猫車通信

糸魚川ヒスイと稀少石のお店「猫車(nekoguruma)」by Jewellery Studio Ijeluna

ウォーターメロン・トルマリン:Watermelon Tourmaline

ウォータメロントルマリン

 

風邪、或いはインフルエンザの予防という熱病に罹った人々が溢れる都内、マスクで顔が分からない人々が街を行き交い、病院の待合室では予防接種を受ける人、もう手遅れ、それ運が良くても風邪、下手するとインフルエンザじゃん・・・ってな感じの人の熱気に包まれ、減価償却の済んだ古びたエアコンから吹き出す埃っぽい熱風や乾燥した冬の冷たい空気が喉や鼻の粘膜系を破壊、ゴホゴホと聞こえてくる咳は風邪の症状なのか単なる咳払いなのか判断できず、そっと横目で様子を窺うと口元をマスクで覆った人また人、ちょ、今、咳したの誰?ちゅ~か、ちょ、それ、どっちなん?風邪?予防?

 

ちゅ~ような書き出しで始まるブログを近い内に書きそうな予感がした、そ~ゆ~未来が見えた、そのよ~な自分の姿が目に浮かんだ、かなり、明確にイメージできたので、その未来、その予感を覆して未来は自らの手で切り拓くもの、その扉は自動的には開かない、手動、踏み出す勇気が未来を変える、ま、変わっても変わらなくてもいい感じの未来っちゅ~か、結構、ど~でもいい予感ではあるものの、何となく感じた予感、未来予想図を変えた、変えて今、これを書いている。

 

しかしながら、そのよ~に変えた未来、ちゅ~か現在、その予感を事前に察知、察知した予感を事前の事前に覆した現在、これはこれで、そもそも、こ~ゆ~運命、結局のところ、あたしという存在の思考パターン、行動パターンを知り尽くしたと言っても過言ではない、あたし自身があたしの論理的なパターンをシミュレーション、エミュレーションしただけの話しで、実際のところ、だから何かが変わる訳でもなく、そ~ゆ~話しでもない。

 

ちゅ~ような事まで、ここまでの行、ここまでの事を考えるであろう事も実際には既に予想していた事で、予感と予想の両方が推測通り、ま、読んでいた通り、想定内、そのまんまやんけ・・・ってな感じで、まったく以って予定調和、神の見えざる手っちゅ~の?デウスエクスマキ~ナ的な感じのハーモナイゼーションっちゅ~か、実にハーモニックで即興的なアドリブであっても予想を超える事はなく、ま、ほぼ想定可能な範疇で物事が収まり、こ~ゆ~感覚とゆ~のは実に退屈でつまらないものだ。

 

ま、ま、ちゅ~ても日常の中には予期せぬ事、それが良い事であれ悪い事であれ、いろいろなサプライズが潜んでいるのも確かで、こ~した不測の事態に臨機応変に対応する、或いは対応できなくてあわあわする感、そのよ~な妙味もあって、今、今日とゆ~日、この時、この瞬間にも予期せぬ何かが動き始めている可能性も否めない、それが何なのかを予測するのは困難で、成り行き、ま、成るよ~に成るんじゃねぇ~の?

 

みたいな。

 

ちゅ~ような事を書いてみた訳っすが、しょ~み、ま、こ~やって書いた時点で、予感した通り、予測した通り、で、最終的に話しの結末が中途半端なのは成り行き、成るよ~に成った結果っす。

 

・・・

 

ウォーターメロンちゃんの話し!

 

 

ウォーターメロン・トルマリンの粗末な鉱物標本・・・

ウォータメロントルマリン

 

トルマリンっちゅ~鉱物、宝石についても前回のベリル同様に何度か以前にも書いた事がある、紹介した事があるので、ま、それらの過去の記事を参照して頂ければ最高、そ~すれば、あたしだって同じ事をばかり何度も繰り返し書く手間が省け、同じ事ばっかり言っているお爺ちゃんみたいな風にも思われない、皆、ハッピー、ビバっすよね?

 

ま、アバウトな説明だけしておくと鉱物種としてのトルマリンには、鉱物学的に成分差によってドラバイト、ウバイト、エルドバイト、リディコータイト、ビュールゲライトの6種に分類されている訳っすが、宝石学的には鉱物学と違い、色合いによる固有の正式な宝石名が存在するもののトルマリンはトルマリンっちゅ~宝石として一括りにして扱われちょります。

 

あたしの場合、宝石学の方に寄った業界の人間である為、ま、宝石学じゃない方の鉱物学的な説明をできる部分は限られておるので、ここでは省略、興味のある人は過去の記事でも探して頂くという方向でよろしくお願いしたい感じっす。

 

ちゅ~ような訳で、宝石として扱われるトルマリンっちゅ~か、そっち寄りの感じでトルマリンを説明しておくっすね。

 

 

【 トルマリン / Tourmaline 】

  • 鉱物名:天然トルマリン
  • 宝石名:トルマリン
  • 和名:電気石
  • 結晶系:六方晶系(三方晶系)
  • 産出形状:長柱状結晶(異極像)、累体構造
  • カラー:緑色、ピンク色、赤色、赤紫色、紫色、青色、黄色、オレンジ色、
        褐色、無色、黒色、その他各色、様々な色合いが混在
  • 透明度:透明~半透明~不透明(不透明は黒色タイプ)
  • 備考:半透明はキャッツアイやスター効果等を含む
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:7~7.5
  • 劈開:1方向に不完全
  • 断口:貝殻状もしくは不平坦状
  • 比重:3.03~3.31程度(成分差による変動値:大)
  • 偏光性:複屈折性
  • 多色性:色により強い二色性
  • 分光性:色合いやタイプによって異なる
  • インクルージョン:チューブ、ひび割れ状の液体包有物、二相、結晶包有物等
  • 産地:ブラジル、アメリカ、タンザニア、ケニア、ジンバブエ、モザンピーク、
               ナミビア、ロシア、ミャンマー、スリランカ等

 

 

鉱物標本の場合、他の鉱物や母岩が付いていたり、その形状とか他の鉱物とのコントラストとか色合いや透明度や大きさだけが基準になる訳じゃ~ないっちゅ~か、カット研磨された宝石のルースよりも趣味性が強いっすから、お好みでいい、自分にとってのベストがベストって感じかしら?

 

ウォータメロントルマリン

 

で、ですね、トルマリンっちゅ~鉱物は、カラーバリエーションの多さが特徴となり、色合いやタイプによって正式な固有の宝石名があり、ま、ウォーターメロン・トルマリンなんかはカット研磨されたルースではスライスされた輪切りタイプに限定されますが、そ~ゆ~感じに何らかの形容詞みたいなのを冠したトルマリンなんかもありんすよ。

 

ま~ま~有名なところ、トルマリンっちゅ~宝石が好きなら押さえておきたい感じのタイプなんかを紹介しておきますが、ちゅ~ても信頼できる宝石鑑別機関の発行した宝石鑑別書がないと手を出し難いよ~な高価なタイプも多いから、ま、参考までにって感じっすよ。

 

雑談:天然トルマリンのカラーバリエーションと宝石名

  • クロムトルマリン:クロムを色の起因とした緑色のトルマリン
  • パライバトルマリン:銅とマンガンを含んだ特殊なネオンカラーのトルマリン
  • ウォーターメロントルマリン:柱状結晶の周縁部分が緑色、中央部分が赤~ピン
                  クの断面をしたトルマリン
  • パーティカラードトルマリン:複数の色合いが混在したトルマリン
  • ルベライト:赤色のトルマリン
  • インディゴライト:藍色のトルマリン
  • シベライト:赤紫色~紫色系のトルマリン
  • アクロナイト:透明無色のトルマリン
  • ショール:黒色のトルマリン
  • ドラバイト:褐色のトルマリン
  • トルマリンキャッツアイ:キャッツアイ効果のあるトルマリン

 

ちゅ~ような感じの宝石名や名称で呼ばれるタイプなんかがあり、クロムトルマリン、パライバトルマリン、ルベライト、インディゴライトの4種は特に宝石としては稀少性が高く独特の美しさがある事から高価なものになるので、ま、お気軽に買える宝石じゃないっすよ。

 

ウォータメロントルマリン

 

ちゅ~かさ、過去に紹介したよ~な内容を書いている内、ウォータメロン・トルマリンの鉱物標本の画像を使い切ってしまった・・・

 

ま、いいんだけどさ、別に。

 

前回のベリル、あの大きな塊の柱状結晶と一緒に出てきたので、一応、写真を撮って紹介したんだけど、これは個人的に好みではない、あたしの趣味じゃない感じなので、何かのおまけで付けてくれたんじゃねぇ~かって思っているんだけど、ま、ウォーターメロン・トルマリンの柱状結晶も入っているっすね、綺麗じゃねぇ~けど・・・

 

これなんかは完全に他の鉱物、淡い紫色をしたリチア雲母かなぁ・・・とか母岩となっている半透明の乳白色をした石英かなぁ・・・とかとウォーターメロン・トルマリンの緑と赤の色合いとか結晶構造の違いなんかを楽しむ感じなんじゃねぇ~かなぁ~って思うんだけど、ま、ちゅ~ても鉱物標本は専門分野ではない、得意分野ではないので、しょ~み、よ~分からないっちゅ~か、分かってないっすよ。 

 

 

正確にはパーティカラード・トルマリンってんだけど、ルース

ウォータメロントルマリン

 

ちゅ~ような感じで、ウォーターメロン・トルマリンってゆ~名称は、柱状結晶をしたトルマリンの中で輪切りにした時の断面がね、外縁部分が緑色をしていて中心部分が赤色~ピンク色の色合いをしたタイプのトルマリンになり、カット研磨されたルースではスライス状のものになるんですよね。

 

ま、それはそれで形や色合いの魅力があるんだけど、カット研磨されたルースの場合、カット研磨する事で人の手が加わっているから、そこでは単純にスライス状、輪切りにして研磨したルースってのは、ある意味でカット研磨の技術とかカッター職人さんの腕とか関係がないっちゅ~か、ま、センスとか感覚とかも多種多様なので何なんっすけど、基本的にジュエリー等に使われるルースの場合、ウォーターメロン・トルマリンに関しても色合いの妙味とかコントラストなんかは意識しつつも美しくカット研磨する事に意味がある、じゃなきゃ~カット研磨するカッター職人なんて必要がない、その存在価値が薄れるって話しなので、ま、そ~するとウォーターメロン・トルマリンって呼ばれる事よりもルースとしての美しさや魅力を優先してカット研磨する訳なので、宝石としてはウォーターメロン・トルマリンって呼び方ではなく、パーティカラード・トルマリンってのが正式な宝石名になるっすよ。

 

バイカラーとかみたいな何となくの見た目の印象に基づいた名称で呼ばれる事もあるっすけど、ちゃんとした宝石鑑別機関の発行する宝石鑑別書では複数の色合いが混在した宝石はパーティカラードってゆ~名称になるんすね。

 

だから、ウォータメロンじゃないタイプの色合いをしたトルマリンであってもパーティカラード・トルマリンになるんだけど、ま、緑色と赤色~ピンク色の感じの色合いをしたルースはウォータメロン・タイプのトルマリンだったと考えられるっすよ。

 

ウォータメロントルマリン

 

ま、こちらもウォーターメロン・タイプのトルマリンをカット研磨したパーティカラード・トルマリンのルースになりますが、瑕疵とゆ~か、特徴的に瑕疵状のひび割れに液体包有物を内包するトルマリンとしては見た目が綺麗ってゆ~か、そんなに瑕疵が気にならない感じ、針状包有物が角部分とか一部に入っている感じになってるっす。

 

トルマリンの場合、まずトルマリンのタイプとか色合い、さっき紹介した固有の正式な名称を持ったトルマリンであるか否かによって稀少性とか価値が違ってくるから、最重要なポイントはそこなんだけど、そこから先は色合いや光沢感や透明度やサイズや産地といった感じで、ま、お好みで重視するポイントが違ってくるから、瑕疵が少ないって事の重要性は必ずしも高くはないんっすけど、ま、基本的に瑕疵等の多い鉱物であり宝石であるだけに稀少っちゅ~か貴重かなぁ。

 

トルマリンって独特の光沢感があって、あんまり綺麗過ぎると逆に何だか安っぽく見えるっちゅ~か、イミテーションっぽさを感じるタイプも多いから、余程、見た目に圧倒的な宝石感っちゅ~か、品格みたいな特別感が滲み出ているよ~なハイエンドなルースを除くと逆に瑕疵よりも彩度とかカット研磨のクオリティーとかの方を重視しちゃった方が良いと個人的には思うっすよ。

 

一応、猫車さんのオンラインショップで展開しているのは下のリンクからジャンプしていけるんじゃない?

 

shop-nekoguruma.com

 

 

ま、あんまり細分化するのも何なのでパライバトルマリン以外は全て同じトルマリンのカテゴリーにしちゃってますが、トルマリンは好きな宝石のひとつなので出そうと思えば何個でも出てくる感じっす・・・ 

 

ちゅ~ような感じで、ウォーターメロン・トルマリンの鉱物標本が出てきたので、何となくルースの紹介もしちゃったっすけど、このルースはまだ販売していない、中央宝石研究所に鑑別書の作成に出しているから、マジ、ただの紹介、現時点では・・・

 

ま、ま、話しがまとまっているよ~な、まとまっていねぇ~ようなアンニュイな感じっすが、ま、ちゅ~感じで、ち~ゆ~。

 

 

ΦωΦ

 

 

鉱物標本は得意分野じゃない感が半端ない。

ΘεΘ

 

マジ、よ~分かってないっす。

ΦωΦ

 

蒐集癖に気を付けよう。

ΘεΘ

 

場所を取るからね。

ΦωΦ

 

楽しそうだけど。

ΘεΘ