両者が様々な割合で混合したプレジオクレース(和名:斜長石)となる多様なバリエーションのシリーズとなり、いろいろな名称の宝石になるんだよ。

 

まぁ、あんまり難しい説明をしても仕方がないので、ちょっとアバウトになりますが、このフェルドスパーグループの中で固有の宝石名を持っているものをいくつか紹介しておくね。

 

 

  • ムーンストーン(和名:月長石)
  • オーソクレース(和名:正長石)
  • サニディン(和名:玻璃長石)
  • アルバイト(和名:曹長石)
  • ペリステライト (和名:曹長石の変種で和名なし)
  • オリゴクレース(和名:灰正長石)
  • アンデシン(和名:中性長石)
  • ラブラドライト(和名:曹灰長石)
  • ビトウナイト(和名:亜灰長石)
  • アノーサイト(和名:灰長石)
  • ハイアロフェン(和名:バリウム長石のセルシアンとオーソクレースの固溶体で
            和名なし)
  • サンストーン(和名:日長石)
  • アマゾナイト(和名:天河石)

 

 

また、これらの中間的な成分のタイプも多く、例えば宝石名が「アンデシン - ラブライドライト」となるようなものもあり、また各名称の宝石に置いてもカラーバリエーション、シラーやキャッツアイ等の光彩効果を持ったタイプバリエーションがある事から、必ずしも個別のルースを正確な固有の宝石名となるとは限らないんだ。

 

鉱物的にも宝石として個々のルースを鑑別するようなタイプではない為、宝石鑑別費用の方が割高になるものが多く、絶対に特定の宝石という感じで拘るのであれば別途で宝石鑑別をするのが確実っす。

 

確かに違う宝石の扱いになると残念に感じるかもしれませんが、フィーリングやセンスで何となく惹かれるルースを手にされたのであれば、それはそれで良いんじゃないかしら?

 

後は価格次第でしょうが、やはり大粒で綺麗なルースは同じフェルドスパーグループの中での宝石名に関わらず、美しさや大きさに比例した価格になるので、そこは正統派で誰もが認める宝石や稀少宝石とは違い、どちらかというと天然石寄りの鉱物になるので、ある程度、気持ちの面での遊びがないと手を出し難くなるかもよ。

 

 

オーソクレース:Orthclaseについて 

オーソクレース

 

オーソクレースに限らず、フェルドスパーグループの鉱物をカット研磨したルースの場合、宝石鑑別書には「鉱物名:天然フェルドスパー、宝石名:〇〇〇」ってな感じに記載される事になり、中間的な成分だと「宝石名:〇〇〇 - 〇〇〇」という感じの記載になるんだよ。

 

成分によって様々な宝石名となるフェルドスパーグループの鉱物ですが、基本的にはジェム系ではなくてミネラル系の鉱物として扱われちょります。

 

鉱物的には特別に稀少性が高い訳ではない為、知名度が高くて、見た目にも特徴的なムーンストーンやラブラドライトやアンデシンなんかに混在し、そうした名称で流通している事が多かったのですが、最近はミネラル系の鉱物なんかの人気も高まっているので、以前よりも固有の宝石名で流通するケースが増えたっす。

 

特に知名度が低かったオーソクレース、サニディン、オリゴクレースなんかは、その傾向が強く、ペリステライトは以前はブルームーンストーンと混在していたのですが、やはり現在はペリステライトという名称で扱われる事が多くなったんだ。

 

フェルドスパーグループで宝石という扱いになるのは、カット研磨が良くてサイズが大きくて色合いがあるものに加えてシラー(シーン)やレインボー等の光彩効果があるものに限定されしゃうから、ま、その意味では見た目の印象とか雰囲気を重視しちゃった方がいいんですよね。

 

宝石名は違っても鉱物名は天然フェルドスパーなんだもん・・・

 

ちゅ~ても、フェルドスパーグループの鉱物はムーンストーンを筆頭に神秘的なイメージや揺らぐような独特のシーン(シラー)っていう光彩効果が見られるから、好きな人は結構、本気で好きだったりするし、品質の良し悪しやインクルージョンの有無なんかの違いもあるから何気に楽しみながら興味を深めていけるんじゃないかな?

 

絶対にムーンストーンじゃないと嫌だ!とか、ブルームーンストーンじゃないと嫌だ!とか拘りのある方は、ちょっと注意してちょんまげ。

 

 

オーソクレース

 

ちゅ~ような感じで、オーソクレースの簡単な説明です。

 

 

【 オーソクレース / Orthclase 】

  • 鉱物名:天然フェルドスパー
  • 宝石名:オーソクレース
  • 和名:正長石
  • 結晶系:単斜晶系
  • 産出形状:柱状結晶、双晶、塊状
  • カラー:無色、灰色、淡青色、帯青灰色、オレンジ色、褐色、黄色、緑色
  • 透明度:半透明~不透明
  • 光沢:ガラス光沢(劈開面は真珠光沢)
  • モース硬度:6~6.5程度
  • 劈開:3方向に完全
  • 断口:不平坦状
  • 比重:2.55~2.63程度
  • 偏光性:複屈折性
  • 多色性:認む
  • 蛍光性:認む
  • 分光性:特に必要な吸収を認めず
  • 代表的なカット:特になし
  • その他:光が揺らぐようなシラー(シーン)効果が見られるものがあります。

 

 

ムーンストーンの主成分になっている事から色合いによってはムーンストーンに類似していますよ。

 

黄色透明石はイエロー・オーソクレースと呼ばれ、アデュラリア(氷長石)やサニディン(瑠璃長石)なんかは変種的な扱いのタイプとなっています。

 

宝石鑑別機関で鑑別をしないと正式な宝石名が分からないくらい肉眼での識別が難しいタイプが多いのがフェルドスパーグループの特徴だったりするよね・・・

 

ちゅ~ような感じで、オーソクレースでした。

 

マジ、クロネコさんが来ないなぁ・・・

 

ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

フェルドスパーグループはややこしい。

ΘεΘ

 

そうなんだよ・・・

ΦωΦ

 

だから書いていなかったんだけどね。

ΘεΘ

 

どこかでは書いただろうけど・・・

ΦωΦ

 

いつかはね・・・

ΘεΘ