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猫車通信

糸魚川翡翠と稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」

インクルージョンなんかの入った水晶を楽しむ:3(番外編)

天然石 水晶 インクルージョン 稀少石

スーパーセブン

 

インクルージョンなんかの入った水晶を楽しむ」シリーズも今回が最終回ですが、やっぱり地球上でもっともポピュラーで身近な鉱物である水晶だけに紹介し続けると終わりがないっすね。

 

単なる鉱物や天然石というアプローチからだけでも水晶のタイプや産地なんかの紹介や説明をしてもボリュームのある記事になるのですが、ほれ、スピリチュアルちゅ~の?

 

あたしは特別そ~ゆ~のは意識してねぇ~なんだけど、そういうパワーストーン的な要素まで何気に世間に浸透している部分があって、ちゅ~ような感じの要素を無視しようにも通称とか俗称とか的なところで紐付いていたりして、地味に書き難いテーマになっちゃうから・・・

 

だから、「インクルージョンなんかの入った水晶を楽しむ」ってタイトルで純粋に水晶の美しさとかインクルージョンの神秘的な感じをフューチャーしたんだよぅ。

 

ちゅ~ような背景は察して頂きたいところですが、ちゅ~ような訳で最終回となる第三弾の番外編の記事になりまする。

 

インクルージョンなんかの入った水晶を楽しむ:3

インクルージョンインクォーツ

 

シリーズ第三弾では渋い感じのマニアックなタイプを中心にしたラインナップとなりますよ。

 

ジュエリー向けのルースとしての水晶は彩りだったりカット研磨の妙味だったり宝石では求め難い要素を補った天然石だからこそ可能な魅力をアピールポイントにしたタイプが多くなりますが、インクルージョンなんかの入った水晶って理由なんか関係なく不思議で面白く感じられちゃうからコレクションストーンとしても多くの愛好家さんや蒐集家さんがいるんだね。

 

そういう意味では渋いというのは通好み、玄人好みつ~ような要素があり、何だかんだ言ってもシンプルイズベストなんだよなぁ・・・

 

ちゅ~ような感じで茶でも飲みながら眺める後ろ姿さえも侘び寂びなのです。

 

 

【ブルッカイト・イン・クォーツ(奇形タイプ)】

ブルッカイト・イン・クォーツ

 

ルチルとブルッカイトとアナテースは同質異像鉱物となり、ブルッカイトは板チタン石の事を指しますが、この3種類の鉱物がインクルージョンとして内包した水晶はインクルージョンタイプの水晶としては正統派、とてもスタンダードなものなので水晶の透明度やインクルージョンの色柄、入り方、カット研磨されたルースとしての面白さ等、こだわって蒐集したり探す楽しみがあるんだよ。

 

こちらのルースは羽のような形をした奇形タイプのブルッカイト・イン・クォーツとなり、こうした自然の生み出した特殊な造形美を持ったものは特別な気分になるんだね。

 

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【チューブ状インクルージョン・イン・ルチレイテッドクォーツ】

珍しい水晶

 

こちらは水晶が何らかの鉱物か異物を内包した状態で成長した事で、その部分が完全にチューブ状の空洞(画像のルースでは中心部の薄い四角形の白っぽい部分)となり、そこからルチルが成長しているのが分かる非常に珍しい 絵画のような構造美が見られる観賞用のスクエアタイプのルースで~す。

 

上部に見えるのは束状になったタイチンルチルで水晶部分は淡褐色をしたスモーキークォーツになりますが透明度が高く、どれだけ眺めても飽きる事はありません。

 

あたしだけか?

 

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【アンカンガイト・イン・クォーツ】

アンカインガイト・イン・クォーツ

 

こちらのルースは「アンカンガイト・イン・クォーツ」というホランダイトグループの鉱物の「アンカンガイト(アンカング鉱)」が針状のインクルージョンとして透明感の高い水晶に内包された高品質なルースになります。

 

ホランダイトという鉱物はウニのような星みたいな形をした結晶包有物として水晶に内包された「ホランダイト・イン・クォーツ(通称:星入り水晶)」が有名で水晶好きの方なら知っているかもしれませんね。

 

2007年~2008年くらいのツーソンで話題になった比較的に新しいインクルージョン・イン・クォーツになるっすよ。

 

 

【クリープランダイト・イン・クォーツ】

クリープランダイトインクォーツ

 

こちらのルースは曹長石:アルバイトの一種でナトリウムに富んだ斜長石となる白い葉片状の「クリープランダイト」がインクルージョンとして内包した水晶になりまする。

 

クリープランダイト自体が鉱物として特に鉱物標本等では人気があり、葉片状の結晶が幾重にも重なって板状になり、それがまた幾重にも重なって花弁状になった形状で見られるっすよ。

 

水晶にインクルージョンとして内包された鉱物は、それぞれが鉱物名が分かる内包物な事が多いのですが、水晶に内包している事によって酸化や劣化が防がれると共に水晶のレンズ効果で拡大したように見られるのもカット研磨されたルースならではの楽しみ方なんだよ。

 

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【パイライト・イン・クォーツ】

パイライトインクォーツ

 

こちらはインクルージョンタイプの水晶としては入手し易い「パイライト:黄鉄鉱」をインクルージョンとして内包した「パイライト・イン・クォーツ」のルースですね。

 

そんなに珍しいタイプでもなく入手し易いので形や大きさや品質や雰囲気といった好みを追求できるインクルージョンの入った水晶のひとつになるんちゃうかなぁ。

 

 

番外編:成長線なんかが入った水晶を楽しむ

成長線とは水晶が成長する過程で結晶の先端等の表面部分に他の鉱物が付着したり、他の成分によって色合いの異なるラインが生まれ、その後、再び水晶の結晶が成長していく事で水晶の内部に成長の痕跡となる線が見えるものになりますよん。

 

ファントムやレコードキーパー等の呼び名やレムリアンシード等の固有の通称で呼ばれる事もありますますね。

 

まったく、ややこしい話しっすね・・・

 

あたしは単なる水晶の個性、色柄等に関する特徴として見ているので全て成長線という形でまとめちゃっていますが、これは水晶に限らず多くの宝石や天然石でも見られる特徴でもあるので、何気にお気に入りの特徴なんだよ。

 

 

【ロシア産スモーキークォーツのファントムポイントのルース】

ロシア産スモーキークォーツ

 

ロシアはモリオンクォーツやスモーキークォーツといった高品質な暗色系の水晶の産地となり、その中でも他の産地とは印象の異なる美しいスモーキークォーツが産出していたんだよ。

 

こちらは成長線がファントム状に何層も見える明るめのスモーキークォーツの結晶ポイントの形を活かした特殊カットのルースになりま~す。

 

このタイプのロシア産の黄色っぽい色合いをしたスモーキークォーツはスモーキートパーズの俗称で呼ばれていた事もあるんですよ。

 

よく見るとトライゴーニックと呼ばれる三角形の痕跡が薄っすらと見えるのですが、ま、ちゅ~ような興味深い要素が満載したルースになっているんだよぅ。

 

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【ロシア産スモーキークォーツの面白いスライスルース】 

ロシア産スモーキークォーツ

 

こちらも同じくロシア産のスモーキークォーツを使ったスライス(板状)ルースになりますね。

 

幾重もの成長線が見られる上、下部には他の水晶の結晶が貫入した状態になっているポイントを挙げ出したら尽きないって訳じゃないけど、いろいろと面白い要素が詰め込まれたルースとなっているっす。

 

先程のファントムタイプのポイントルースと同様にスモーキートパーズの俗称で呼ばれていた頃のルースとなり、自然界の放射線による影響でこのような特殊な色合いになったと考えられていますよ。

 

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【ブラジル産プレジオライト(グリーンアメジスト)】

プレジオライト

 

こちらは天然非加熱未処理の「プレジオライト(グリーンアメジスト)」のルースですが、やはり成長線が入っている事でルースとしての個性が増していますね。

 

紫色をしたアメジストの原石を400~500℃で加熱処理する事で黄色のシトリンカラーになるのですが、稀にグリーン系の色合いをしたタイプがあり、それが「プレジオライト」や「グリーンアメジスト」と呼ばれるタイプの水晶になります。

 

アメジストやシトリン等の色付き水晶はジュエリー向けのルースとしては色ムラがなく均一の色合いで透明感があり瑕疵等のない品質のものが使われますが、ルース単体として見た時は個性があるものは独特の魅力を感じられると思いますよん。

 

 

 

変わり水晶

 

自然界で成長している水晶の結晶は様々な理由によって常に一定の成長をし続ける訳ではないので多種多様なインクルージョンを包有したタイプや色合いをしたタイプや形状をしたタイプや柄模様をしたタイプが誕生する訳っす。

 

成長線は広義でいうと微細なインクルージョンによる柄模様なので実に多くのバリエーションがあり、もうカテゴライズのしようがないつ~か、各自が自由な感じでいいんちゃうかなぁ・・・とか思ったりしています。

 

ちゅ~ような中でも多いのが緑泥石や鉄分といった特別に珍しくはない他の鉱物が付着する事によって成長線が見えるタイプで確かに見た目は色目的にも地味だし、何だか苔みたいな感じで微妙かもしれませんが、いろいろなタイプがあるので楽しめるのも確かっすね。

 

 

様々な要素が組み合わせった世界観のある水晶

いろいろなインクルージョンや柄模様がひとつのルースの中に混在したタイプの水晶を「ガーデンクォーツ」等と呼びますが、これも「インクルージョンなんかの入った水晶を楽しむ」ひとつの形っすね。

 

 

ガーデンクォーツ

 

【糸魚川翡翠と稀少石のお店「猫車」では、いろいろな水晶を販売してま~す。】

 

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あたしの場合はメインが宝石や稀少宝石なんですが、何故か定期的に水晶のマイブームが到来する事があって、ちゅ~ような事もあって多種多様な水晶のルースなんかも取り扱ったりしている訳ですが、確かに宝石とは違った魅力があって見てて楽しいんですよね。

 

20年くらい前までは水晶とかって何となく胡散臭いっていうかカルトな感じがあって、あんまり大きな声では言えないような雰囲気もあったんですが、近年では特別な趣味ではなく広く一般的に水晶を始めとした各種の鉱物や天然石なんかがぐっと身近なものになってスポーツ選手とか芸能人なんかでも何か数珠みたいなのを付けてても違和感のない時代になり、ビバ、いい時代になったものだなぁ~。

 

あんまりパワーストーンとかみたいな感じの事は分からないけど、お守り的な感じや験担ぎ的な感じに何かしらお気に入りのものを身に着けたりする感覚は分かるし、そういう何気ない事で人生がちょっぴりハッピーでラッキーに感じられる事もあるから、あまりメインではないんだけど今回は水晶をテーマにした記事を書いてみたんだんよ。

 

ちゅ~ても思っていた以上に書くのが大変だったっす・・・

 

ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

ま、気楽に書いていこうやないか。

ΘεΘ

 

だね。

ΦωΦ