猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

ジュエリー製作記録:012

ラベンダー翡翠

 

道端に熟れていない青緑色をした柿の実が転がっている様を見て秋を感じた。

 

これ、落ちてくる瞬間ちゅ~か、その熟れていない青緑色をした柿の実が転がっていた道端に偶然、いいタイミングであたしが寝転がっていたら、アイザッ君、ニュ~トン、万有引力の法則みたいなものを感じ、何気に当たり前の世界を構成する因果、礎みたいなんのかどうか分からねぇ~もん、そんな何かの感じを得るっちゅ~か、そうした法則、物理学的ちゅ~ような何かが頭の中でピカッとフラッシュ、カチッとスイッチが入るみたいな感じで抜群に冴え冴え、何か素晴らしい概念の発見なんかを得られたんじゃねぇ~かなぁ~。

 

ちゅ~ような事を一瞬、ちょっと思ったんだけど、ちゅ~てもさ、道端に寝転がっている身、そんな状態だったんじゃ~どのような素晴らしい法則を発見、見い出したりしたとしても誰もまともに取り合ってくれない、そんなもんの話しに誰も耳を傾けない、ま、そもそも何にも発見していない、閃いていない訳なので関係ないっすよ。

 

やおら、シュ~ト!ってな感じでキック、熟れていない青緑色の柿の実を蹴ったった、けど、路面、路肩、道端って微妙に端っこの方が下がり気味、その柿の実は道路の左側に転がっていたんだけど、あたしは右足が軸足じゃない、ちゅ~か、どっちの足が軸足なのか分かってねぇ~んだけど、どうも思っていたよりも路面が左下がりになっていたようで柿の実の上の方をかすめる感じで空振りキック、丸くない柿の実は少しだけ移動、ギュ~ンって感じで飛んでいかなくて、振り抜いた左足の膝、ガクガク。

 

駅までの道すがら、この青柿を蹴り蹴り、いい感じにコントロールしながら行こうと思ったのに最初のショットから失敗、無念、びっこ引きながら駅まで行き、日比谷線で中央宝石研究所に行ってきた訳ですが、やっぱ、この時期は誰もが服装に悩む、どのような恰好で出掛けるか定まっていない感じっすね。

 

おしゃれってゆ~感覚的な楽しみから実際の暑さ寒さみたいな現実的な事まで考えると特に個人差が表れる時期になるみたいで、もう日比谷線なんて駅によって乗降者する人の特徴みたいなもんもあるから、かなり混沌としていて見る事もなしに何となく人間観察とかしながら電車に乗っていると何気に面白いというか、いろんな人がいる、いろいろな個性がある、いろいろな自由がある、そこがまた堪らなくいい。

 

冒険できない、閉鎖的で保守的な感じっちゅ~のが、どうも苦手、つまらない、寛容性に欠ける、遊び心が伸び伸びと育たない、ちゅ~ように何か知らないけど閉塞感で苦しい、それは環境とミスマッチ、そこはちみの場所ちゃう、もっと過ごし易い場所や世界があるって事なので引っ越しちゃいましょう。

 

ま、環境適応能力とか忍耐力とかを育むって意味では、ちゅ~ような閉塞感の中で過ごすのもありっすから、そこら辺りの判断については自己責任っちゅ~か、ま、好きなようにしたらいいっす。

 

そんなん、あたしにゃ~分からん。

 

ちゅ~ゆな感じで、今回は「ミャンマー産のラベンダー翡翠を使ったリング」にの製作記録になりますよん。

 

  

ミャンマー産のラベンダー翡翠を使ったリング

ラベンダー翡翠

 

前回と前々回の記事で、素朴さや温もりや独特の自然美みたいな内容につい紹介しましたが、カット研磨された宝石のルース、或いは、そうしたルースを使って製作したジュエリーには、自然のままの原石やアンティークジュエリー等の美しさとは異なった魅力ちゅ~のがあるんっすよね。

 

ちゅ~ても人の好みは様々、多種多様、自由である、その方がい~から、フィーリングっちゅ~のを重視、デザイン性やボリューム感なんかはお好み次第、それこそ貴金属地金を使ったジュエリーちゃうくて、合金とかメッキとかのアクセサリーでもい~んでないの?

 

で、ですね、自然による偶然性や長年に及ぶ時間経過によって生じる独特の風合いなんかちゅ~のは、ちゅ~ような雰囲気を何らかの技術で意図的に表現する方法もあったりするっすけど、あたしなんかは着用していく中で生じる風合いとかね、それを愛着、愛用する事で蓄積、ぐんぐんに好きな気持ちが高まってくる、そういう時間も好きっちゅ~か、そういう感じのものがい~な~って思っている派っす。

 

ちゅ~ような理由もあり、いつまでも末長く愛用できちゃえるもの、日常的に身に着けられるようなものってのが好ましいなぁ~って思っている次第っす。

 

ラベンダー翡翠

 

装飾性ちゅ~か、柄模様とか意匠性とかを意識して製作していた頃もありんした頃、あの頃は若かった、若さ故、若いというだけで何もかもい~よって訳ではないものの誰にも若かりし頃ってのはあるじゃん。

 

ちゅ~ような時を経て、じわりと変化、それはとっても鈍い速度で日に日に感じるようなものではなく、ふと気が付けば、あれま?あれ不思議、いとおかし、ちゅ~ような事をね、ある日、ある時、ある瞬間に思うみたいな感じで、そう思ったその時には、既に変わってしまっていた、もう変わってしまった後、いつの間にか変化してしまっていた事に気が付いちゃったっちゅ~感じで、その感じを文章で説明する事はできねぇ~んだよなぁ~。

 

ま、ちゅ~ような感じで、嗜好性ちゅ~か、好みっちゅ~か、何か分からねぇ~何かが変わる時があって、でも、変わらない人もいるんじゃないかと思ったりもするし、もともと目標とすべき何かがあって邁進、日々是精進な感じで常時、その途中みたいな感じ、ちゅ~ような人もいるだろうなぁ~とか思ったりもするので、よ~分からん。

 

ラベンダー翡翠

 

ここんとこ何か知らんけど造形意欲っちゅ~の?

製作意欲の中の一部っちゅ~か、それはデジカメが壊れているからだから?

 

まぁ、鋳造して地金にして仕上げ、石留めまでして写真撮影して販売するっていう製作販売の一部、ちっとも仕事としては完結していない過程、部分的な事だけに意欲が湧いた、湧いてもうた的な感じになってもうてるんっすが、あんま、こういう感じで同じプロセス、同じような工程だけを繰り返していると感覚がマヒ、鋭さが鈍る、ま、慣れっちゅ~感じの油断が生じる、で、ドツボに嵌まる、そういうもんなので、鋳造、仕上げ、石留めといった次のプロセスに取り掛かる事にして、彫金机まわりを掃除、道具のセッティングをチェンジしたっす。

 

後、2個くらい紹介してないのがあると思うっすけど、しばし、作業工程が変わる、後はデジカメ次第、ま、デジカメを買うかどうかはあたし次第、つまり、全部が自分次第って事っすね。

 

ちゅ~ような感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

デジカメ買えよ。

ΘεΘ

 

ぶっちゃけ、面倒なんだよね。

ΦωΦ

 

おまへって奴は・・・

ΘεΘ

 

逆におまへは黙って完成させればいいの。

ΦωΦ