猫車通信

糸魚川翡翠と稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

パーティカラードトルマリン:Parti-Coloured Tourmaline

パーティ・カラード・トルマリン

 

今回は鉱物名:天然トルマリン、宝石名:パーティー・カラード・トルマリンとなる代表的なトルマリンらしさを感じられるルースの中に複数の色合いが混在したタイプのトルマリンについてブログを書いちゃいますよ。

 

 

最初にトルマリンという宝石についての基礎知識的な事になりますが、何点か特徴を挙げておくね。

 

  • カラー:カラーバリエーションが豊富で色合いによって固有の宝石名や通称があります。
  • 原石の形状:主に柱状の結晶です。
  • モース硬度:7~7.5程度
  • 屈折率:1.62~1.73程度(成分によって異なるよ)
  • 比重:3.03~3.31程度(成分によって異なるよ)
  • 多色性:認む
  • 蛍光性:石色によって認む
  • 特徴:インクルージョンや瑕疵が内包されているものが多いので少しデリケートな宝石です。

 

カラーバリエーションの豊富さと品質による差異が大きい為、宝石品質~アクセサリー品質まで様々なトルマリンが流通しているんだよ。

 

パーティ・カラードってどんな意味なん?

 冒頭で触れたようにひとつのルースの中に複数の色合いが混在しているタイプを表す表現となり、2色の場合だとバイカラー、3色の場合だとトリ―カラーと呼ばれる事もあります。

 

また、トルマリンの場合、柱状の原石の上下で色合いが変わっているタイプと柱状の原石の断面の内側と外側で色合いが変わっているタイプがあり、後者の断面の内側と外側で色合いが変わっているタイプは見た目がスイカの断面に似ている事から「ウォーターメロン・トルマリン」と呼ばれます。

 

パーティ・カラード・トルマリン

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【雑談】トルマリン以外のパーティ・カラードのある宝石

パーティ・カラードという特徴を持った代表的な宝石はトルマリンですが、他の宝石でもパーティ・カラードの扱いになるものもありんすよ。

 

【サファイア(コランダム)】

赤と青、赤と紫、青と紫、黄と青、白と青といった感じで様々な色合いのタイプがありますが、斑模様になていたりシルキーな靄の掛かったような質感をしているもの等、トルマリンとは少し雰囲気の違ったパーティ・カラードをしている事が多いっす。

 

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【クォーツ(アメトリン)】

紫色のアメジストと黄色のシトリンのツートンカラーをしている天然石っす。

 

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【トパーズ】

透明無色と褐色といった感じのツートンカラーをしたタイプがありんす。

 

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これら以外にも鑑別書でパーティ・カラードやバイカラー等の記載が明記されるか分からないのですが、青と薄緑、薄紫と薄黄色、ピンクと黄色といった感じの2色~3色くらいの色合いが混在した「ゾイサイト(タンザナイト)」とかがありますね。

 

2種類または3種類の異なる鉱物が混在したルースに関しては、ツートンカラーや斑模様みたいに見えたとしてもパーティ・カラード等の記載はされないっすよ。

 

ちゅ~のも、それって単一の宝石じゃないからパーティー・カラード・〇〇って感じの表記ができないからなんです。

 

パーティ・カラード・トルマリンの魅力

トルマリンという宝石はカラーバリエーションが豊富で色合いによって固有の宝石名や通称が付いているって事は書きましたが、一般的にパーティー・カラードと言えばトルマリンの事を示すくらいに古くから親しまれてきた事から全く同じ色合いとカット研磨と大きさのルースこそありませんが、個性的な割にスタンダードな扱いとなっているので気兼ねなく着用できる事があります。

 

また、パーティ・カラードとしてもカラーバリエーションが多く、華やかな色合いのタイプから落ち着いた色合いのタイプまで存在し、比較的に大粒サイズのものがある事も魅力です。

 

パーティカラードトルマリン

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ちゅ~てもジュエリー向けの宝石質でサイズが大きくなると高価な宝石となってしまいますが、存在感のある割りに使い勝手が良い事からトルマリンを好まれる方は少なくありません。

 

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こちらのルースは既に販売済みのパーティ・カラー・トルマリンですが、色合いとしては非常に珍しい透明薄紫とピンク色をした大粒サイズのルースとなり、こうした滅多にお目に掛かれないタイプ、このルースは華やかで優しい色合いのものですが、こうした稀少なタイプに出会えるかもしれないのも魅力のひとつになっているっす。

あたし個人的には特にお気に入りのルースだったんだよ。

 

最後に少し成分的に通常のトルマリンとは違ったタイプのリディコータイトと呼ばれるタイプのパーティ・カラード・トルマリンを紹介しちゃいますよん。

 

リデイコータイトトルマリン

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今回のブログで紹介したパーティ・カラード・トルマリンは、ほんの一部に過ぎないのですが、色合いや配色、柄の感じ、雰囲気なんかがどれも違ってて、それぞれに違った魅力を感じられるんじゃないかしら?

 

あたし自身はジュエリー製作に携わってきた中でジュエリー向けの高品質なタイプや大粒サイズ、宝石に関しては、なるべく最高ランクのものを買い付けて蒐集してきた為、あまり品質の低いものや小粒サイズのルースは所有していないのですが、現在はハンドメイドアクセサリーの製作を趣味でされている方や比較的にリーズナブルな価格帯の商品製作と販売をされている方が増えてきたよ。

 

あたしの時代よりも多様化が進んで新しい試みやコンセプトのジュエリーやアクセサリーを目にする機会が多くなり、それはそれで素晴らしい事だと思っているんだよ。

 

どうぞフィーリングとか感覚的にマッチする素敵な宝石や天然石と出会ってちょんまげ。

 

ちゅ~感じで、ち~ゆ~。

 

ΦωΦ

 

 

トルマリン好きだもんな、おまへ・・・

ΘεΘ

 

うん。

ΦωΦ