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猫車通信

糸魚川翡翠と稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

糸魚川翡翠(糸魚川ヒスイ):前編

糸魚川翡翠

 

今回はショップ名にも使われている糸魚川翡翠についての記事になりますよん。

 

ちゅ~ても、様々な鉱物や宝石の中でも翡翠っちゅ~のは特殊な石でして、おまけに糸魚川翡翠ちゅ~のは代表的な国産鉱物のひとつであると同時に歴史的にも古くから珍重されている事もあって組合があったり地元の愛好家さんや蒐集家さん達のネットワークとかも強くて何気に書き難い、つまり、話しが長くなるだろうなぁ・・・

 

 

翡翠(ヒスイ)とは、どんな鉱物なの?

 

翡翠の主な産地は日本(糸魚川)とミャンマー等が挙げられ、まぁ、それ以外にもロシアとかグアテマラとか他の国や地域でも採取や採掘ができるものの一般的に知名度が高い産地となると限られている感じっすね。

 

ちゅ~感じで、まずは翡翠という鉱物について簡単に説明しちゃうよ。

 

  • 鉱物名:天然ジェダイト
  • 宝石名:ジェダイト(ひすい)
  • 和名:硬玉
  • 屈折率:1.66~1.68程度
  • 偏光性:潜晶質反応
  • 比重:3.34程度
  • モース硬度:6.5~7程度
  • カラーバリエーション:緑・白・黒・青・紫・赤・橙・黄・褐色等
  • 補足:混色タイプもあり
  • 透明度:透明~半透明~不透明まで様々
  • 透光性:不透明でも透光性があるタイプもあり
  • 透光色:白系~緑系~青系等が多いが様々

 

もう、これだけで何から説明しようか悩んじゃいますが、鉱物的に翡翠とは「ヒスイ輝石」という微細な鉱物の集合体となり、純粋なヒスイ輝石は白色系の色をしているのですが、そうした微細な鉱物の集合体としての塊りとなると他の鉱物や成分を含有する事になるので様々なカラーバリエーションや透明感を持った状態になっちゃうんだね。

 

ある程度のヒスイ輝石が含有されていれば、鉱物学的には「ひすい輝岩石」って感じの扱いになりますが、宝石学的に天然ジェダイト、宝石名:ジェダイト(ひすい)として鑑別書に記載されるタイプで価値があるのは主成分がヒスイ輝石で含侵や着色といったエンハンスメントが施されていないものになっているんですよ。

 

もともと微細なヒスイ輝石の集合体で他の鉱物や成分も含まれる上、構造的に含侵や着色といった人為的な処理を施して石としては翡翠なんだけど染めてあるね・・・って感じのものが多いどころか、もう翡翠じゃない石を翡翠って感じで流通している事も珍しくないのは、中国では昔からジェダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)って感じで独特の価値基準で扱われてきた事や宝石としての翡翠は非常に高価で価値が高い事からイミテーションや処理石が多く流通し易い石だったからなんだよ。

 

ヒスイK18指輪

 

ちゅ~ような翡翠なんだけど鉱物的にはモース硬度と呼ばれるダイヤモンドを10とした時の硬度に関しては6.5~7と水晶くらいの硬さなんですが、その構造的に微細なヒスイ輝石の集合体なので恐ろしく靭性と呼ばれる破壊強度が高いのが特徴で極めて耐久性が高い宝石なんですよ。

 

おまけに耐油性も高く、使う程に皮脂等が浸透して美しさが増していくので、真贋の見極めや好みさえ合えば素晴らしい宝石として後世に残していけるんじゃないかな。

 

 

雑談:琅玕(ロウカン)とは?

 

糸魚川ヒスイに限らず、翡翠に興味を持った人が究極の宝石翡翠として「琅玕(ロウカン)」というタイプの翡翠に憧れる事が多いんだけど、この「琅玕(ロウカン)」って意味が分からない人が多いんじゃないかと思います。

 

ちゅ~のも前述に記載した通り、翡翠という宝石そのものが非常に真贋が難しい特殊な鉱物になる上、とても丈夫で頑丈な宝石なので宝石の中でも劣化が少なく、そういう本物の素晴らしい宝石の翡翠は流通量も少ないですし、とても高価な宝石になるからなのですが、ま、折角なので「琅玕(ロウカン)」ってのの定義ちゅ~か、意味合いを紹介しちゃうね。

 

とろみのある質感と極めて透明感の高い鮮やかなグリーンの色がよくのったタイプの翡翠の事です。

 

ちゅ~のが本来の定義ちゅ~か意味合いだったんだけど、そんな素晴らしいルースや原石は滅多にお目に掛かる事がない代物になり、現在は一般的な解釈として本来の定義や意味合いよりも低い水準、独特のとろけるような質感と透明感がある緑色の翡翠であれば何となく「琅玕(ロウカン)」って使われちゃっているっすよ。

 

 

糸魚川ヒスイの魅力とは?

 

ちゅ~ような感じで、やっと糸魚川ヒスイの事を書くところまで話しが進みましたが、もう糸魚川ヒスイの魅力なんて書き出したら終わらない、エンドレスになってしまうくらいに個性や自然美や趣きやバリエーションやエピソードなんかがあるから、ま、程々の感じで書いていきたいと思っちょります。

 

ヒスイ海岸

 

まず何と言っても自分で翡翠という稀少な鉱物を発見しちゃう事ができるかもしれないという期待感っていうか、そういうロマンがあるところから楽しみに満ち溢れちゃってませんか?

 

糸魚川ヒスイというのは、日本海の富山県の新潟県寄りの県境にある朝日町ってところから新潟県の糸魚川付近までの限られたヒスイ海岸って呼ばれる海岸線、その海岸線に流れ込む河川で採取する事ができちゃいます。

 

河川の上流や山間の渓谷とかに関しては国有地や私有地で採取禁止になっている場所も多いので、ここでは紹介しません。

 

また、海中採取と呼ばれる海底に沈んでいる翡翠原石を海中に潜って採取する方法とかも素人さんには危険なので紹介しませんよ。

 

やっぱ、楽しめる範囲、そこまで危険がない範囲でないとね。

 

ちゅ~感じで、お薦めは海岸採取となり、海岸線の波打ち際をてくてくと歩きながら翡翠を探し歩くというシンプルな採取方法ですが、そこは日本海、荒波が押し寄せる訳なので波打ち際まで行き過ぎると波に襲われちゃうから、マジで注意して下さいよ。

 

【ヒスイ輝岩石を見分けるポイント】

 

  • 白~乳白色をした角張った感じの石を探そう!
  • 表面にキラキラした味の素みたいな結晶がないかな?
  • 比重があるので見た目より重たく感じる!
  • 濡れた状態で綺麗、そして乾いてもやっぱり綺麗?
  • ヒスイは緑色をしているという概念を捨てよう!

 

何十万個に1個とかの確率ですから簡単に見付かるものではなくて、運が良ければとか縁があればとか、そんな感じでしか発見できない最初の内はね。

 

でも海岸線、見渡す限り一面には大小の石が転がっている訳で、ヒスイは明らかに他の石とは違う美しさと存在感があるから、逆に最初の内の方が素晴らしい原石をゲットしちゃえる部分があるっすよ。

 

そこは慣れてくると微妙な感じのものまで視界に入ってくるようになるから・・・まぁ、やっぱり運なのかな?

 

糸魚川翡翠原石

 

こんな感じの石が分かり易い感じのヒスイ になって、このくらいのタイプになると宝石学的にも鉱物名:天然ジェダイト、宝石名:ジェダイト(ひすい)っていう鑑別書が作成できますが、まぁ、そういう費用は掛けたくない、ただ誰かがヒスイだよって判断してくれたら、それで十分かも・・・って思うなら、糸魚川市にあるフォッサマグナミュージアムという博物館で簡易的な鑑別をしてもらえますよ。

 

www.city.itoigawa.lg.jp

 

この写真の右側の上下は同じ石なのですが、このクラスのタイプを見付け出せたら1年間くらいは想い出に浸って過ごせちゃいます、あたしの場合。

 

どれも手で握れるくらいの大きさで2~4㎝くらいで、大きなものでも5~7㎝くらいまでが海岸採取のヒスイ探しのメインになると思います。

 

海岸採取のヒスイって長い間、海の中で砂利石とかと一緒に波で揉まれ続けてきたものが海岸に打ち上げられるから、自然な感じで磨かれた独特の質感と風合いになっているのも魅力のひとつなんだよ。

 

ちゅ~ても残念・・・ちっともヒスイがどんな石なのか見分けが付かないし、ちっとも見付かる気がしない・・・ちゅ~ような気持ちになってしまったとしても、このエリアでは様々な種類の鉱物や天然石が採取する事ができるので、そんな時は何となく気に入った石を探したりしても十分に楽しめるんだよ。

 

 

雑談:ヒスイ海岸で採取できるいろいろな鉱物とか天然石

 

もう完全に雑談になっちゃってますが、糸魚川ヒスイを探しに行っても必ずしもヒスイ輝岩石が見付かる訳ではなく、運とかタイミングとかもあるけど見付からない事の方が多いくらいです。

 

ちゅ~ても多種多様な鉱物や天然石があって、もちろん見た目が綺麗な石は誰かが拾ってしまう可能性が高いもののヒスイしか探していないヒスイハンター的な人達にとっては興味の対象外でも地味に珍しい鉱物や天然石があるんだよ。

 

国産ガーネット

 

いろいろあるけど、あたし的には特にお気に入りな2つの石です。

これ何て石だか分かるかしら?

 

実は左側の石は「ハイドロ・グロッシュラー・ガーネット」という宝石となり、右側の石は「プレナイト」っていう宝石ちゅ~か天然石になるんすよ。

 

どっちの石も中央宝石研究所で分析して鑑別書の作成まで可能な品質でした。

ちょ~嬉しいっす。

 

その他、いろいろな鉱物や天然石が採取できるので、ちょとだけ紹介しています。

 

shop-nekoguruma.com

 

ちゅ~ような感じで長々と書いてきましたが、まだ糸魚川ヒスイの事を殆ど触れていない、何にも書けていないので、これは第二弾ちゅ~か、前編と後編に分けて紹介しないといけない感じっすね・・・

 

ちゅ~感じで、第二弾の後編に続くっす。

ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

これは長くなると最初から分かってたもんな・・・

ΘεΘ

 

ヘタしたら前編後編だけで終わらないかも・・・

ΦωΦ